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今更こんな事がニュースになる理由 [セキュリティ]

私はGIGAZINEのこの記事を見て驚いた。

え!?今更こんなわかりきった事が記事になるなんて!!!

Huaweiの技術者がアフリカ政府によるスパイ活動に加担していたとの報道
https://gigazine.net/news/20190815-huawei-helped-african-governments-spy/


もちろんこの件に関する私の理解には根拠が乏しい。

が、過去から現在まで、中国に限らず世界中の国家が、或いは一市民の身近な個人的な関わりに至るまで、このような行動はごく普通の事として当たり前という認識が私にはある。


個々の事例に付いての根拠など、当事者でなければ知り得ることなど無い以上全てが想像のものでしかない。

が、これが人間の行動原則として普遍的な拘束力を持つのであれば、根拠として十分だと確信する。

要は「そういう事」をする理由がある以上、やっていないはずがないのだ。

特に、国家ともなれば。


個人ならば一定の倫理観の下、そういう行動に至ることが事実上不可能なケースも考えられる。

が、それが組織となれば、それも国家規模となれば尚更、そうした倫理に関する束縛は緩くなる。

ましてや独裁国家ともなれば、である。


国家としての主権において、国家の主権を守るための情報収集と自国が有利に立ち回るための工作は絶対に必要な事であり、そうした観点に置いて例外はありえない以上、中国ばかりを責める事は出来ない。

アメリカは当然の事、日本だってやっているのだから。

しかし中国のそれは、アメリカと同等以上の危険性を孕む。

何故なら、独裁国家による独善的な理由が日本やアメリカよりも桁違いに強いからだ。

民主国家ならばある程度働く抑止力が事実上ゼロである以上、我欲に駆られた連中が何をするのか想像してみればいい。

身近にいくらでもあるそういう事例が国家規模で行われているとすれば、その結果起きる惨事は説明するまでも無かろう。


まあそんなわけで、私は中国企業によるあらゆる行動を楽観視出来ない。

アメリカ企業はそれ以上に危険性を孕む一面を持つが、優先順位を考えるとどうしてもそうなる。

だから、日本国内で中国企業や彼らに関連するあらゆる国籍の人間の行動は、注意する必要がある。

一見社会的に良い意味での貢献に見える行動も、実際にはそれを隠れ蓑にした侵略である事が当たり前だからだ。

この事は日本企業にもまったく同じに当てはまる事なので、そこは誤解のない様にして欲しいと思うが。

なんにせよ、Huaweiは非常に危険だと認識すべき。

それが結論だ。



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セキュリティという名の幻想 [セキュリティ]

セキュリティは突破されるためにある。

この言葉に異論を唱える者はいまい。


あらゆるセキュリティは、どれほど堅固なものであっても必ず穴がある。

理論的には完全であるように見えてもその“完全”を担保する者が人間である以上、限界はあるのだ。


このため、コンピュータに関わるセキュリティも当然に同じ事が言える。

コンピュータによる自動化やらAIやらが言われていても、それを構築し管理するのは人間。

完璧などありえない。

セキュリティ企業が管理する約2800万件の生体認証記録が流出していたことが判明
https://gigazine.net/news/20190815-data-breach-biometric-security/


だからこんな事が起きるわけで、どれほど厳重に管理しているセキュリティであっても安心という言葉は絶対に言えないと思う。

このような現実の中で我々が出来る事は、セキュリティに関して注視する事を絶やさない事だ。

一般的に一度完成したと思われる対策は、実際には完成していない。

必ず何か問題が起きる事は確実なので、問題が起きる事を前提に、さらに言えば自分自身がセキュリティを突破する目的で研究と研鑽を永遠に続ける事が必要。

外部の企業にアウトソーシングなど、本来ならば穴を増やす事以外の何者でもない。(とはいえほとんど全てのケースではそうせざるをえないが)

まあ、セキュリティとはそういうものなのだ。



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結局、AMD製のCPUは良いのか、それともダメなのか? [CPU]


第三世代Ryzen、Ryzen 3000シリーズが自作市場に出て1ヶ月以上経つが、 未だ全ての問題が解決しておらず、その為一部で試行錯誤が繰り返され、新しいUEFIのアップデートが熱望されている。

私はRyzen 3000シリーズ登場以降、その性能を認めながらも消費電力の問題やメモリの相性問題等でトラブルが出やすい事に対しブログ内で苦言ばかり書いてきた。

とはいえ、現在使っているRyzen5 3600Xに何か問題があるのかというと、まったく問題は無い。

性能的にはそれまで使っていた1600Xと比較して概ね1割~4割ほど速くなったように思えるし、Windowz7で利用しているためにCPU内臓のUSBコントローラが利用出来ない事も、元々後付けのUSBコントローラ(Renesus製 μPD720201)を増設している上に4ポートハブも利用しているため、まったく問題になっていない。

