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さすがはソフトバンク、社会正義より自社の都合 [ネットワーク]


ソフトバンクの主張を一蹴、日本通信との協議再開命令へ
http://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1041187.html


日本通信からの要請を根拠の無い理屈で突っぱねたソフトバンク。

背景には脆弱な通信インフラの隠蔽があると思われる。

これまでも格安SIMの取り扱いを事実上Y-Mobileに限定させてきた事で誤魔化していたが、いよいよそれは通じなくなってきた。


もしソフトバンクが日本通信の要請を受け入れ、相互通信環境の乗り入れを許可したとすると、当然にソフトバンンク自身が提供するサービスに影響を与えるためさらなるインフラ投資が必要になり、それはソフトバンクの利益を圧迫する要因になる。

だが、これまでは自分さえ良ければ他社はもとより消費者までをもないがしろにしてきたソフトバンクなだけに、今後どういった対応に出るか。

許可を出すには出しても、強烈な帯域制限をかけて事実上日本通信側のサービスを破綻させるかもしれない。


さて、どうなることやら。



2017年最初の記事は「PLCの話」 [ネットワーク]

あけまして(以下略

今年最初の記事は、パナソニックと東京電力が画策している節電システムに使われる、“PLC”(Power Line Communication)についての記事だ。


家電のIoT、東電とパナソニックの思惑
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/8575

記事によると、PLCという通信方法を利用する事で家庭内の電力線網を通信ケーブル代わりに使い、家庭内で使われる家電製品の消費電力を把握する事で無駄な電力消費を抑えるための操作が可能になるという。例えばコンセントに刺したエアコンと通信する事で設定温度の最適化を自動で行い、消費電力を削減するという使い方をする。

このようなコントロールは、現在の常識で言えば無線LAN(Wi-Fi)やBluetoothなどの無線通信を使えば良いと思う方も居ると思う。しかし無線通信に使われる電波は有限のもので、例えば無線LANであれば最大で20チャンネル程度しか使えない。これを電波の届く範囲内に存在する全てのIoT機器で使いまわすのは無理がある。人口密集地であれば、スマートフォンなどでWi-Fiの通信がほとんど出来なくなった経験のある方も居ることだろう。

こうした数の限界を突破するにはPLCのような有線通信は有効だ。
有線であれば、物理的な限界を超えない限りで千本でも一万本でも必要なだけ接続を増やす事が出来る。電波と違い隣の家にまで電波が飛ぶ事も無い(代わりにノイズとして電波が撒き散らされるが)ので、電力線に流せる信号は家庭内で独占して使う事が出来る。
無線LANのように隣りの家から飛んでくる電波が干渉して自宅の通信が不安定になるというトラブルも起きない。


ただ、PLCには大きな問題点がいくつも存在する。
PLCの規格自体は10年以上前からあって、パナソニックやシャープなどはPLCの端末を家電量販店で売っていたし、住宅メーカーなどでも新築の住宅と抱き合わせて売るなどして普及を図っていた。

しかし2017年現在であっても、以下の問題により普及が進んでいない状況だ。

1.壁内配線の状況によっては正常に動作しないケースがある。
2.電子レンジやドライヤーなどの家電から出る電気ノイズで容易に接続が切れる。
3.PLCの信号がノイズとして作用し、家電の種類によっては誤動作に繋がる。
4.家全体が盛大に電波ノイズを出すのでラジオや無線通信などに悪影響が出る場合がある。
5.マルチタップなどの延長コードを介すると、ほとんどの場合通信が出来なくなる。
6.5の理由により不足しがちな壁コンセントをPLCモデム一つが占有する。
7.PLC端末のある壁コンセントからパソコンまでは有線LANで接続しなければならない。
8.日本国内で売られるPLCの規格が3種類もあってそれぞれに互換性も無い。


そしてPLCの普及にトドメを刺したのが無線LANの爆発的な普及。

PLCは元々デスクトップパソコンと接続する事を想定している。要は有線接続が前提なのでスマートフォンのような移動式端末では使い道が無いし、デスクトップパソコンと同様の使い方をされているノート型パソコンが無線LANを当たり前に搭載するようになったおかげで、有線でインターネットに接続する需要そのものが一般家庭ではほとんどなくなってしまった。


