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CPU脆弱性問題は結局どうなのか [セキュリティ]

1月3日のニュースを発端に、主に業界を騒がせている例の問題。

「Spectre」と「Meltdown」と名付けられたこれらは、結局末端の消費者である我々にどのような影響があるのか。

情報収集の結果、あくまで消費者の視点で言えば「直近のセキュリティに関する影響は無い」と言える。

とはいえ近い将来起こり得る問題は依然として存在するし、対策が行われない機器が少なくないという問題も残るが、「Spectre」は攻撃を成功させるハードルが高い事や、「Meltdown」はOSやブラウザ等アプリケーション側の対策でも攻撃を防げるので、“少なくとも自分自身がアップデートを適切に行えば大した問題ではないように思える。
また、CPUの処理能力が低い製品の場合そもそもこの問題の根源である“投機実行”の機能が存在しない場合が多いため、IoT機器の場合この問題が最初から無い製品が大半であるように思う。

従って、“よほどの事が無い限り”、この問題が重大な影響を及ぼす前に問題が解決される可能性が高いと私は考えている。


となると、末端の消費者である我々にとって関心事となるのはセキュリティよりも“対策による処理能力の低下がどうなのか”という事だ。


まず私の場合、スマートフォンの「VAIO Phone A」はCPUにCortex-A53が使われる“Snapdragon 617”が採用されているので、投機実行の機能が無いためこの問題はまったく影響を受けない。

パソコンに関してはメインのRYZEN5 1600Xを使うパソコンは「Meltdown」の影響を受けない。「Spectre」の影響は一部受ける可能性が存在するが、ソフトウェアの修正による速度低下は「Meltdown」のそれよりも少ないため、実質ゼロらしい。

またサブPCのA8-3870KはCPUコアがPhenomⅡ系であるが、これもRYZENと同様に対策後の影響はほぼ無いようだ。

ああ、AMDで良かった。


というわけで私の所有するパソコンにはほぼ影響が無い今回の問題。

インターネットサービスプロバイダや各種買い物サイト及びG Mail等のメールサービスなどに使われるサーバーが対策をしてくれない場合には情報漏洩などの影響を受ける可能性があるが。

ひとまず安心かなあとは思うが、引き続き警戒はしようと思う。


なお、私と違いIntel製のCPUを使うパソコンや、VAIO Pone A以外のスマートフォンを使う方は、以下の情報を参考に自分の責任で判断しよう。


Meltdown
https://ja.wikipedia.org/wiki/Meltdown

Spectre
https://ja.wikipedia.org/wiki/Spectre


Googleが発見した「CPUの脆弱性」とは何なのか。ゲーマーに捧ぐ「正しく恐れる」その方法まとめ
http://www.4gamer.net/games/999/G999902/20180105085/



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Intel・AMD・ARM等のCPUに関する重大な問題 [セキュリティ]

昨日、私はこんな記事を書いた。

Intel製CPUの致命的問題が発覚
http://17inch.blog.so-net.ne.jp/2018-01-03

記事中で私は「AMDやARMなんかでも、発覚していないだけで潜在的に持っているのでは、と思う。」と書いたが、この懸念はやはり当たっていたようで、今日、様々なニュースサイトで一斉にこの問題に関するニュースが記事となっている。


Intel製CPUに内在する脆弱性問題の根は深く「すべてのプロセッサが
安全性と高速性を両立できない問題を抱える」との指摘
https://gigazine.net/news/20180104-meltdown-spectre/

Intel、AMD、ARMなどのCPUに深刻な脆弱性、影響を巡る報道で混乱広がる
https://news.mynavi.jp/article/20180104-567288/

Intel、プロセッサ脆弱性はAMDやARMにもあり、対策で協力中と説明
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1801/04/news009.html

プロセッサ脆弱性「Meltdown」と「Spectre」のまとめサイト開設
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1801/04/news010.html

CPUに脆弱性発見、機密データ漏えいの恐れ 業界全体で対応
http://www.afpbb.com/articles/-/3157363


以上、他にも色々あると思うが、内容は大体同じだろうと思う。


まあ細かい内容はさておき、無知な一般の消費者である我々に出来る対策は何があるのか。


それは情報収集と専門家により公開された対策を実行する事。

具体的にはソフトウェアのアップデートだ。


デスクトップやノートパソコンで動作するWindowsならば、Microsoftより提供されるアップデートパッチをインストールする。その他のOSも同様に、OSを提供する組織からアップデートパッチを受け取ってインストールすればいい。


スマートフォンの場合もWindowsなどと同様だが、こちらの場合は対策されない端末が非常に多いと思われる。
一部のメーカー及び機種に限られるとは思うが、アップデートが提供されたら出来るだけ早くアップデートしよう。

そしてアップデートが提供されない端末を所有している人は、出来るだけ早く問題を解決した新しい端末に買い換えるしか方法は無い。


その他の、主にARM系CPUを搭載するIoT機器等は、やはりスマートフォン同様に新しいファームウェアが発表されるのを待ち、発表されたなら即座にアップデートをする。
しかしこれもアップデートが提供されるものは極一部のデバイスのみだと思う。
さらに、まともに管理されていないものがほとんどであるために、問題の解決は絶望的であると思われる。

となると、故障や入れ替えによる新しい機器との交換まで問題が放置されるケースが非常に多いと予想され、これが潜在的な問題となって残ると私は思う。


なお、この混乱に便乗して様々な詐欺等の犯罪が激増すると思われる。

日頃から情報収集と学ぶことを怠っていない人は騙される事が無いと思うが、そうでないひとは騙される可能性が高い。

今からでも遅くは無いので、情報収集と勉強を始めたほうがいい。


さらに、アップデートをしたら新たな問題(例えばパソコン等が壊れる)が発生する可能性もあるだろう。

アップデートする前に重要な情報をバックアップする事も忘れないようにしたい。


※1/5 追記

GIGAZINEに関係各社の対応をまとめた記事が出ている。

CPUに内在する脆弱性問題「メルトダウン」「スペクター」への各社の対応まとめ
https://gigazine.net/news/20180105-meltdown-spectre-security/


記事中に「Firefoxでは、報告された手法に類似した技術を用いて、個人情報を実際に盗み取ることが可能であることを確認。対策を施した「Firefox 57.0.4」をリリースしました。」とあるので、水面下ではすでに影響が出ている可能性があるので注意。


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Intel製CPUの致命的問題が発覚 [セキュリティ]

あけましておめでとうございます。

大しておもしろくもない記事ばかりかと思いますが、興味を持って訪れてくれる方々、どうか今年もヨロシク。


とまぁ新しい一年を迎え、心機一転と行きたいところだが、心機一転しようがしまいが変わることの無い現実に埋没する毎日ではそれも意味がない。

何故なら、この現実の中で生きていく為に最も必要なことが“努力の継続と忍耐”(ひらたくいえば悪足掻き)くらいしか無いからだ。

つまり心機一転などというものは気休め程度の効果しか無いのであるが、本当に苦しいからこそ気休め程度でも何か欲しいと思うのかもしれない。


というわけで新年早々つまらない現実を一つ。


Intelのプロセッサチップに根本的な設計上の欠陥が発覚
https://gigazine.net/news/20180103-intel-processor-design-flaw/

記事によると、少なくとも現在稼動する全てのIntel製CPUを搭載するコンピュータが影響を受けるようだが、その影響の範囲と深刻度は、私の知識と経験では計り知れない。

理由は影響の範囲が広すぎ、また、問題が現実の被害を発生する条件がいまのところあいまいにしか私に理解出来ていないからだ。

だが、もしこの問題を利用して利益を得る方法が確立されたならば、問題を修正していないあらゆるコンピュータは、情報漏えいや乗っ取りなどされ放題になるだろう、程度の予測は出来る。

この問題から逃れるにはOSの根幹に関わる部分に修正が必要で、これはコンピュータの処理能力に少なくない重荷となるため、性能低下が免れないという事だが、さもなければ問題を解決したCPUに交換するしか方法が無いというのだから、一般の消費者には事実上逃げ道が無い。