Zen2_test3.png
CPU内蔵のUSBコントローラは、Windowz7用のドライバが無いために動作しない。

消費電力とそれに関係するCPUの挙動はWindowz7で利用しているからか問題が出ず、メモリの相性問題も元々DDR4-3200のオーバークロックメモリの電圧を1.35Vから1.25Vに下げて利用していたものがそのままでは起動しなかったものの、標準の1.35Vにした上でレイテンシの設定を若干緩めた(CL16→CL18)事で安定した。

また、最近Ryzen3 3200Gを買ってDeskmini A300のRyzen3 2200Gと交換してみたが、こちらはアーキテクチャがZen+から変化していないためにデバイスドライバこそ入れなおしが必要だったものの、以前と変わりなく快調に動作している。

こうした事から、性能と安定性について、私の環境ではほぼ問題が出ていない。


また、一昨年以降私が周囲に頼まれて組み立てたパソコンは20台近くに上るが、これらの全てがAMD製のシステムであり、これらにおいて特に私からのサポートが必要になったトラブルといえばWindowzに関する問題や、プリンタ等の外部デバイスの問題、ネットワークの問題等であり、これらは同じネットワーク内に存在するIntel製のシステムでも同様に起きていたことから、プラットフォームに依存するトラブルは起きていないと考えられる。

例外的にあると言えば、Windowz10の大型アップデート時にAPU用のグラフィックドライバの更新が必要になって(これをしないとWindowzが正常に起動出来ない)更新した位か。

しかしこの手の問題はIntel製のシステムでも同様に存在するため、どちらかがより安定しているという事にはならない。

それよりもむしろ、Intel製のシステムの方がデバイスドライバや各種ユーテリティソフトウェアの問題が毎月のように頻発しているので、それが無いAMDの方が楽に運用できている位だ。


AMDは一般的に初期トラブルが多く、デバイスドライバの完成度も低い印象がとても強い。

一方でIntelは初めて店頭に並んだその時から安定しているが、その後に色々トラブルが出やすい印象がある。

結局のところ、どちらも不安定な要素を抱えているという事だ。


そんなわけで、記事のタイトルに書いた「結局、AMD製のCPUは良いのか、それともダメなのか?」という問いに対する答えは「買うタイミングによって変わる」という答えになる。(これはIntelでも場合によっては同じ事で、過去に色々やらかしている。)

要するに初物は避けるべきで、半年~1年以上経って初期の問題が解消した後に買えば良い、という事だ。

だから、今すぐパソコンを新規に買う、或いは買い替えが必要という人は、AMD製のシステムに興味があればRyzen 2000系のCPUやAPUを搭載したメーカー製PCを買うか、或いは自分で組み立ててもいい。

特にエントリー向けのAPU群(Athlon 200GE系 ~ Ryzen5 3400G)は、これまでの実績から性能と安定性に関して自信をもってお勧めできる。

また、どうしてもZen2のRyzen 3000シリーズが欲しい人の場合は、ショップオリジナルのBTOと呼ばれる組立て完成品を買えば、トラブルで思うような結果が得られないという事は無いだろう。

事前の情報収集と、トラブルが起きた時に必要な知識やスキル、さらに簡単に諦めない根気を用意出来る人は、自力で組み立てるのも良い。


ちなみにノートPCの場合は全てがメーカー製となるため、ここに書いた事はほとんど無関係。

そもそも現時点でZen2のAPUが無いから、安定性については問題など出るはずも無い。

私はRyzen 5 2500Uのモバイルノート「Thinkpad A285」を触った事があるが、同世代のIntel製と比べてバッテリーの持ちが多少落ちる程度で、アプリケーションの反応速度が非常に良いため快適さはIntelよりも上かもしれない。



Ryzen 5 3600X アイドル時消費電力
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2019-07-21

Zen2はWindows7でも動くのか
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2019-07-23

Zen2に関する不具合修正されるも改善なお必要な状況
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2019-08-04
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F1は誰のための競技なのか? [クルマ]