こうしたPLCに関する状況の中、HEMS(Home Energy Manegiment System)と呼ばれる節電システムの通信にPLCという通信方法が選ばれた。

正直なところ、私個人の感想としては実際に使えるのか甚だ疑問である。

しかしPLCは進化していた。性懲りもなく無駄な金をかけて新しい方式が開発されていたのだ。


記事には「Multi-hop HD-PLC」という単語が存在する。

このHD-PLCとやらがどういうものなのかは知らないが、先に挙げた8つの問題を克服出来るのだろうか。

私には単に研究費用の無駄使いに思えてならない。

まあ結果はその内に出るだろう。



発想は良いのだが [ネットワーク]

Facebookが世界中にネットを届けるWi-Fiドローン「Aquila」の実機がついに初フライトに成功
http://gigazine.net/news/20160722-facebook-aquila-first-flight/

この手の記事は過去に何度も読んだが、実現可能かどうか以外に気になる事がある。

それは、こうした「空飛ぶ通信設備」の墜落だ。


どれだけメンテナンスフリーにしたところで、機械はかならず消耗するし故障も起きる。
空を飛ぶものならば尚更、事故を防ぐために定期的なメンテナンスは不可欠だ。

それがどの程度徹底できるかで事故の発生率は決まる。


しかし事故率をいくら下げたところでゼロには出来ない。なのでやること全部やったとしても問題になるのが、万が一墜落した場合の被害だ。

あんなにでかい物体が、高度2万メートル前後から落下するなど、想像しただけで身の毛がよだつ。
この手の事業を行おうとする組織が、その辺りどう解決していくのか興味がある。


それからもう一つ気になるのが電波の資源。
WiFiに割り当てられた帯域は有限で、アクセスポイントが密集した場所ではロクに通信出来ないというのはよくある話。

人口密集地域で使うわけではないとはいえ、他のWiFi機器との電波干渉なども含めてどうなるのか私には予測できない。技術的には色々解決方法があるとはいえ、周波数帯域という資源は一つしかない。有線ならばケーブルの本数を増やせば事実上無限に端末との同時通信が可能だが、電波の場合はそういうわけにはいかない。

解決策の一つとしてだろうが、ドローンと基地局との通信はレーザーで行うらしいが。
雲が遮蔽物になる場合どうなるのだろう。

当然冗長性を持たせているから、基地局と通信できるドローンが1台でもあれば、ドローン同士で通信する事で回線を維持できるのだろうが。

その場合は帯域が狭くなるとかなりそうだ。



中国で無料クラウドストレージサービスが終わって大混乱 [ネットワーク]

今、中国では数多ある無料のクラウドストレージサービスが一斉にサービスの提供を終了させていて、これらを利用する人々の間で大混乱が起きているらしい。

中国では個人法人を問わずデータをクラウドストレージに保存するのが一般的で、日本のように自前のハードディスクなどにデータを保存する習慣はあまり無いらしい。そのため、日本では一般的な外付けのストレージ製品はあまり売られていなくて、USBメモリーと
2.5inchのモバイルハードディスクが細々と売れている状況が続いていた。

こうした背景の下にこの騒動が起きたわけで、クラウドストレージを利用する人達は大切なデータをどうやってクラウドから引き上げるのか難儀しているそうな。


一方でサービスを提供している各社は、有料のクラウドストレージサービスについては継続していく方針らしい。

こうした変化は中国政府の当局が、無料のクラウドストレージが違法なファイルやデータの交換に悪用されている事が多いためにサービスを提供する各社に圧力をかけた結果のようだ。


ところが、このお上の沙汰にも関わらず百度(バイドゥ)だけが無料のクラウドストレージサービスを続けているようだ。

百度(バイドゥ)は過去に人民解放軍の関与が疑われるマルウェアバラ撒き事件を起こしていて、軍や共産党との強い繋がりがあるとされている。百度だけが難を逃れている理由はそういうところにあるのかもしれないが、いずれ百度のサービスも終了する可能性は否めない。