折角の正月なのに、現実という輩は現実逃避さえさせてくれないのか。

尤も、それは往々にして自分自身にも問題があるのだが。


それはともかく、この手の問題は例外なんてものを見た事が無い。

従って、AMDやARMなんかでも、発覚していないだけで潜在的に持っているのでは、と思う。


コンピュータに関わる問題は常に身近に存在し、生活に密着する技術であるがゆえに逃げることが適わない問題である。

心機一転というのなら、こうしたコンピュータセキュリティの問題に対する心構えをリセットし、慢心する事がないよう、初心を忘れずこれまで以上に情報収集と勉強に努めるべきであると思う。


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お粗末すぎるWindows10の顔認証 [セキュリティ]


Windows 10の顔認証機能は赤外線写真の低解像度カラーコピーでだませることが判明
https://gigazine.net/news/20171222-windows-10-facial-recognition-bypassed-with-photo/


お粗末。

他に言葉はない。



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東芝のヘリウム充填HDD [ハードウェア]


先日私は「東芝の「MN06ACA10T」という記事を書いたが、翌日にこんなニュースが出ていた事に今頃気付いた。


世界初、CMR方式で記憶容量14TB を達成したニアラインHDDのサンプル出荷開始について
https://toshiba.semicon-storage.com/jp/company/news/news-topics/2017/12/storage-20171208-1.html


14TB一番乗りが東芝という事も驚きだが、それよりも突如としてそれまで無かった「ヘリウム充填型HDD」を東芝が出して来た事が一番驚いた。

記事の写真を見るとHGSTのヘリウム充填型HDDに似ている事から、WDつながりで技術の提供を受けているのだろうか。東芝もヘリウム充填型HDDの基礎研究くらいはしていたかもしれないが、実際の製品を作るとなると別だろうから、ヘリウムをあらゆる条件で閉じ込める事が出来る“筐体”はHGSTのものを流用し、中身は自前である気がする。(ちなみにSeagateはネジ止めのフタでヘリウムを閉じ込める事が出来なかったので溶接している)

その中身については、これも驚きの“プラッタ9枚”
2.5inchのHDDで培ったノウハウにより実現したのだろうか。


私の場合当分はこんな大容量のハードディスクなど不要ではあるが、ハイエンドの容量が増える事で下位のハードディスクも容量が増えて低価格化していくので、こういう事は無関係ではない。

私の望みとしては、2.5inchの9.5mm厚で10TBのハードディスクが2万円程度で出ればいいなあ。と思っているが、それは何時になるのだろうか。


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USB HDDがマウントされない [トラブル]

先日私のメインPCにインストールされたParagon Hard Disk Manager 16 Basic(以下HDM16b) を使って、とあるパソコンのシステムドライブのバックアップを取っていた時の事。

HDM16bがフリーズしたので仕方なくタスクマネージャーから強制終了させると、それ以後メインPCでUSB HDDが自動でマウントされなくなってしまった。


具体的な現象は、通常パソコンにUSBのハードディスクを接続すると、自動で認識した後にドライブレター(CとかDとか)が割り当てられ、マウントされる。それが、認識までするがドライブレターが割り当てられないため、いちいち“ディスクの管理”を開いて手動でドライブレターを割り当てないと、エクスプローラーに出てこなくなってしまったのだ。

このような経験は初めてであったし、USBメモリは問題なくドライブレターが割り当てられてマウントされるので、余計に混乱してしまった。


原因を探るにも、私に必要な知識は無い。またネットで検索するにも、どのようなキーワードが適切なのかわからず、あてずっぽうで色々試したが求める情報が出てこない。

そうこうする内にこの問題に構っていられなくなり、しばらくは不自由な思いをしながらそのまま使っていたのだが。

今日、やっと問題の原因と対処が書かれている情報源を検索で見つけ出すことが出来た。

探し当てた情報源はここだ。


Windows7でのリムーバブルドライブのドライブレター



ここに書かれている情報によると、Windowz7はDISKPARTでハードディスクの自動マウントを、有効と無効のどちらかに切り替えが出来るらしい。

そこで書かれている情報の通りにコマンドプロンプトを立ち上げ、DISKPARTを起動して必要なコマンド「automount enable」を打ち込むと、無事に元通り自動でマウントされるようになった。

ああ、これでディスクの管理からいちいち手でマウントさせる手間から開放される・・・


この問題、どうやらHDM16bがDISKPARTを使うのか内部で同等の操作をしているのか、バックアップなどの操作を実行する前後にディスクのマウントを制御しているのを強制終了で中途半端に終わらせたために起きたのだと思われる。(ちなみにその後HDM16bを何度使っても、元には戻らなかった)

それにしても今回利用したHDM16bだけでなく、過去に試したTrue ImageやMacrium Reflectなど、何故今時のバックアップソフトはこうも重くて不安定なのか(しかもやたらと使いにくい)。かつてフロッピーディスク1枚で動いていたNoton Ghostの事を考えれば、インストールに100MB以上も必要な現在のバックアップソフトの大きさが理解出来ない。無駄に大きなプログラムだから、動作が不安定になると思うのだが。

そしてEASEUSやAOMEIのような中国製バックアップソフトの方がはるかに軽く安定していて使いやすいという。
・・・だがそれでも中国製のソフトウェアなど怖くて使いたくない。



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東芝の「MN06ACA10T」 [ハードウェア]

東芝からヘリウム封入タイプではない、一般的なハードディスクで10TBのモデルが出た。

記憶容量10TBのNAS向け3.5型HDDのサンプル出荷開始について
https://toshiba.semicon-storage.com/jp/company/news/news-topics/2017/12/storage-20171205-1.html


この東芝からのニュース記事によると


従来からの空気ベースの構造で記憶容量10TBを達成しました。

とあり、また、

また新製品は、24時間稼動に対応しており、ワークロード[注5]年間180TB、平均故障時間(MTTF)[注6]は100万時間を有しており、さらに振動補正技術を採用し、NAS向けの信頼性を備えています。


と書かれている。

過去にそれまでの常識を破った容量8TBのハードディスクがSeagateから出たが、あれはSMRを使ったものであり、NASに入れると大抵はほどなく壊れるというシロモノだったが、これは最初からSMRではなくNASでの使用を前提とした高耐久性モデル。
ちなみに現在SMRを使わない8TBの通常タイプハードディスクは東芝とSeagateから出ている。

プラッタ構成は1.66TBタイプを6枚と想像するが、これで7200 r.p.m.のプラッタ回転数とは。
技術の進歩はすごいものだ。


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他人の財布で [セキュリティ]


“顔パスで乗車”、上海の地下鉄が率先して採用
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/yajiuma/1095207.html

中国ではスマートフォンを使った電子決済が普通になりつつあるが、今後顔認証による電子決済が普及する可能性が出てきた。


しかし顔認証はすでに簡単な方法で他人に成りすます方法が確立されている。

今のところはそれを公衆の面前で行う事は難しいかもしれないが、いずれそれも可能になるだろう。


従って、もしこれが実際の金銭支払いに適用されるようになれば、いずれ他人の財布で自由に買い物が出来るようになると思われる。


既存の生体認証技術はもう役に立たない?
http://17inch.blog.so-net.ne.jp/2017-11-28

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RISC-VはARMを駆逐出来るのか [ハードウェア]

最近オープンソースなRISC CPUのアーキテクチャである「RISC-V」(りすく・ふぁいぶ)なるものが盛り上がっているらしい。

海外で急激に盛り上がる新CPU命令アーキテクチャ「RISC-V」
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/kaigai/1094808.html


このCPUをわかりやすく一言で表現すると「第二のARM」という言い方が出来る。

ARMとの共通点を素人にわかりやすい表現で挙げると

・開発元から提供されるのはCPUの設計図(命令セットなど)のみ
・RISCというシンプルな命令セットを使うためにチップを小型化・省電力化しやすい
・基本設計が様々な用途に柔軟性を持つため、用途ごとの改造がやりやすい

私の理解ではこんなところか。

そして大きな違いはライセンスフリーかつロイヤリティフリーである事。
要するに設計図の使用料と、製品一個に対する利用料が無料なのだ。


この件に関して実際にこの手のCPUがどういった用途で使われているのかを考えると、現在ARMがほぼ独占している市場に対し非常に挑戦的なプロジェクトである。

また設計図が無料という事で開発費が抑えられ、また市場に流通する製品1個に対するロイヤリティーも無料となると、億単位で売れる商品の場合には億単位のコスト削減になるため、コスト面での競争力はARMと比較にならない。

