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Windows10 は不具合の百貨店である [OS]

去る11月14日に鳴り物入りで登場し、私自身も即メディアクリエイションツールでインストール用USBメモリーを作成してアップグレードした「Build 10586」ことWindowz10 TH2(以下TH2)。

このTH2、登場直後に出回った各方面の記事ではおおむね好評で、特にトラブルの報告は無かったと記憶している。

だがしばらくするとメディアクリエイションツールで作成できるインストールイメージはBuild 10240、つまり7月29日より提供が始まった初期のバージョンに戻ってしまった。(この間Windows updateでの提供も止まっていた模様。)その後11月25日以降にダウンロードされたものからTH2に再度差し換わったが、その間に様々な問題が報告されている。

その問題とは一言で言えばバグだ。
TH2に含まれる多くのバグによって様々な問題が発生しているのだ。


これらの問題について、最新の記事ではこんなものがある。

Windows 10初の大型アップデートでつまづいたMicrosoft
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1511/26/news039.html

記事にはTH2のインストールイメージ提供を一旦引っ込めた理由などが書かれているが、記事内で指摘されているように、Micro$oftからはなんの告知も無しに引っ込められ、その後なんの説明もなく突然25日になって理由の発表と共に再度提供された事は問題だ。これはWindowzというコンピュータ市場に対し支配的なOSの事なので殊更深刻な問題であり、Windowzを利用する何億人もの消費者のMicro$oftに対する信頼を裏切る行為である。


また、Windows updateでアップデートした場合も含めてこんなトラブルの報告も見られる。

・デバイスドライバの一部が勝手に削除されたり変更されたりする
・今まで動いていたソフトウェアが動かなくなる
・バックアップと復元で、古いOSのバックアップを消去しないと新たにバックアップ出来ない
・パソコンの起動が遅くなる
・既定のアプリ(ファイルの関連付け等)がWindowz10標準のものに戻される
・その他各種設定(主にレジストリの書換え)が無効になったり初期化される
・他、色々ありすぎて書ききれないほど大量の不具合各種

※Windowz10やTH2での変更点やトラブルについてよくまとめてあるサイトがいくつかあるので、「Windows 10 TH2の不具合」で検索すると幸せになれるかもしれません。(2015/11/29時点)


正に不具合の百貨店デパートとでも言うべきか。いや、今風に“不具合のショッピングモール”の方が良いのか?・・・まあ不具合が多いというだけならWindowz7やそれ以前のWindowzも色々あって苦労させられたが。

なんにせよ、現在Windowz10は人によっては良くなった点も多いが、引き換えに不具合が山盛りのようである。運よく不具合に引っかからなければ良いが、例えそうであっても注意が必要だ。

そして、Windowz10は今後TH2のような大型アップデートが1年に2~3回もあるという。 私はこの事実が恐ろしい。



DWSの利用には注意が必要 [OS]

今日“窓の杜”の記事にこんなものを見つけた。

「Office 2016」にも対応。Windows 10の情報収集機能を徹底的に無効化するツール
http://www.forest.impress.co.jp/docs/review/20151126_732232.html

この記事に紹介されているのは、以前私も記事で紹介した「Destroy Windows 10 Spying」、通称DWSである。


このDWSの目的はMicro$oftに対するWindowz利用者のプライバシー保護であり、そのために遮断すべき通信を全て遮断し、不要なプログラムを削除する。この処置はWindowz7ではほとんど問題無いが、Windowz8/8.1とWindowz10では問題が出る可能性がある。

特にWindowz10ではCortanaを筆頭に新しく備わった機能が利用出来なくなる可能性が高い。私のようにOSとして最低限の機能しか必要としない人には問題ないが、新しい機能を利用したいと思っている人には不都合が出る。

なのでWindowz10を利用している人は、DWSの使用には注意が必要だ。
DWSの最新版である1.6.700は削除や規制の対象をある程度選べるが、結果どうなるかはやってみなければわからない。

窓の杜の記事は「元の状態へ戻すには、情報収集機能の無効化処理の際に作成される復元ポイントを利用しよう。 」と書かれているので、試してみたい人は復元ポイントの作成が有効になっているか確認してから試すことをお勧めする。


この記事は是非読むべき [セキュリティ]