近年のF1は、レースというよりも単なるショーに見える。

実際の所、現在のF1は莫大な金の動くショービジネスになっている。


ドライバーもチームも、自分達を観客に見せる事でスポンサーから金をもらい、それをチームの運営資金にしている。

レース活動には莫大な金がかかるから、それは必要なことだ。

だが行過ぎれば手段が目的化するように、F1もまたそうなっているように見える。

そしてかつてのF1にあった、男達の汗と油にまみれたスピード競技のイメージなど今は無い。


私は20世紀のF1は好きだが、21世紀のF1は嫌いになった。

世界一速いドライバーを決める競技であるはずが、観客を如何に楽しませるかが目的のショーになったからだ。

主人公はドライバーであり、F1マシンであり、チームであるはずだ。

観客は単に非現実的な光景の一つとしてレースを観戦し、興奮するヤジウマでなければならない。

それが今や観客が主人公で、サーキットの中に居るドライバーもクルマも、まるでカゴの中で車輪を回すハムスターのようだ。

以下の記事は、それを象徴しているように思う。


F1成功への方程式は超高速マシンとスーパースター
https://jp.reuters.com/article/idJPWAOA9G3K8XPE197T



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3ボタンマウス [ハードウェア]


驚いた。

この時代に、3ボタンマウスの新製品が出るなんて。

エレコム、左右対称デザインの“3D CAD用”3ボタンマウス
https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1908/06/news084.html


3ボタンマウスを知る人は少ない。

単に知識として知る人はともかく、実際に3つのボタンを駆使して使った事がある人は尚少ない。

何故なら私の知る限り、3ボタンマウスは主にUNIXワークステーションで使われたマウスだからだ。


かつて私はそのUNIXワークステーションで3ボタンマウスを3つのボタンを駆使して使う機会があったが。(インターネットも無く、データの移動にβカセット並みの大きさを持ったテープカートリッジを使っていたのが懐かしい)

その後現在に至るまで、3ボタンマウスなどほとんど使う機会は無かった。

何故なら、Windowzでは3ボタンマウスの機能を必要とするアプリケーションソフトウェアが無いからだ。

一時期“Logitech mouseman”という、逆三角形の3ボタンマウスを自宅のパソコンで利用していた事があって、その時はマウスドライバの機能として中央ボタンを押しながら画面スクロールさせるといった事をやっていたが、精々がその程度だった。

Mouseman.jpg
当時(Windowz98の頃)利用していたMouseman。今でも大切に保管している。

まあそんなわけで、Windowz全盛の今、今更3ボタンマウスなど需要があるのか?と思ったが。

単に私が知らないだけなのか、今でも3ボタンマウスに対する需要はあるようだ。



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EPYC Romeが正式に発表される [CPU]


AMDのZen2世代サーバー用CPU、EPYC Romeが正式発表された。

発表イベントでは、GoogleやTwitterの2社が、すでにEPYC Romeを使っていると発表。

大口採用する企業ではすでにEPYC Romeのシステムをテスト中であるようだ。


Zen2は一般向けのRyzenの場合ターゲットがあくまで自作市場であり、大小のトラブルが当たり前に起きている状況もあって、出荷数の少なさと共にあまり好調とは言えないように見える。

だが、AMDの本命はサーバー向けだ。

市場が極めて小さい自作向けはあくまでベンチマークでこれだけ高性能だとアピールする事で、一般の顧客や株主に注目してもらう事が狙いかもしれない。(そういう人達はそもそもPCの自作などしないし、自作ユーザーの阿鼻驚嘆などまったく興味が無い)

一方でサーバー向けは売れれば儲けが大きい。
また市場規模も自作向けとは比較にならないほど大きい。

すでに性能はIntel製のサーバー向けCPUを大きく上回る事が確定しているため、初期導入や運用コストを低く抑えながらもこれまで以上の性能が得られるEPYC Romeは、今後多くの企業で採用されるチャンスがあるだろう。

だからAMDとしてはRyzenよりもこちらが売れてくれないと困るわけだ。


まあそんなわけで、サーバー向けCPUとしては64コア128スレッドという前代未聞のスペックを持つEPYC Romeがついに販売開始と。

10年後くらいには、Ryzenも64コアになったりするのだろうか。


AMDのインテル対抗機EPYC RomeプロセッサーをGoogleとTwitterは早くも使用
https://jp.techcrunch.com/2019/08/09/2019-08-07-google-and-twitter-are-using-amds-new-epyc-rome-processors-in-their-datacenters/




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XFMEXPRESSとは? [SSD]


気付いたら、なにやら新しいSSDのフォームファクタが出来ていた。

その名も「XFMEXPRESS」。


SSDの外見は、大きさと共にMicro SDカードに近い。

端子はカードの一方の面に39個(13x3列)の接触面が出ている。

Toshiba_XFMEXPRESS.png

インターフェイスはPCIe 3.0或いは4.0の4レーン。

つまり、NVMe対応SSDをMicro DSカードサイズにまで小型化したモノだと言える。(当然に、コレをそのままNVMeの配線に接続しても動作はしないはず。)