となるとRISC-Vが主流になるためには機能面でARMと同等以上である必要があるが、少なくとも製造に関してはARMと同じものが使える以上計算能力が劣るとは考えにくく、また用途に特化した製品が作りやすい面を考えるとこの点でもARMと変わらないわけで、なんらかの圧力がかからない限りRISC-Vの成功は約束されたもののように思える。

何よりもメジャー所を含む多くの企業がRISC-Vを使った製品開発を始めている事から、RISC-Vは将来ARMを駆逐してしまう可能性を感じさせる。


まあ、色々と未知数であるRISC-Vであるが、一企業が開発するARMによるIoT機器用プロセッサの独占状態に危機感を身としては、オープンソースのRISC-Vが今後ARMを駆逐して欲しいと思う。


Western Digitalが次世代コンピューティングアーキテクチャ「RISC-V」の推進を加速
https://gigazine.net/news/20171129-western-digital-risc-v/

Hot Chips 29 - 業界初のオープンソースRISC CPUコア「RISC-V」
https://news.mynavi.jp/article/20171012-hotchips29_riscv/



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みんな知らない、USB Type-C [ハードウェア]

先日知人宅を訪れた時の事。

知人の一人が最近買ったばかりのスマートフォンを見せてくれた。
USBの端子は、Type-Cが付いている。

というわけで彼とUSB Type-Cについて話し合ったのだが、予想通り彼は何も知らなかった。

いや、正確に言えば少しばかりの知識はあった。それは、スマートフォンを買った店で店員から説明された内容だった。

だがその知識?とやらがあっても、彼は100円ショップのType-Cケーブルで問題ないだろうと考えていたし、充電器についてもDocomoショップで売っている“対応充電器”以外に何を買えばいいのかまったく理解はしていなかった。


幸いだったのは、彼自身自分の知識に自信をもっておらず、素直に私の話を聞くだけの度量も備えていた事だ。

おかげで彼は今後自信をもってUSB Type-Cのケーブルや充電器の選択が出来るようになるだろう。


恐らくこのケースは、大部分のスマートフォンユーザーに当てはまると思う。

生まれて初めてUSB Type-Cコネクタの付いた機器を購入した時、理解に必要な知識やその知識への理解が足りないために買った店の説明を十分に吸収出来ないと思われるからだ。

また客に説明をすべき立場の店員も、理解が足りない者が多数派を占めると思う。これは私自身過去に色々な家電や電話機を売る店で店員と話して得た結論で、自分が売っている商品に対するまともな知識がある店員がほとんどいないからだ。彼らの知識は良くてカタログに記載されている「言葉や数字」止まりで、その言葉や数字に対する理解は限りなくゼロに近い場合がほとんど。

もしそうでない店員に出会った経験がある人が居るとしたら、それは宝くじで一等を引いたようなものだと理解すべきだ。
(もちろん私は、そういう“十分な知識とその知識に対する理解を有する店員”に出会った事は何度もある。)


まあ、このような状況が現実であるので、知識以前に興味すら無い一般の消費者が、私自身USB Type-Cに関する規格の複雑きわまる事が原因で“勉強”と言うにふさわしい行動と時間の投資を必要とするこの問題を、本人すら十分な理解をしているとは言えない店員からの説明を聞いて理解出来るはずが無い。

であるために、このUSB Type-C規格は「策定者の主張する利便性と引き換えに別の不便を強いる」というシロモノになってしまったのでした。

終わり。


「Type-C=USB PD対応」ではない。高速充電には認証済みType-Cケーブルも必要
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1094286.html


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既存の生体認証技術はもう役に立たない? [セキュリティ]

コンピュータを用いた“鍵”という装置は、単純な電磁式ロックから暗証番号を入力するもの等、過去に色々と開発されてきた。その中でも究極の鍵と言われた“生体認証”。出た当初は個人の識別にこれ以上安全な方法は無いとまで言われたが、現在では指紋や虹彩による生体認証は破ろうと思えば比較的簡単に破られる事が実証されている。

そんな事があってなのか、それとも単に利便性を追求、或いはコストダウンのためなのか。
もしかすると単にデザイン上の理由かもしれないが

Appleの最新携帯端末である“iPhone X”は、目玉機能として顔認証「Face ID」を搭載した。Appleによれば、「Face ID」は人間の顔を3次元データとして取得する事で、極めて強力なセキュリティ機能を単に画面を覗き込むだけという簡単さで可能にする“はずだった”


3Dプリンター製マスクでiPhone Xの顔認証「Face ID」を突破するムービーが公開中
https://gigazine.net/news/20171128-iphonex-face-id-mask/


iPhone Xの「Face ID」は発売が始まる前から色々言われていて、販売が始まってすぐに似通った顔立ちの他人でもロックを解除出来る例がネット上のニュースになり、このニュースの後にはメガネや付け髭、ゴム製のマスクを被るなどの方法でも解除出来るという実証実験も行われて来た。

しかしこれらの方法は成功する確率が低く、また他人が任意にロックを解除する方法としては少々敷居が高い。

だが今回公表された方法は低コストかつより高い確率でロックを解除出来る方法だ。

監視カメラなどを使って顔の3Dデータを取得し、3Dプリンターで精巧なマスクを作るだけなのだから。


この方法は個人では依然敷居が高いとはいえ、費用的にやろうと思えば出来る程度のコストであるし、本格的にセキュリティを破ろうとする組織が相手ではなおさら、役に立たない事が実証されてしまったと言える。



こうした例からみても、既存の生体認証技術はもう役に立たないのかもしれない。




iPhone Xの顔認証機能「Face ID」でスマホをロック解除すべきではない理由
https://gigazine.net/news/20170914-unlock-phone-face-id/



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PRIME B350-PLUSのUEFI BIOSアップデート [ハードウェア]

先日ASUSの公式サイトを覗くと、PRIME B350-PLUSのUEFI BIOSの新しいバージョン(3203)がアップロードされていたのでダウンロードした。

変更内容はAGESA 1071の導入で新しいCPUに対応したらしい。

これは近い将来に出るはずの、デスクトップ版Raven ridgeに対応した、という事だろうか?
それとも12nmLPで製造が予定されている、改良型のRYZENだろうか。

どちらにしても当分CPUを交換するつもりは無いが。


そんなわけで、必要も無いのにアップデート。

再起動後以前ハマったUEFIブートの設定も間違いなく行って、無事にWindowz7も起動した。


毎回思うが、UEFI BIOSをアップデートした際に毎回私が変更した内容がリセットされる事を防ぐ手段はないものか。UEFIブートの設定もそうだが、メインメモリのクロックとアクセスタイミングやLED照明の設定等も変えているので、毎回直すのが面倒極まりない。

昔(Socket7やSlot1以前)ならば必要な設定は精々ジャンパやDipスイッチでの設定変更だけだったので、BIOSをアップデートしても何も面倒は無かったのだがなあ。


まあ必要も無いのに毎回UEFI BIOSのアップデートをしなければいいだけなのだが。



PRIME B350-PLUS BIOS & FIRMWARE
https://www.asus.com/us/Motherboards/PRIME-B350-PLUS/HelpDesk_BIOS/


PRIME B350-PLUSのUEFI bios更新でハマった話
http://17inch.blog.so-net.ne.jp/2017-09-25

PRIME B350-PLUS のUEFI BIOSのアップデート他
http://17inch.blog.so-net.ne.jp/2017-05-25



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指摘されたからやめるとは(以下略 [セキュリティ]

Androidは位置情報サービスをオフにしてSIMカードを抜いているユーザーでも追跡することができる
https://gigazine.net/news/20171122-android-send-location-data/