いずれにせよ、この混乱はしばらく続きそうである。


中国ユーザー大混乱! 突然の無料クラウドストレージ一斉終了宣言
http://ascii.jp/elem/000/001/161/1161501/




Torの匿名性を解除するマルウェア [ネットワーク]

以前よりTorが解析され、匿名性が薄れたという話は聞いていた。
原理的に匿名性が解除される事はほぼ不可能(とはいえ絶対ではない)だと思っていた私は半分まゆつばだろうと思っていたが。

その話の中でTorを解析したのはFBIであるという事だったが、今日見付けたGIGAZINEの記事で、実際にTorはFBIに解析されていたわけではなく、マルウェアがIPアドレスを送信する事によって匿名性が解除されていた事がわかった。

匿名アクセスを可能にする「Tor」の前開発者がFBIのためにTorユーザーをハックするマルウェアを開発していたことが判明
http://gigazine.net/news/20160502-tor-developer-fbi-hack-tool/


匿名性を解除する手段が、Torの開発者によって提供されているとなれば話は変わってくる。

アメリカは諜報の手段を選ばない最悪の国家の一つであるが、Torまでもがその餌食となっていたとは。
大義名分としては、国家の安全のために捜査の一環として必要なことをしただけ、という事になるのだろうが、犯罪者を逮捕するために必要だから仕方が無いと感じる一方で、何か釈然としないもやもやが残る。


Torは元々“オニオンルーティング”といってアメリカ海軍内で開発された技術なので、発端は軍用の通信技術開発の一部であり、最初の頃は一般に公開されていなかったと思われる。その後軍から分離されて今に至るわけだが、一般公開された事で誰でも利用出来るようになった。これによりTorの完成度は上がったが、その反面、犯罪に悪用されるケースが急増。

こんな事になるのならアメリカも軍内部から出さずにいれば良かったものを、と私は思うが、インターネットもGPSも、元々軍用の技術が一般公開されたおかげで「現在の便利な世の中」になっているわけで、Torも民間で広く使われる事で何か利点があると判断されたのだろうか。


今回の件は、FBIの依頼によって元開発者による匿名性解除のためのマルウェアが作られたとの事なので、Tor自体に匿名性を解除する仕組みが組み込まれているわけではない。

以下GIGAZINEの記事からの引用

“このマルウェアはTorブラウザに搭載されるFlashの脆弱性を利用することで、ユーザーの実際のIPアドレスを外部に送信するようになっていました。”

というわけで、要はそのマルウェアに感染しなければ問題ないという事だ。
従って、この事実が公表された事でこの手段は効果が薄れるが、FBIはすでに「次のソフトウェアへの移行を進めている」ようなので、Torを悪用する人は今回の手段を回避したとしても、今後もFBIに逮捕されていく事になるのだろうと思う。



0円sim [ネットワーク]

最近、“0円SIM”なるものが話題となっているらしい。

この0円SIMについて調べてみたところ、現在B-mobileとSo-netがあるようだ。


B-mbileの0円SIMは、データ通信がゼロならば0円。そこから100MBまでは1MBあたり36円(税別)で、100MB~1GBまでは定額の3,600円になる。
1GBになると利用停止となり、データ通信は一切出来ない模様。そして1GB以上使いたい場合はこの0円プランを継ぎ足すようになる。つまり、1.1GBまではまた1MBあたり36円で2GBまでは定額の3,600円になる。


一方So-netの0円SIMは似ているようでかなり違う。
データ通信が一定容量(500MB)までは料金は0円。そこから一定容量(2GB)までは100Mごとに100円かかり、その一定量量を超えると5GBまでは1,600円の定額、5GBを超えると200kbps等の低速モードになり、これ以上高速通信を使う場合は別途料金(100MB:500円、500MB:2,100円、1GB:3,800円)を支払うようになる。