コンピュータへの接続には、専用にデザインされた保持器(コネクタ内蔵)を利用する。

保持器はかつてガラケー等のSIM用に利用されていた、ステンレス薄板製の保持器とほぼ同等の仕組みでカードの付け外しを行う。

具体的には、カードを保持する部品をスライドさせると起立させる事が出来、そこへカードを差し込んだ後、逆の手順で元に戻すと固定される仕組みだ。

JAE_XFMEXPRESS.png
東芝メモリと日本航空電子工業(JAE)の共同開発による、保持器の動作。画像はGIGAZINEの記事より拝借。


気になるのは熱問題。

現在NVMe SSDは熱問題に苦しめられる事が多い。

特に、ただでさえ小さな基盤のM.2フォームファクタの場合、ヒートシンク無しでは本来の性能が出せない製品も少なくはない状況で、それよりもはるかに小さなMicro SDカードサイズの「XFMEXPRESS」SSDは、一体どうやって性能と熱のバランスを取るのだろう。

考えられるのは、コントローラの機能をカード側は最小限にして、消費電力が多い機能を外部に出す方法だ。

こうすれば熱問題を回避出来る可能性がある。

しかも、このような形態である以上はカードの位置をコントローラの直近に置く事が前提であると考えられる。

例えば「XFMEXPRESS」コントローラを内蔵したCPUから最大10ミリ程度離れた場所に、コネクターを備えた保持器をハンダ付けする。すると、配線の距離が短い分信号のやり取りに必要な電力が最小限となり、カード側の消費電力は現在一般的なパソコン用NVMe SSDの1/10以下の消費電力にまで落すことも可能かもしれない。


また、容量に関してはMicro SDカードが現在最大で1TBの物が出ているため、その程度までであれば今すぐ製造可能だろう。

ターゲットがモバイル向けなので、1TBもあれば容量は十分だと思う。


まあモバイル向けという事で、絶対性能はM.2フォームファクタのNVMe SSDより劣ると思う。

とはいえ、これだけ小型で省電力なSSDはデスクトップ向けとしても魅力がある。

私としてはこのSSDを、デスクトップ用でも使ってみたいと思う。


参考:

東芝がPCIe4.0対応・新フォームファクタ&コネクタ採用のNVMeストレージ「XFMEXPRESS」を発表
https://gigazine.net/news/20190807-toshiba-xfmexpress/

新しいリムーバブルNVMeメモリデバイスの開発について
https://business.toshiba-memory.com/ja-jp/company/news/news-topics/2019/08/corporate-20190807-1.html

Toshiba Memory Unveils New Technology for Removable NVMe Memory Devices with Groundbreaking Size to Performance Ratio
https://business.toshiba-memory.com/en-us/company/tma/news/2019/08/ssd-20190806-1.html

東芝メモリ株式会社:新しいリムーバブルNVMe?メモリデバイスの開発について
https://www.jiji.com/jc/article?k=20190806006027&g=bw




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正に絵に描いた餅 [雑談]

熱を空に向けて放出して電力消費ゼロで都市を涼しくする新技術
https://gigazine.net/news/20190806-electricity-free-radiative-cooling/

こうした事例は枚挙に暇が無い。(実際に役に立たなかったという意味で)

この例では、実際に環境への影響があるだけの効果を得るには、どれほどのの規模で行えば良いのか、という視点が欠落しがちだ。


実効性の無い技術など、愚者の戯言に等しい。


やれるものならやってみろ。


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5G時代のサイバーセキュリティ??? [セキュリティ]

今日、こんな記事をみつけた。

あなたの家電が知らぬ間にサイバー攻撃に加担!?5G時代に激増するサイバーリスク
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/16857

昨今は家電をはじめあらゆるモノがインターネットに接続されつつある。

そして5G普及を前に、総務省が異例の「ハッキング調査」なるものを実施したらしい。

だが調査は良いが、それで実効性のある対策は可能なのか?