まあ、タイトル通り利用者が拒否しても無駄だった、というGoogleによる個人情報の無断取得。
今回は「位置情報」だけ、という事になっているが。


記事では事態が発覚した後にGoogleは「情報の送信をやめる」、と言ったらしいが、これは裏を返せば“バレなければ何やってもOK”という事の裏返しである。

従って、この手の「個人情報の無断収集」は当たり前であるという事。


もはや無法状態。

やったもん勝ちで誰かに迷惑かけても自分だけが得をすれば万事OKという世界。

ダメだこりゃ。


ところでFirefoxを古いバージョンのESRに戻した私は、現在とても幸せを感じている。

こう書くと色々と勘違いされそうだが、これは「Firefox 57によって利用したいアドオンがほとんど使えなくなってしまった」事がそれだけストレスになっていた、という事であり、別に他に楽しみが無いわけではない。

要はそれだけ、厳選したアドオンを利用し整備した環境の使い勝手が優秀すぎた、という事だ。

ただこれもあと6ヶ月ほどの猶予しか無いが。



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メインブラウザはFirefox ESR [ソフトウェア]

Firefox 57のアップデートが来てまだ1週間ほどだが、とうとう我慢出来なくなってメインブラウザをFirefox ESR(52.5.0)に変更した。

私にとってTab Mix PlusとUnMHT、そしてNoscriptが使えないのはあまりにも不便すぎる。


この三つの内NoscriptだけはFirefox 57への対応が予定されているが、残りの二つは無理かもしれない。

特にUnMHTは作者が開発をやめてしまった可能性があるので絶望的だ。

UnMHTのMozilla公式アドオンページには、悲鳴のようなコメントが多数書き込まれているが。


まあ、私はFirefox ESRに逃げたわけだが、これ(Firefox 52系ESR)もサポートは来年6月まで。
次のESRはいきなり59かららしい。

さてどうしたものか。


なお、現在Firefox 57を使っていて戻したいと考えている方は、一旦アンインストールしてからESRをインストールすればいい。
その後クリーンアップしてからアドオンを入れなおせばOKだ。



Firefoxが使い物にならなくなった
http://17inch.blog.so-net.ne.jp/2017-11-15

Firefox ESR
https://www.mozilla.jp/business/



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UEFIも所詮プログラム [ハードウェア]

2020年、ついにIntelのx86でDOSが動作しなくなる
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1092273.html

この記事によると、2020年までに従来のBIOSとの互換性を提供する“CSM”機能がUEFIより削除されるそうだ。

私は今でもDosを使うので、これは困る。


記事では「OSのインストールやリカバリといったすべての環境が、UEFIによるセキュアブートの環境下で行なわれ、ユーザー体験が向上。さまざまな製造用/メンテナンス用のツールも、DOSやBIOSに依存しなくなる。ネットワークブートも、UEFI下のPXEとHTTPSで行なわれるようになる。」と書かれているが、私はUEFIのこうした機能は便利かもしれないがセキュリティリスクも増えると考えている。

実際UEFIにはOSから書き込みが出来る領域があり、ここにウィルスを仕込むことでOSをクリーンインストールしても最初からウィルスに感染した状態にする事が可能。
従って、従来ウィルス駆除の有効な選択肢の一つだった“OSのクリーンインストール”が役に立たなくなる。これは当然、OSをインストールするHDDやSSDを新品に交換しても無意味だ。
そして実際、過去にこの問題は起きている。それもメーカーが新品で売っているパソコンで、だ。

一旦感染したら、UEFIからウィルスを駆除しないかぎり何度でも感染してしまう。

そういう類のウィルスは現実に存在するのだ。


それに結局のところ、UEFI自体にも脆弱性があるわけで、セキュアブートも完全ではない。
ウィルスの開発者はUEFIのバグを利用して、簡単に感染させる方法を確立するかもしれない。だがUEFIのアップデートはOSのように定期的に自動アップデートしないものがほとんどで、自動アップデート機能がある場合でもアップデートしたらパソコンが起動しなくなった、という事例も実際に発生している。

UEFIなら多機能で安全で、まるでバラ色の未来が待っているように言われるが、実際には現在のWindowz10みたいなものだと私にはそのようにしか思えない。

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Firefoxが使い物にならなくなった [ソフトウェア]

ついにFirefox 57が来た。

おかげで利用できるアドオンが“μBlock Origin”のみに。

私にとって、これでは使い物にならない。


これはもうメインブラウザをFirefox ESRにするしかないか。

後は一日も早く私が使用するアドオンがFirefox 57に対応する事を祈るのみ。


だがもしアドオンの対応が無く、そのままFirefox ESRのサポート期限が来てしまったらどうしよう。

まあ、古いバージョンのままでもなんとかなるか?

少なくとも“NoScript”無しよりはずっとマシかもしれない。


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Windows10でPIXUS iP4100のプリンタドライバを入れる [ハードウェア]

Windowzのアップデートで大きな障害となる事の一つに、プリンタドライバの互換性問題がある。

一般的に言えば、使用中のプリンターの新しいOS用ドライバがメーカーから出ない限り、新しいOSでそのプリンターを使うことが出来ない。

だがこの場合、古い環境で使用していたドライバーが新しいOSでも動作すれば、保証は無いが一応は使える事になる。


というわけで今回、Windowz10でキヤノン製の“PIXUS iP4100”の動作検証を行った。


このiP4100、発売されたのが2004年とかなり古く、メーカーのサポートはWindowz7まで。Windowz10のドライバなど当然無い。しかもキヤノンからダウンロード出来るのはWindowz XP用までしかない。Windowz7のドライバサポートは、OSに標準で入っているドライバによるものなのだ。

そこでWindowz7用のドライバをiP4100が動作しているWindowz7のパソコンから抽出し、Windowz10のパソコンにインストールしてみた。


手順は以下の通り。


1.Double Driver というソフトウェアを使い、プリンタドライバを抽出する。

  a. Double Driver を起動して「Scan Current System」ボタンをクリック
  b. iP4100 のみチェックが入っている状態にして、「Backup Now」ボタンをクリック
ip4100_01.png
  c. 適当なフォルダを指示して「OK」をクリックする
ip4100_02.png
  d. infファイルがoemxx.inf(xxは数字)になっているので“prnca00l.inf”に修正
  e. restore.ini は削除する

2.1で保存したドライバをWindowz10のパソコンにコピーする

3.プリンターをUSBで接続する

4.スタートボタンから「設定」→「デバイス」→「プリンターとスキャナー」と開く

5.「プリンターまたはスキャナーを追加します」をクリック

6.しばらく待つと「プリンターが一覧にない場合」と出るのでそこをクリック

7.プリンターの追加ウィンドウが開くので「ローカル プリンター又は(以下略)」を選択して「次へ」をクリック

8.プリンターポートの選択を「USBxxx(USBの仮想プリンターポート)」を選んで「次へ」をクリック

9.「プリンタードライバーのインストール」では「ディスク使用(H)...」をクリック

10.「フロッピー ディスクからインストール」で先ほどコピーしたドライバのフォルダを指定

11.プリンターのリストから「Canon Inkjet PIXUS iP4100」を選んで「次へ」をクリック

以上、後は適当に進めて、iP4100のドライバはインストール出来た。

仕上げはキヤノンのサポートページより「Canon IJ プリンタードライバー機能拡張モジュール Ver.1.10」をダウンロードしてインストール。これでiP4100のヘッドクリーニングや調整などが出来るユーティリティも使えるようになる。(全ての機能を試してはいないので、動作しない機能があるかもしれないが)

iP4100_w10.png

なお、必要なドライバはWindowsの32bit/64bitに合わせた物が必要なので間違えないように。ドライバの抽出も当然、Windowz10が32bitなら32bitのWindowz7、64bitなら64bitのWindowz7から抽出する必要がある。

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Win10 RS3とA12-9800Eのグラフィックドライバ [OS]

先月20日頃から知人のパソコンを組み立てている。

だが購入した部品を組み立て、Windowz10 Fall Creators Update(以下RS3)を新規インストールし、デバイスドライバを入れて、必要なアプリケーションソフトウェアのインストールと各種設定変更までは数日で出来たが、その後7日ほど作業が止まっていた。

何故7日も作業が止まったのか。

理由はCPUに選んだAMD製の「A12-9800E」に内蔵される、Radeon R7のグラフィックドライバがインストール出来なかったからだ。


RS3インストール後最初にチップセットとグラフィックドライバを入れたが、グラフィックのみ“Microsoft 基本ディスプレイ アダプター”のままで、無理に“Radeon R7”にすると青い画面が一瞬表示された後に再起動してしまう。