不正広告などで正規サイト汚染が急増
http://news.mynavi.jp/articles/2015/11/24/trendmicro/

記事の内容自体は月並みだが、最近のセキュリティ攻撃に関する重要な情報だ。

特にWeb広告を利用した攻撃が増えている事が気にかかる。
Web広告など百害あって一利なしなので、ブラウザに広告を非表示にする機能を付加して防衛すべきだ。

ブラウザがChromeやFirefoxであれば、“μBlock Origin”を使えばいい。IEであれば“Adblock Plus”がある。他のブラウザでも同様のソフトウェアがあるかもしれないので探してみると良い。また、スマートフォンであってもAndroidならばFirefoxがあるので、これに“μBlock Origin”を導入する事でWeb広告を非表示出来る。

これに加えてJavascriptを常にOFFにする“Noscript”などのアドオンを追加すれば、より安全だ。


参考

Firefox版のμBlock 0.9.1.1 がリリース
http://17inch.blog.so-net.ne.jp/2015-03-18-1

2016年1月以降からのWindows10自動アップグレードを回避する方法まとめ [OS]

現在私が行っている、2016年1月以降からのWindowz10自動アップグレード回避の手段をまとめてみる。


1.Windows updateの設定変更

  WU_settei.png

  スクリーンショットにあるように、「推奨される更新プログラム」のチェックを外す。
  「重要な更新プログラム」については“自動的にインストール”のままでもかまわないが、
  可能なら「更新プログラムを確認するが、ダウンロードとインストールを行うかどうかは選択する」
  にしておき、毎月10日前後のWindows Updateは手動で行う。

  ※2016/01/13修正:
    最近Windowz10関連のアップデートが“推奨”から“重要”に昇格したので
    インストールされると困る人は必ず手動で行う必要がある。

2.バックグラウンドで動作するプログラムを削除

  Windowz10へのアップグレードに関係する更新プログラムを全て削除する。
  手順と削除対象は以下の通り。

  a.タスクマネージャを開いて「プロセス」タブを開き、GWX.exeを終了させる。
   GWX.png
    
  b. Windows Updateを開いて、左下の「インストールされた更新プログラム」をクリック。
   DEL_KB.png

  c. 最低限、以下の6つのアップデートを検索・削除する。

    KB2952664 - Windows 10 upgrade 情報収集用
    KB3035583 - Windows 10へアップグレード広告・勝手にDL
    KB3012973 - Windows 10 upgrade 情報収集用
    KB2990214 - Windows 7をWindows 7以降にアップグレードさせるための更新
    KB2977759 - アップグレードに関する互換性の診断
    KB3112343 - Windows10への追加のアップグレードシナリオのサポート
   DEL_KB2.png

3.Windows Updateを手動で行う場合の注意する事

  Windows Updateを手動で行う場合は、毎月忘れずに行う習慣を身に付ける事。
  また、「セキュリティ」が付かないアップデートは全て非表示設定にする。
  オプションに関しても、基本は全て非表示にする。
  ※オプションに表示されているWindows10関連の更新プログラムは、非表示にしないことで
   再度“重要”に上がってくる事が無い。よって非表示にしない方が良い。

  少なくともWindowz7に関してはすでに機能的なアップデートは出ない。従ってセキュリティ
  に関するアップデート以外は一部の環境を省き全て不要だと思える。
  必要なものまで非表示にする事を心配する人は、KB*******を検索する事でアップデートの
  詳細がわかるので、それで判断する。


2016/03/08追記

  ここに書いてある方法で消しきれない場合は以下を参考に。

  Windows7でGWXが消えない場合
  http://17inch.blog.so-net.ne.jp/2016-03-08



 ※11/24 追記
 KB3035583をアンインストールしてもタスクトレイの田マークが消えない問題の解決策を追加。

 ※01/13 追記
 KB3112343を削除対象に追加

 ※02/03 追記
 オプションに表示された更新プログラムに関する記述を修正



消費者にとって重要なのはOSじゃない [OS]

今日、知人の所でWindowz10のタブレットの操作を教えていた時のことだ。

その知人は日常的に仕事でパソコンを使っていて、仕事上で不自由な思いをしない程度には使いこなしている。だが、だからと言ってパソコンに詳しいわけではない。
ただ、インストールされたソフトウェアを使って書類を作ったり印刷したり、ヒマな時にWebを見たりするのに困っていないというだけの事。従って、何かトラブルが出たり、わからない事があれば私の所に電話が来る。