また、B-mbileには無い音声通話のプランも用意される。
こちらは音声プランの料金700円+必要ならいくつかのサービス(留守電とキャッチしかない)料が加わるが、データ通信に関しては同様の料金である。

0en_SIM.png
B-mbileとSo-netの0円SIMの料金比較図。各社のWebページからの引用。

どちらが得かは…人によるかもしれない。
が、この「使わなければ基本料0円」というのは、データ通信をほとんど利用しない人にとって待ち望んだサービスだと思う。これからもこうしたサービスが増えていけば良いとおもう。



B-mbile 0円SIM (ヨドバシ0円もB-mbile)
http://www.bmobile.ne.jp/zsim/detail.html

So-net 0円SIM
http://lte.so-net.ne.jp/sim/0sim/

「0 SIM by So-net」と「So-net モバイル LTE」でスピード比べ
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1601/08/news130.html



ソフトバンク、約束をたった4ヶ月で反故に [ネットワーク]

使い放題のはずの「SoftBank Air」に通信制限導入へ、305ZTの悪夢再びか
http://buzzap.jp/news/20150509-softbank-air-restriction/


いやもう、こういうのはソフトバンクの基本ですから。
私が初めてソフトバンクと関わったのはもう25年以上も前。あのハゲが倉庫一棟で商売をやっていた、零細企業の頃の事。
その頃から言う事がコロコロ変わって、それも常に自分の都合。商売をしているのだからある意味当然といえば当然だが、許せないのは最初にウソを言って契約を結び、途中からやっぱこうです、みたいな事をするところ。
そして時は流れ、ソフトバンクはものすごい勢いで大きくなり、インターネットのプロバイダ業務をやりはじめ、その後携帯電話会社の買収から現在のオラオラ街道爆進に至る。

が、その精神は零細企業だった頃とちっとも変わっていないわけだ。


まあ、私は昔の苦い経験があるから、ソフトバンクとはもうどのような契約も絶対にするつもりはない。
彼らのサービスが全てダメとは言わないが、それでもこういう事をしょっちゅうやらかすので、それに引っかかった人はご愁傷様としか言いようがないな。

4Gで映画2時間のDVD1枚のダウンロードが30秒!? [ネットワーク]

今日の読売新聞の記事に、こんなのがあった。

通信速度10倍…「4G」割り当て大手3社申請

問題の部分を記事から抜粋すると、
「約2時間の映画DVDのデータが30秒でダウンロードできる。」

・・・以上。
読売新聞の記事が言う4G(そもそも4GってLTEの事だったんじゃ?)の理論値がどの程度かはわからない。記事ではLTEの10倍となっているから、これを鵜呑みにするとLTEの100Mbps x 10 = 1000Mbps、つまり記事にある「毎秒1ギガ・ビット」。
しかし、2時間の映画のDVDの容量を片面1層の約4ギガバイトと仮定して、理論値通りの通信が滞りなく行われても30秒はありえない。何故なら、通信の信号全てがファイルのデータではなくパケットごとにヘッダが付いているし、通信のオーバーヘッドもあるからだ。

ちなみに有線LANのギガビットだと大体1秒間に80Mバイト前後が実効速度だ。
なので4ギガバイトを80Mバイトで割って50秒。実際にはハードディスクに書き込む時のオーバーヘッドも含めて1分程度かかる。(SSDでもこれは大差ない)

これが無線電波の4Gとやらでダウンロードするのなら最低でもこの数倍、5分前後はかかると思う。そのうえ移動端末用の無線通信はベストエフォート型で1回線当たりに何人がぶら下がっているかわからない。ド田舎の周囲に人がほとんど居ない場所でならまだしも、半径100Mに数百人以上居るような繁華街では実効速度は数十分の1以下にまで落ちる。
また想定される携帯端末の貧弱なストレージ(一般にeMMC)に書き込む場合には、仮に理論値通りに落ちてきても今度はeMMCの書き込み速度が遅いので恐らく10分以上はかかるのではないか。

というわけで、1Gbps出るというのなら注釈で理論値であることを書いて、実際の速度はずっと遅いこともつけ加えるべきだと思う。
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