このため、ほぼ完成の状態であるにも関わらず、引渡しが出来なかった。


この状態から脱したのがつい先ほどの事。
色々調べて行く内に、どうやらAMDからもRS3に対応しないアナウンスが出ている事がわかり、さらにベータ版ではあるがRS3対応のドライバ(11/2の日付のもの)を見つける事が出来たからだ。


それにしても何故、こんな事が起きるのか。

デバイスドライバの互換性はOSの根幹に関わる部分のはずだが、そこに手が入ったからなのか、それとも単にOSのバグなのか。

こんなことでは非常に困るのだが、しかしWindowz10を使う以上こうしたトラブルを避けて通ることは不可能に思える。

このような事は以前から繰り返しこのブログに書いている気がするが、この件に関して根本的な対処の検討が必要だ。


I LIKE CHOPIN
http://17inch.blog.so-net.ne.jp/2017-10-30

Windows10のストア不具合
http://17inch.blog.so-net.ne.jp/2017-10-25





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ボクハブタデス [セキュリティ]


LG製お掃除ロボットに脆弱性、室内を覗き見可能
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1088845.html

IoTと称する“何か”が、ゴキブリのごとく繁殖しつつある昨今。

特に大したモンでもなく、益体も無いゴミが何故これほどまでに有難がられているのか私には理解出来ない。


可能性や利便性を説きつつもデメリットに一切言及しない業界と、一方でそれを真に受ける消費者。

豚舎でエサを撒く人とブタの構図にしか、私には見えない。だがこうしたコトが時として様々なイノベーションを生む事も事実で、私自身も豚舎で飼育されている一匹のブタである事を考えると、否定一辺倒というわけにもいかない。


が、私はただのブタで終わりたくはない。

そう思うからこそ客観的な視点でこうした事象を見て、何か問題があれば対処を考えようとも思う。

何もしなければただのブタであり、一方的に搾取されるだけでなく、人間性すらも失うことになるだろう。


今回ネタとして取り上げた記事のような事例は、今後IoT機器の普及と共に無限に増殖していく。

何も知らず、何も考えず、ただエサを食むだけのブタになりたくなければ、都合の悪い事実を無視しないようにするべきである。


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Raven Ridgeが正式発表された [ハードウェア]

もう数日前のことだが、AMDは2017年10月26日にZENコアを用いたAPU“Raven Ridge”を正式に発表した。

名称もコードネームの“Raven Ridge”や過去に発表された“Ryzen Mobile”ではなく、「Ryzen Processor with Radeon Vega Graphics」と長くて説明的な名称が正式らしいが、長すぎるので業界では今後も“Raven Ridge”が普通に使われるかもしれない。


この漸く正式発表(とはいえ発売はまだ先)された“Raven Ridge”、詳細についてはパソコン関係の各情報サイトなどで詳しく説明されているのでここでは省く。

おおまかな要点だけ書くと

・中身はZEN(CPU)+VEGA(グラフィックコア)
・当面TDP15Wのモバイル向け製品のみ出荷
・搭載される製品は今年末以降に登場するが、十分な供給は2018年以降

こんな感じか。

搭載するノートパソコンはしばらくの間は品不足で、デスクトップ向けは早くても春以降か。
ヘタすると来年春まで搭載ノートパソコン自体数が少なく、デスクトップ向けが出てもOEM供給優先で自作用部品としての販売は秋(2018年9月以降)まで待てとかなるかもしれない。


性能に関してはAMDが公表するベンチマークの数字を見る限り、過去のRYZENとVEGAの評価通りの高性能ぶりである。

大雑把に言えばデスクトップ向けRYZENとVEGAのスケールダウンなわけで、それをIntel製モバイルCPUと比較すればそれなりの結果になる事も当然と言える。
今までのBulldozer系コアを使ったAPUも実用上十分な性能を持ってはいたが、ベンチマークではIntelに及ばず、消費電力も多めであった事を考えると、まさに奇跡といえるほどの性能だ。

デスクトップ用ではIntelはRYZENを超える性能の新型CPUを出してきているが、モバイル向けに関してはこらからとはいえ、1年くらいの間はAMDが性能的優位な状況を維持できるかもしれない。これはZENコアの性能もさることながら、VEGAの存在が非常に大きい。


消費電力の問題については、グラフィックコア内蔵CPUの需要は大半がノート型パソコンのようなモバイル向けなので、省電力機能をベースとなったデスクトップ用RYZENとVEGAよりもかなり充実させている。これは消費電力が多くてモバイル向けへの転用に苦労した、Bulldozer系コアのAPU開発で培った技術が最大限に発揮され、またそれを発展させた結果だと思う。

TDPは15Wと、これまでのAPUでは難しい領域にいとも簡単に到達した感じがするが、全てのコアに100%の負荷をかければ恐らく50Wは下らない電力を消費するはずで、これは省電力機能を使って不要な電力消費を徹底的にカットする事で15WにまでTDPを下げているのだろう。Web閲覧や文書作成程度の用途では10Wを余裕で下回り、もしかすると5W以下にまで消費電力は下がるかもしれない。

ただし、こうした一般的なパソコン向けCPUの省電力機能は、現在高性能化と共に増大する消費電力自体を削減するようなものではない。だからターボモードのような動作周波数を上げるモードが動作する場合は、当然にそのまま消費電力と発熱量の増加という現象を引き起こす。もちろん“平均15W以下に発熱量を維持する”ために動作周波数を落としたり動作するコアを減らしたりしているものを、動作周波数を定格の上限(Ryzen 7 2700Uなら2.2GHz)まで上げたり休止状態から起こすだけでも消費電力は大きくハネ上がる。これは周辺IO(メモリやストレージ、USBやネットワークなど)も当然に含まれるだろう。とにかくあらゆる回路を、必要な時だけ電力を送り、動かすにしても必要最低限の電力で済むように調整しているわけだ。

このため、省電力機能は消費電力と発熱のバランスをコントロールしているだけ、という見方も出来る。実際にはCPUやGPUと周辺回路そのものをブロック単位で休止させる事でその部分の消費電力を限りなくゼロにまで落とす事までしているが、これは単に働いていない回路に電流が流れる事を遮断しているにすぎないので、全ての回路が働く必要に迫られれば相応の消費電力になってしまう。
特に性能に直結するCPUとGPUの各コアは、ひとたび動けば消費する電力が大きいためにあっという間にコアの温度が上昇する。するとTDPの枠内に収めるため、どうしても動作周波数を落とさざるを得ない。

従って、実際の製品では製品ごとに違う熱処理の優劣がそのままそのパソコンの性能に直結する。
アクティブヒートシンクも存在しない極端に薄いノートパソコンと、厚みに余裕があって排熱機能が充実したノートパソコンを比較すれば、同じ型番のRaven Ridegeを使っていても後者の方が誤差とはいえない差で高性能である事も起こり得る。

その代わりに、性能に拘らなければTDP15Wの省電力を生かした製品を作る事が可能というわけだ。
これは実際に製品を開発するメーカーにとっては大きなメリットといえないこともないが、消費者にとっては誤解を生みやすい要素かもしれない。

「同じCPUなのに、どうして自分のパソコンは性能が低いんだ!?」

という感じで。
まあこういう傾向は10年以上前のノートパソコンでも起こってはいた(一定の温度を超えると動作周波数が落ちる)が、制御が緻密になった分通常の使用状況での性能に違いが出るようになったと思えばいい。


というわけで、後半は話がCPU全般の省電力機能の話になってしまったが。

製造に使われる14LPP自体が元々省電力向けプロセスという事もあり、モバイル向けに調整しても意外と高性能だったRaven Ridge。

Intelのように全ての市場へ一斉に出荷が出来ないAMDの内情を考えると、自作市場への供給が後回しになるのは当然とも言える。だが供給量さえ増えれば自作市場にも出荷が始まるはずなので、出来るだけ早く増産体制が整うことを祈る。



参考にした記事:

ZEN+Vegaとなった「Ryzen Mobile」ファミリの詳細
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/kaigai/1087925.html

AMD,ノートPC向けの新世代APU「Ryzen Processor with Radeon Vega Graphics」発表。
http://www.4gamer.net/games/300/G030061/20171025016/