そしてそのWindows10のタブレットだが、本人が知りたい事は「電源の入れかたと切りかた」と、「ブラウザでWebを閲覧したり検索するにはどうしたら良いのか」、主にこの二つだけ。他にも音量を変えるにはどうしたら良いのかなどを聞かれたが、恐らく今日覚えたことを1年もしない内に忘れてしまうだろう。


程度の差こそあれ、こうした“OSについて無頓着な人”は実に多い。
というか、99%くらいの人がそうだと思う。

OSについての知識がある程度あって機能をそれなりに使っている人は私も含めて残りの1%にすぎず、さらに使いこなしている人はその1%の内のさらに1%とかかもしれない。

このような状況で、OSの機能を追及する事にどれだけの意味があるのか。
今やWindowsはオールインワンと言えるほど多機能になった。趣味や仕事などで特に必要が無い限り、Windowsの標準機能で大抵の事は出来てしまう。しかしこうした機能の大半は、ほとんどの人が知らずに使われないまま放置されているし、知っていても使い辛いとか機能が足りないとかの理由で避けられている。


一般の消費者にとって、OSとは縁の下の力持ちであるはずだ。OSはあくまでアプリケーションソフトウェアのプラットフォームであるべきなのだ。

そういう意味では、スマートフォンのiOSやAndroidはOSとしての立場を弁えているように見える。消費者にとって意味の薄い部分は可能な限り隠蔽し、商売もOS本体ではなくアプリケーションソフトウェアや関連するサービスで収益を上げるスタイルだ。

そういう意味では、Micro$oftが“Windows as a Service”と言い出したのは消費者にとって、GoogleやAppleに倣おうという意味で歓迎できる事かも知れない。



二つのニュース [OS]

今日は気になった二つのニュースについて。


一つ目はWindowz10のパソコン売るために、指定機種のノートパソコンを最大$300で下取りするというお話。

これをやっているのはなんとMicro$oft自身で、にもかかわらず自社のSurfaceは指定機種に入っていない模様。いや、SurfaceといえばWindowz10のサポートが無くアップグレードも出来ないのだから、下取りキャンペーンをするのならばSurfaceを買ったお客は救済すべきと思うのだが。
他にも色々制限があるので、このキャンペーンを利用出来る人は結構限られると思う。

こんな事してWindowz10の普及にどれだけ影響があるのだろう。
私はほとんど無いと思う。

ネタ元はここ。

Microsoft: ノートブックを最大300ドルで下取りを行うWindows 10搭載PC販促セール
http://www.technobahn.com/articles/201510162245190000.html



二つ目は一つ目とは対照的に、Windows 3.1という20年以上も昔のOSのお話。

Windows 3.1より古いMS-Dosなんかもそうだが、こうした古いOSを現役で利用するシステムは意外とある。何故なら、OSやその上で動くソフトウェアが古くても、定型の機能が不足なく動き業務が滞りなく行えるのならば変える必要が無いからだ。

そうした事情から、ニュースになった「パリ=オルリー空港が一時閉鎖」という事件も、古いシステムが使われ続けた末に起きたトラブルが原因となった事件だ。

このような問題は単にOSが古いからという問題では無い。それどころかOS自体はなんの問題もないとすらいえる。

とはいえ、その古いOSが動くハードウェアの寿命が来れば交換しなければならないので、保守部品が枯渇したらOSごと新しくしなければならないし、システム全体の保守にも古いコンピュータに対する知識が必要なわけで、人材的な問題も出てくる。

鉛筆や定規といった事務用品がいまだに基本的な部分で変化が無いように、OSやソフトウェアも用が足りるのならば変える必要などどこにもない。しかしコンピュータのハードウェアについては変化が激しく、数年で生産が終わってしまう。

たとえ変化を望まないとしても、否応無く変わっていかなければ生き残れない。
自然の環境では非常に長いスパンでそういう事が起き、変化への順応と進化が無ければ今の人類も存在しなかった。そんな大層な話ではないが、このニュースを見てそんな事を感じた。


ネタ元の記事はこちら。

Windows 3.1の障害によりパリ=オルリー空港が一時閉鎖の事態に
http://gigazine.net/news/20151116-windows-3-1-alive/

GeForce 6150SEとWindows10 Build 10586 [OS]

今日はAMDのAthlonⅡ X2 250eとGeForce 6150SEチップセット(メインボードは J&W MINIX-6150SE-UC3)のシステムにWindowz10を入れてみた。
このPCは元々Windowz7が入っていて何の問題もなく使えているのだが、レガシー環境へのWindowz10インストールのテストケースを兼ねてアップグレードだ。