Ryzen MobileはTDP 15Wの投入を最優先
http://ascii.jp/elem/000/001/577/1577984/



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I LIKE CHOPIN [ハードウェア]

I LIKE CHOPIN。

InWIN製のIW-BQ696Sという型番で、愛称として“CHOPIN”と名付けられた小型PCケースは、私から見てガゼボの名曲“I LIKE CHOPIN”を思い出させるような、そんなデザインのPCケースだ。

もちろん中華圏でデザインされた製品に共通の「ガサツさ」もあって、大雑把な雰囲気はあってもあの名曲の繊細さとは程遠いものではある。そこのところ、所詮はパソコン組み立て用部品なのだ。


ベースとなっているモデルは「IW-BQ656/120N」で、ケース本体はおおよそ共通であり、違いはさらにその外側に取り付けられた3方側面を覆うアルミ板製のパネルと、左右の取り外し可能なカバーが新しいデザインとなっている。そのおかげで「IW-BQ656/120N」では可能だった光学ドライブ搭載が不可能であり、プレミアムとして電源が80+認証無しの120Wから80+Bronze認証の150W電源に変わっている。


まあそんなワケで現在組み立て中の小型パソコンの写真が以下だ。
cp01.jpg
cp02.jpg
写真では見る事が出来ないが、メインボード裏にM2.SATA接続のSSDを取り付けている。

この手のMini-ITXケースは配線の取り回しがとても面倒で、上手にまとめないとメンテナンスしにくくなるし、なにより見栄えが非常に悪い。また無用のトラブルを防ぐためにも配線の取り回しには細心の注意を払う必要がある。

とりあえず組んで動かした感想は、おおむね「IW-BQ656/120N」と同じ。
150Wに強化された電源も非常に静かで、CPUの冷却ファンの音を抑えるとほぼ無音に近い。もちろん環境騒音が極めて低ければ音は聞こえるが。


今回はこのケースを使って組み立てるに当たり、Socket AM4のBIOSTAR製「X350GTN」に、現在Socket AM4対応APUとして唯一の選択肢であるBristol Ridgeを使ったA12-9800Eを組み合わせている。この組み合わせは非常に不本意であるが、現時点で他にSocket AM4対応のグラフィックコア内蔵のCPUがAMDに存在しないのだから仕方が無い。

Raven Ridgeのデスクトップ版が早く出て欲しいものだ。

ただ性能的には小型パソコンとして十分満足出来るものがある。
元々モバイル向けのコアをデスクトップ向けに転用しているので消費電力が低く、TDPが35WということもあってAPUとしてフルスペックのグラフィックコアを内蔵しながら熱問題は心配ないと思える。少なくとも、発熱に関しては体感で問題になるほどのものは感じられなかった。


というわけで途中からBristol Ridgeの話になってしまったが、デザイン・組み立てやすさ・電源容量・2.5inchドライブ2基搭載可能の拡張性と、良いところが多いIW-BQ696S“CHOPIN”。
価格も1万円そこそこでけっして高くは無いので、Mini-ITXで小型パソコンを組む時のケースとして有力な選択肢の一つになると思う。


IN WIN IW-BQ696S“CHOPIN”
https://www.in-win.com/ja/gaming-chassis/Chopin

IN WIN IW-BQ656 その1
http://17inch.blog.so-net.ne.jp/2014-02-27

IW-BQ656 その2
http://17inch.blog.so-net.ne.jp/2014-03-01-1

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Windows10のストア不具合 [OS]


現在私は、知人に依頼されたPCの作成を行っている。

OSはWindowz 10 Professionalを選んだのだが、インストール後にFall Creators Update(以下RS3)を導入したところ、ストアを起動させると


問題が発生しました
マニフェストで不明なレイアウト が指定さています


と出て、ストアが正常に表示されない。

アプリの自動更新を切りたいのだが、これでは不可能。

そこでネットで検索してみると色々情報が見付かったが、Power Shellを使う方法は失敗で、問題を解決出来なかった。
(それどころか消した標準アプリが全部復活するので注意!)


そこでさらに探すとこんなサイトに辿り着いた。


“Unknown layout specified in manifest” error takes down Windows Store for Insiders (with possible solution)
https://mspoweruser.com/unknown-layout-specified-manifest-error-takes-windows-store-insiders-possible-solution/


どうやら「アプリと機能」から“リセット”という機能を使う事で解決出来るらしい。


というわけで私は以下のように操作した。


1.デスクトップ画面左下の“田アイコン(スタートボタン)”をクリック
2.ギザギザアイコンの“設定”をクリック
3.設定画面で“アプリ”と書かれたアイコンをクリック
4.“アプリと機能”を下にスクロールして「ストア」をクリックし、“詳細オプション”をクリック
store_x1.png
5.「ストア」の詳細オプションが開くと“リセット”ボタンがあるので、これをクリック
store_x2.png

以上。

リセットが終了したら不要なウインドウを閉じて、再度ストアを起動させると問題なく起動した。


ちなみに私の2nd PCも確認すると、同様の症状が。
RS3をインストールした直後は問題無かったので、インストール後のアップデートで問題が起きたのか。
ストアなど一切使わないので、「アプリの自動更新」を切った後触らないから気付かなかった。

そこでこちらも同じ操作でストアをリセットすると問題は解決した。


それにしてもWindowz10は本当にトラブルが多い。
今の所致命的ではないが、テキストエディタを終了するとたまに異常終了するし、ファイル名を変えようとするとマウスのアイコンが一瞬ビジー状態を示す円が回転する表示になって、次の瞬間元に戻るとファイル名上に出たはずのカーソルが消えてファイル名の変更が出来ない、という事が起きる。これを何度も繰り返すとその内に症状が落ち着いてファイル名を変更出来るようになるが。

パソコンを仕事の道具として使う場合、こうしたバグが多数存在するというのは致命的だ。

Micro$oftはバグの問題に対し、主に企業向けの機能としてWindowz10リリース後アップデートを先延ばしにするなどいくつかの対策を行っているが、正直なところ毎月のアップデートに加え半年に一度の大規模アップデートにまつわるトラブルのおかげで、Windowz7と比べるとかなり生産性が落ちたと感じる。

何故ならパソコンのメンテナンスに必要な時間が激増したからだ。


ふと思ったが、Micro$oftはわざと問題を増やして仕事を作っているのか!?

こうすればMicro$oftや一部の業者は仕事が増えて儲かるのかもしれない。

だがそのおかげで社内に専属のサポートを持つ会社はサポートの負担が増えて大変だろうし、外部に委託する会社は業務の生産性が落ちて残業が増えてたりしているのではないだろうか。




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Windows 10 Fall Creators Update 変更点・不具合 [OS]

変更点については以下のリンク先を見ると良い。

Windows 10のメジャーアップデート「Fall Creators Update」で何が変わったのか?
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1710/20/news033.html


「Redstone 3」アップデート対応版!! すべてが分かるWindows 10大百科
http://news.mynavi.jp/special/2017/windows10fallcreators/


【特集】~インストールから設定・活用まで~ すべてが分かるWindows 10大百科
http://news.mynavi.jp/special/2015/windows10/



不具合については私がちょっと調べただけであまりにも多くの不具合が出ている事がわかった。

そして私の環境(A8-3870 + Asrock A75M-ITX)で不具合が無いので、この記事に詳細を書く気にならない。

大雑把に書くと


・ウイルスバスターをインストールした環境でアップグレード出来ない
 (対策のパッチは提供されている)

・省電力関係の機能が対応しないハードウェアが動作しない

・Windowz10の標準機能で作ったバックアップが正常に動作しない

・一部のノートパソコンでスリープから復帰しないなどのトラブルが出る

・その他環境に依存する不具合多数


という事で、不幸にも不具合が発生した場合には適切なキーワードで対策を検索しよう。

そして対策が無ければあきらめるしかない。


まあ、特にアップデートする必要がなければ、情報が出揃うまで何ヶ月か待った方がいい。

自動でアップデートが配信された場合にはキャンセルする事も検討した方が良いくらいだ。



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マイクロ波アシスト記録のハードディスク [ハードウェア]


WD、2025年までに40TB超のHDDを実現へ
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1086000.html


この記事によると、米Westen Digital(以下WD)は「マイクロ波アシスト記録(以下MAMR)」を採用した新型ハードディスクを2019年に製品化し、2025年までに40TB以上のHDDを実現できると発表したらしい。


以前私はパソコン用ハードディスク大容量化の歴史などという記事を書いたが、当時私が調べた時はMAMRという技術の存在に気付かなかった。今回改めて調べると、少なくとも2010年頃からいくつも記事がネット上に上がっているようで、私自身の勉強不足が恥ずかしい。(※MAMRについて調べる過程で他にも私が知らなかった技術が色々発見できた事がうれしい)

次世代超高密度HDDに向けたマイクロ波アシスト記録の基本技術を開発
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2010/11/1105.html

ところでMAMRとは大雑把に言うと、「磁化反転しにくい強力な磁石に磁気的な振動(高周波磁界)を与えて磁化反転しやすくする」という技術のようだ。

これに対し以前記事に書いた「熱アシスト記録(以下TAMR)」は、熱で磁化反転しやすくする。TAMRは2015年にTDKが2016年中に製品化という発表を行っていたと記憶しているが、2017年現在TAMRを使ったハードディスクが製品化されたという話は聞かない。一体どうしたのかと思っていたのだが、今回見つけた記事によると材料や信頼性に課題があるらしく、製品化に当たってこれらを低コストで解決する方法が確立されていないのではないかと思われる。

この点MAMRは材料に関して従来の技術のまま応用が可能なのか。
イメージ的には熱よりも高周波磁界の方が材料にやさしい感じはする。


なんにせよ、これまでいくつかのハードディスク大容量化技術が出ていたが、垂直磁気記録と同レベルの画期的な技術が実用化されるのは久しぶりだ。これに近い技術としてはプラッタ(ハードディスク内部の円盤)の限界枚数を引き上げたヘリウム封入型ハードディスクがあるが、こちらは記録密度を上げる事とはかなり意味が違う。

この技術は製品の販売が始まったとしても当面は業務用の製品に限られるだろうが、一般向けにも普及すれば二桁テラバイトのハードディスクが当たり前になる時代も来る事だろう。
2.5インチで厚さ7mmのハードディスクが10テラバイトなんていうのも、数年内に出てくるかもしれない。


参考:

マイクロ波で超高密度記録を狙う次世代HDD技術
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/582232.html

限界と常に闘い続けるHDDの記録密度向上技術
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/582047.html

新しい高密度記録技術─エネルギーアシスト磁気記録媒体
http://www.fujielectric.co.jp/about/company/jihou_2010/pdf/83-04/FEJ-83-04-257-2010.pdf

ハードディスクの高密度化を実現する多層磁気記録に関する新技術を実証
https://www.toshiba.co.jp/rdc/detail/1507_01.htm



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WiFiの脆弱性問題 [セキュリティ]

最近無線LAN(WiFi)の脆弱性問題が発覚して話題となっているようだ。


Wi-Fiを暗号化するWPA2に脆弱性発見
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1086255.html

あらゆる端末が影響を受けるWi-Fiの脆弱性はパッチ対応可能
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1086388.html


この問題の大半はいわゆる“子機”が対象であり、“親機”である無線LAN機能を持つルーターなどは一部例外を省き対象外である。

つまり無線LAN機能を持つパソコン、プリンター等の周辺機器、スマートフォン等のモバイル端末、IoT家電など、あらゆる無線LAN機能を持つ端末がその対象となる。

対策方法は記事にあるように、対策パッチが施されたファームウェアにアップデートする事だ。
だが、アップデートのサポートが事実上存在しない端末や、端末の所有者がアップデートをしないケースを考えると、世界中に存在する端末の大半が未対策のまま使われ続ける事になると思う。

こうした事を踏まえて考えると、一般の消費者は「可能ならファームウェアのアップデートをする」「対策できないスマートフォンなどは公共無線LANを可能な限り使わない」「安価な端末は対策済みの端末に買い替える」などの対策が出来るが、これは端末の所有者がこの問題と対策について知識がある場合に限られる。
この脆弱性を利用した犯罪の被害に遭いたくなければ、自ら学び自衛するしかない。

※ただし未対策の端末も永遠に使われ続けるわけではない。何時か壊れたり交換される日が来れば、次第に未対策の端末は減って行くだろう。


まあ、それ以前にセキュリティが“ザル”の無線LANルーターが約4割と言われる日本国内事情を考えれば、まずはそっちを対策しないとダメだろう。

日本のルータ4割に脆弱性、のっとりも容易
http://news.mynavi.jp/articles/2017/10/15/iot/


IoTの夢が青写真通りに実現する日は遠い。というか永遠に来ないかもしれない。


10/19追記

Wi-Fiを脅かす脆弱性「KRACK」、各社の対応状況は
https://japan.cnet.com/article/35108863/

上記リンク先の記事通り、Windows 7/8.1/10は2017年10月のWindows updateで対策済み。他はLinuxの一部のディストリビューションが対応済みで、他はほとんどがこれから対応予定のようだ。


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Windows 10 Fall Creators Updateを入れてみた [OS]

「Windowz 10 Fall Creators Update」(以下RS3)が10月17日、一般向けにリリースされるそうな。

Windows 10「Fall Creators Update」が完成
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1710/13/news089.html

私はこのニュースを見て、正式なリリースよりも一足早くMicro$oftからインストールイメージをダウンロードし、自分の2nd PCで動作しているWindowz10 RS2(以下RS2)をアップグレードしてみた。

rs3_01.png
「Fall Creators Update」の内部バージョンは「1709」。ビルドは16299.15。


だがこの件について私に不幸な出来事が発生した。

アップグレード中とアップグレード後にいくつか保存したスクリーンショットと共に、今日ここに記事を書く為に書きとめたメモの全てを紛失したのだ。最近あまりにも物忘れが酷く、気付いたらどこに置いたのか忘れていて、そのまま見つけ出すことが出来なかった。もちろん、メモの内容などほとんど忘れていて思い出す事など不可能だ。


というわけで今わかる事だけ書いていく。

既存のアプリケーションについての互換性は、RS2で動くものはとりあえず問題なさそうだ。Micro$oftはWindowz10のリリース後一貫してソフトウェアの互換性問題に取り組んでいるらしいから、一応はその成果が出ているという事か。
だが細かなバグはあるようで、私がスクリーンショットの保存に使う“ペイント”が終了時にエラーで落ちる。
ペイントは元々RS3では入っていないもので、RS2にあったのがそのまま使われていると思われる。それが関係しているのかもしれない。

rs3_02.png

まあ、Windowz10がバグ山盛りのOSである事は今に始まった事ではない。
この程度はWindowz10の常識として些細な問題。Windowz10のバグが致命的な問題になるならば、Windowz10を使わないという選択しかあるまい。


次は上書きアップグレードした場合のプライバシー設定について。
過去の大型アップデートではユーザーが設定したプライバシー関係の設定が戻される事も少なくなかったが、今回はストアアプリの自動アップデートと他にいくつかあったくらいで、以前よりも再設定の手間が減った。
とはいえ設定が戻されていないか全てチェックする手間は変わりないが。

次は“People”というアプリケーションがタスクバーに表示されるようになった事が気になる。
今まで使っていないどころかPower Shellを使って強制アンインストールまでしていたものがこうして目に付く場所にあるなど、私には許容できない変更だ。しかも今回はPower Shellでもアンインストールでエラーが出て消すことが出来ない。とはいえ、アンインストールを試みる事でタスクバーからアイコンだけは消えた。
まあこれで許しておこう。
他にもいくつか新しいアプリケーションや、既存のプリインストールされるアプリケーションが復活したが、これらも全てPowe Shellでアンインストールしてやった。
要らないものは要らないのだ。
またこれに伴ってサービスやら常駐のタスクが増えているので、これらも全部無効にした。
ただでさえ重いWindowz10である。
これ以上重くされたら気分が悪くて仕方がない。