事を思い立ったのは11月12日にリリースされたWindowz10初のメジャーアップデートであるBuild 10586を、メディアクリエイションツールで作ったインストールイメージからインストールした場合、最初からBuild 10586であるのか知りたくなったから。
※記事を編集中にネットの記事でインストールイメージがBuild 10586に差し替わっている事を確認。

というわけでWindowz10のインストールイメージをUSBメモリーに作成、インストールはWindowz7を実行中のPCでUSBメモリー上のSetup.exeを実行する事で普通にアップグレード。
そしてアップグレードそのものは何の問題もなく終了した。

nF_w10_desktop.jpg
インストール直後の状態。左下の検索欄で“Cortana”のアピールがされている


アップグレード終了後にコマンドプロンプトからverコマンドを打ち込むと「10.0.10586」という番号を確認。予想通りの結果が得られた。ただ、コマンドプロンプトを立ち上げただけでバージョンナンバーが出ていた事に後から気付いた事は予想外だったが。

nF_w10_ver.png
verコマンドを実行した時のスクリーンショット。verコマンドを実行せずとも上に出ていた


次に行ったのはレガシー環境で大抵引っかかるディスプレイドライバのインストールだ。
今回も例に漏れずMicro$oft標準ディスプレイドライバがインストールされ、ドライバの更新をかけてもGeForce 6150SE内臓のディスプレイアダプタ用ドライバがインストールされない。

そこで私はNVIDIAのドライバダウンロードページよりWindowz7用ディスプレイドライバを落としてきた。
ドライバ検索は以下のスクリーンショットのように選ぶ。※Windowzが32bitか64bitかは間違えないように選ぶ事!!!

nForce drv.png

ダウンロードが終わったらドライバパッケージをダブルクリックして解凍する。この時解凍される場所は後で探さずに済むよう、わかりやすい場所にしておく。
自己解凍が終わると自動でドライバのインストーラーが起動するが、これはキャンセルする事。

解凍が終わったらデバイスマネージャを開いて「ディスプレイアダプター」の項目を開き、「Microsoft基本ディスプレイアダプタ」を右クリックして開いたコンテキストメニューより「ドライバーソフトウェアの更新」をクリック。

nF_w10_01.png

すると以下のような画面が出るので「コンピューターを参照して・・・」を選ぶ。

nF_w10_02.png

次の画面が出たら先ほど解凍した場所を指定してドライバをインストールすれば、ディスプレイドライバがインストールされるはずだ。

nF_w10_03.png

手動によるディスプレイドライバのインストールが終わったら再起動する。
再起動後にデバイスマネージャを見るとディスプレイアダプターの項目に「NVIDIA GeForce 6150SE nForce 430」という表示がされ、それまで4:3の解像度しか選択できなかったものがFULL HDのワイドモニターに対応する解像度で表示されるはずだ。

nF6150SE.png

なお、ディスプレイドライバ以外にもう一つ「コプロセッサ」なるデバイスが残るが、ディスプレイドライバと同様に手動インストールでドライバパッケージを解凍したフォルダを選んでやれば「NVIDIA nForce System Management Controller」が自動でインストールされる。

nForce sys.png

以上。

このようにレガシー環境にWindowz10をインストールする場合には、デバイスドライバのいくつかについて手動でのインストールが強要される。Windowz10側でもっと柔軟な対応がされていればこのような事は起きないのだが、Windowzはデバイスドライバによるトラブルでフリーズや起動不能に陥るため、Micro$oftからWindowz10用に正式な認証を得たデバイスドライバ以外が排除される事は致し方がない。

まあレガシーデバイスの一部がこのように“手動のデバイスドライバのインストール”でなんとか動くというのは、Micro$oftなりの誠意の表れと受け取っておこうと思う。



今月のWindows update [OS]

今月のWindows updateをインストールした。

私はWindows updateを通知のみにしているので、とりあえずセキュリティアップデート以外のチェックを外してからインストール。残ったのは以下の二つ。


KB3102810 Windows 10 に、Windows Update クライアントをアップグレードすると、
         Svchost.exe プロセスは CPU 使用率が 100% を占有します。

KB3107998 システムクラッシュを回避するために、レノボのUSBブロッカーバージョン
         1.0.0.37を削除


というわけで、これらは非表示に設定した。

それから未確認だが、今回のWindows updateを入れるとWindowz10へのアップグレードを促す表示がグレードアップするらしい。私はこうした作用をするプログラムを全て削除してあるので再現出来ないが。


なお、Windowz10へのアップグレードに関するWindows updateからの余計なお節介を防止するには以下のレジストリをインストールすれば良い。ちなみにこれは7月29日のWindowz10正式公開以前に企業向けの情報としてM$のブログで公開されていた情報である。


Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\WindowsUpdate]
"DisableOSUpgrade"=dword:00000001


これはレジストリエディタで入力しても良いし、テキストエディタで.regファイルにしてインストールしても良い。


Bulldozer系CPUについてAMDが訴えられる [ハードウェア]

Bull_naka.png
Bulldozer系CPUの大雑把なモジュール内部構成。

「AMDの8コアCPUは実際は4コアだ」(以下略)
http://gigazine.net/news/20151109-amd-bulldozer-lawsuit/


アメリカでは実にくだらない訴訟がよく起こされるが、これも自分の無知を棚上げして誰かに責任を負わせ、金を得ようとする訴訟だと思う。

訴訟の根拠は「AMDのCPUは8コアと宣伝しているが実際には4コアである」というもの。
記事中にある原告側の主張には「モジュール単位で機能を持っており、コアは単体で独立して8つの命令を実行することができない」とあるが、これは誤りである。

対象となるCPUはBulldozer系のコアを持つCPU及びAPUだが、これらは二つの整数演算コアと一つの浮動小数点演算コアを“モジュール”という単位でまとめてある。細かく言えば命令のデコーダなども二つのコアで共有されていたりもするが、命令の実行はモジュール内に二つある物理コアで個別に行うため“1モジュールで2コアなCPU”と判断するのが正しい。

そんなわけでこの訴訟は完全な言い掛かりである。

恐らく背景には、慰安婦問題などと同様に金目当ての弁護士による工作があるものと思われる。


とはいえ、元凶はこのような中途半端な構成のCPUを作ったAMDにある。

Bulldozerが発表された当時のニュースを読むとこんな事が書いてある。

・Bulldozerは、2個のCPUコアを統合したCPUモジュールで2スレッドを実行する。
・浮動小数点ユニットや命令デコーダ、L2キャッシュなどは共有リソースとなっている。

一つ目の説明で、4モジュール8コアのBulldozerは明確に8コアCPUだといえる。だが話をややこしくしているのが二つ目の説明にある“共有リソース”だ。

こうした構成になった理由は色々あるが、一番大きな理由はトランジスタの節約だ。CPUは歴史的に高性能化と共にトランジスタ数を増やしてきた。トランジスタが増えれば必然的にCPUの面積も増える。CPUの面積が増えるとCPUの値段がハネ上がるので、価格を抑えるためには面積を減らさなければならない。

CPUの面積を減らすため、CPUを製造するメーカーはトランジスタの大きさや配線幅を縮小(プロセスの微細化)したり、縮小せずとも設計を最適化して面積を減らすなどするのだが、当時のAMDは縮小がうまく進んでおらず、同時に多コア化が望まれていたサーバー向けCPUのために8コア以上のCPUを必要としていた。

そこで考え出されたのが、出来るだけシンプル=トランジスタの少ないコアを増やす事で、少ない面積に多くのコアを載せるというBlldozerアーキテクチャだ。ただし、サーバー向けとしては目的の性能を達成したが、AMDはサーバー用CPUコアを一般向けCPUにも流用する。このため用途が合わない一般向けのパソコンではIntelのCPUと比べて性能が低いという結果になった。

こうした事が、悪意としか思えない訴訟を起こす人達につけ込まれる隙になったのは疑いようが無い。


参考

AMDのデスクトップ向けAPUが残念すぎる
http://17inch.blog.so-net.ne.jp/2015-02-06



V975Wの画面ローテーション不具合 [ハードウェア]

昨日Windowz10にしたV975Wだが、センサードライバを変更したからなのか画面のローテーションが90度ズレてしまった。例えば、縦方向に持ったにも関わらず画面は右90度回転した向きになってしまう。

そこでいつもの他力本願でネット検索。
色々調べている内にレジストリを変更する事で改善出来るとわかる。
そして試行錯誤の末に以下の内容で解決出来た。


Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Enum\ROOT\SENSOR\0000\Device Parameters\kxfusion]
"Orientation"=hex:00,00,01,00,00,01,02


上記の内容をレジストリエディタで入力するか、テキストエディタで.regファイルにして実行すればOK。


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