最後はIME。
しばらくあちこち触っていたら、「誤変換の送信」がどうとかいうメッセージが出るのでIMEのプロパティを開くと、テキストの変換をした時にその情報をMicro$oftかどこかのサーバーに送る設定があるようだった。
こんな設定も当然にOFF。さらに、hostsファイルにテレメトリ関係のアドレスを登録して通信を遮断し、万が一裏で情報を送っていても問題無いようにする。
個人でこの設定を変える必要性はあくまで気分の問題だが、国家や行政機関、企業などでは機密に関わる事なので必ずこうした対策は必要だと思う。


というわけで。

RS3は普通に使う分には普通に使えると思う。
ただし、今月のWindowz updateでRS2以前のWindowz10が起動出来なくなるトラブルがある(私はRS3を入れるつもりだったのでアップデートしなかった)ようで、こうしたトラブルが非常に多いWindowz10の事である、RS3へのアップグレードでも何一つ安心できる要素はない。

Windows 10の10月分パッチで正常起動しない不具合
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1085688.html
緊急のセキュリティホール修正があり、Micro$oftも至急のアップデートを呼びかけているにも関わらずこの始末である。

もしRS3へのアップグレードを検討している(とはいえ一般ユーザーは強制だが)方には、自分のパソコンがゴミになる事を前提で大切なデータのバックアップや、2台目のパソコンを用意しておくなどの対策を強く推奨する。



Windowsから「ペイント」が消える日
http://17inch.blog.so-net.ne.jp/2017-07-26

MS-IMEの改悪で感じた事
http://17inch.blog.so-net.ne.jp/2017-04-27

W10 CUインストール
http://17inch.blog.so-net.ne.jp/2017-04-05

正気の沙汰ではない、Windows10
http://17inch.blog.so-net.ne.jp/2016-12-01-1

Windows10のトラブル2
http://17inch.blog.so-net.ne.jp/2016-10-16

Windows10のよくあるトラブル
http://17inch.blog.so-net.ne.jp/2016-10-12

Winsows10 のアップデートで、またトラブル
http://17inch.blog.so-net.ne.jp/2016-10-03

危険すぎるWindows10 RS1
http://17inch.blog.so-net.ne.jp/2016-08-17

Windows10 Anniversary Updateを入れた
http://17inch.blog.so-net.ne.jp/2016-08-04-1

Windowz10 カスタマイズ内容 その1
http://17inch.blog.so-net.ne.jp/2016-07-01

Windowz10へアップグレード後にファイルが消える問題への対処
http://17inch.blog.so-net.ne.jp/2016-06-17

Windiows10を如何に使うかを考える
http://17inch.blog.so-net.ne.jp/2016-02-05-1

いまさらのWindows 10のプライバシー問題
http://17inch.blog.so-net.ne.jp/2016-01-08

Windows10 は不具合の百貨店である
http://17inch.blog.so-net.ne.jp/2015-11-29




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安全ってなんだ? [セキュリティ]

マルウェア感染メールの割合が6カ月連続増加
http://www.security-next.com/086523

相変わらずコンピュータセキュリティの脅威は拡大の一途をたどっている今日この頃。

アメリカではロシア製のセキュリティソフトがハッキングに利用され、国家安全保障局の情報が盗まれたとか。

・・・まあ、ロシア製ですから。


一般人の我々が直接狙われる事は確率的にそれほど高くはないとはいえ、不特定多数を狙う攻撃には日常的に遭っているワケで、今日何も無かったからといって明日もそうだとは限らない。


注意は怠らない事だ。


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Zen+について [ハードウェア]


最近12LP(12nmLP)といわれるプロセスを使った新しいZenについての情報が色々出回っている。

一部を省き噂の域を出ない情報が多いが、信憑性のありそうな情報をまとめるとこんな感じである。


・来年2月と3月に改良された新しいZenコアを使った新RYZENが出る
・これらはPinnacle Ridgeといい、過去Zen+とされていたモノ
・新しいRYZENは12LPで製造される
・改良の内容はIPCの向上と動作周波数の向上


以上。

Zen+については過去、改良された14LPP(14LPP+)で製造されると言われていた。
が、最近の話では12LPという新しいプロセスで製造されるようである。

Zen+が14nmではなく12nmと微細化されたプロセスで製造される事に変更された理由はなんだろうか。

私の個人的な想像だが、これは2018年末までには出す予定だった7nmプロセスが間に合わない事が確定したのだろう。また、14LPPではこれ以上の改良をしても動作周波数が上げられない可能性も考えられる。

いずれにせよ、AMDは恐らくこうした事態を想定して12nmプロセスをバックアップとして平行開発していたと思われる。(それとも単に14LPPの改良=12LPという事だったのかも?)


とういうわけでまだこれらの情報は確たるものではないが、来年2月に出るZen+は、12LPの出来によっては7nmプロセスによるZen2までのつなぎとしては14LPP+よりも良いのではないかと私は勝手に思ったりしている。



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Firebugが使えなくなって困った [ソフトウェア]

今日、私の使っているFirefoxがバージョンアップし、56.0になった。

自動更新をONにしているのでこれはいつものアップデート。

だが、アップデートと同時に“Firebug”が使えなくなった。


FirebugはhtmlやJava scriptなどの編集が可能な、古いデバッガだ。

現在はFirefoxの開発ツールに統合されているために新しいバージョンが出ないのだが、少し前からFirefoxの57.0よりFirefoxの新しい仕様に対応していない従来のアドオンが全て使えなくなるというアナウンスがあった。今回の56.0のアップデートで古いアドオン切捨ての一部が来た形だ。

おかげで今、非常に困っている。
理由は最新のFirebugとも言えるFirefoxの開発ツールが、私にとって非常に使いづらいためだ。

私はWeb上の記事をローカルに保存するためのHTMLソースの改変にしか使用していないのだが、FirebugだとHTMLソースの編集でテキストエディタのようなコピー&ペーストが可能なのに、開発ツールではそれが非常に制限された使い方しか出来ない。


とりあえずFirebugのためだけに古いFirefoxの環境を作っておくしかないか。


10/17追記

古いFirefoxは以下を使っている。

Firefox ESR(現在の環境に上書きする場合)
https://www.mozilla.jp/business/

Firefox ESR, Portable Edition (現在の環境とは別にインストールする場合)
https://portableapps.com/apps/internet/firefox-portable-esr




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DDR4メモリはこう選ぶ [ハードウェア]

今日、AKIBA PC HOTLINEの記事にこんなものを見つけた。

DDR4メモリの“本当の性能”をあらゆる角度から徹底的に検証してみた
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/sp/1083431.html


この記事は非常に勉強になる。興味がある方は是非読むべき。

とはいえ記事は結構長く、人によっては理解が難しい場合もあるだろう。

というわけで要点だけ簡潔に書くとこうなる。


・DDR4メモリは高クロック品ほど性能が高い(あたりまえか)
・DDR4メモリはレイテンシ削減の効果が意外と高い(1クロック削減で数%高速になる)
・DDR4メモリはシングルランクよりデュアルランクの方が高速(モジュール内でインターリーブが働くため)
・DDR4-2133とDDR4-2666の性能差は、人によっては誤差レベルでしかない(DDR4-2133でも十部に高速なため)

というわけで、特に性能に拘らなければ何を買っても問題ない、安定して動いてくれさえすれば。

1秒を争うような使い方だと、出来るだけ高クロックでレイテンシが低い物が良いが、さらに拘るならば同じクロック・同じレイテンシでの比較だとシングルランクよりデュアルランクの方が良い。ただしオーバークロックするような場合にはより高クロックで動くほうが重要なので、シングルランクで回せるだけ回すほうが良い。

最後に、Windowz10を使う場合合計8GB以上のメモリを使うほうがOSの性能を引き出せるようだ。
これは当然64bit版のWindowz10に限った話。

まあほとんどの人は何も考えずシステムに適合した動作クロックで、必要な容量のメモリモジュールを2枚組で使えば十分だろう。だから4GBモジュール2枚か、8GBモジュール2枚で買えばいい。

定格動作で最も高性能な組み合わせが必要ならDDR4-2666の16GBモジュール2枚組だ。

オーバークロックするなら8GBモジュールの2枚組で最も高性能な表示のもの。後は当たりを引くまで色々買って試す。

64GB欲しいなら16GBモジュール4枚の組み合わせになるが、この時2666で動かない場合がある事を考慮に入れておく必要がある。今のところは。(将来はどんな環境でも問題ないかもしれない)


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