私は不可能だと思う。

以下は記事中の一文だ。

欧州の元政府関係者は「今世界の情報機関は、IoT機器などから情報を拾っている。人の健康状態から経済状況、冷蔵庫の中から毎日のスケジュール、人に言えない秘密まで、すべて集めることができる。そういう情報を工作活動などに生かそうという動きが始まっている」と指摘する。


一般の消費者のほとんどはこうした事実を知ってもなお、何も対策など出来ない者達である。

ましてや、自分の所有するIoT機器(含む“スマホ”)が乗っ取られて加害者になったとしても、自分は悪くないと考えるだろう。

だから、問題を解決するには、IoTなどという夢物語りを忘れ、20世紀末の単純なインターネット活用に戻るしか方法は無い。(もっと言えばインターネット自体を消去すべきだ)

根本的な問題は消費者の意識にあるので、幼少期から教育をすれば、という考え方もあるかもしれないが、それはあまりにも非現実的な選択肢だ。

現在の“教育”というものが、どうなっているか考えて見ればいい。

そんな事は頭の中身がディズニーランド(或いはピューロランドでも構わない)になっている者にしか、実現できると考えられないだろう。

私はそう思う。


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Zen2に関する不具合修正されるも改善なお必要な状況 [CPU]

AMDの最新CPU、Zen2コアを使った“Ryzen 3000シリーズ(省くAPU)”は発売当初からいくつかの不具合を持ち、せっかくの高性能に水を差す形のまま販売が続いている。

不具合の具体例は消費電力がAMDが当初発表していたよりも多い問題、そしてスペック通りの動作周波数に到達しにくい問題、その他にもメインメモリの相性問題等がある。

これらの問題は環境によってかなり出方が違う状況であり、私の場合にはASUSのPrime B350 PLUSとWindowz7の環境で3600Xはほぼ1600Xと同等の挙動を示し、動作周波数もスペック通りの数値を見せた事からCPU内蔵のUSBが利用出来ない事以外にほぼ問題は無い状況(ただしメインメモリが動作周波数こそ1600Xと同じ3200Mhzながらレイテンシと電圧の調整が必要)であった。


この件に対し情報収集を進めていると、大きな問題となるのは主にWindowz10の最新版、1903で利用する場合になる事が判明。

理由はZen2が新たに採用した電源制御機能である“Collaborative Power and Performance Control”(以降UEFI CPPC2)に拠るもので、1ms単位で電圧と動作周波数を調整する機能であるこのUEFI CPPC2の調整が不完全である事が問題を起していたようだ。

他のOSで問題が出ない理由はOS側がUEFI CPPC2に対応しないからで、その結果従来通りの挙動になったのだろう。

これに対する対策として、AMDは7月30日に新しいチップセットドライバを発表。

このチップセットドライバを導入する事で以前はどのような状況でも1ms単位で調整していたものを、アイドル時或いは低負荷時は今まで通り15ms単位の調整とする事で、不要な電圧上昇及び動作周波数の上昇を抑えるようにした。

その結果無駄な電力消費が抑えられ、発熱量も多少下がったようだ。


一方でUEFIの修正は続いているものの、芳しい状況ではない。

現在最新のAGESA 1.0.0.3ABA等1.0.0.3系はいくつか不具合があるようで、複数の問題が報告されている。

とりあえず安定しているのが1.0.0.2なので、絶対性能よりも安定性を重視する人は1.0.0.2までを適用したUEFIを利用した方が良いようだ。

性能を取るか、安定性を取るか。或いはその両方を求めて挑戦するか。

マザーボードメーカーの対応もまちまちであるため、製品の選択にも情報収集が必要な状況。

ちなみに私の使うPrime B350 PLUSの最新UEFI“5007”は、AGESA 1.0.0.2が適用されている。

GIGABYTEのようにいち早く最新のAGESAを適用したり、同じメーカーでも製品ごとに対応状況が違う事は、安定重視か新しいモノに挑戦する事を重視するのか、そういう違いがあるのかもしれない。


とまあそんな感じで、現在“Ryzen 3000シリーズ(省くAPU)”に関する状況は流動的かつ不安定である。

何もせずとも当たり前に最高性能を味わいたい人は、まだ当分様子見が良い。

またそうではなく、性能を引き出すための苦労がどれほど過酷でも構わないと思う人(知識とスキルがあれば大した問題でもない)は、現在の“Ryzen 3000シリーズ(省くAPU)”に挑戦すれば良い。


参考

第3世代Ryzen向けの新電源プラン、アイドル/低負荷時の問題が解消
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1199341.html

他、海外のいくつかの情報サイト(知りたい人は自分で検索してください)

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DRAMは価格下落の模様、あくまで予想ではあるが [ハードウェア]


日本と韓国の摩擦は激しくなるばかりの昨今、問題の「半導体材料の韓国向け輸出管理強化」によるメインメモリ(主としてDDR4モジュール)の価格がどうなるのか、という心配は今の所杞憂に終わりそうだ。

韓国の「ホワイト国」除外後もDRAM価格は下落か
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1199563.html

私自身も過去から一貫してそのように考えているが、やはり専門家の見解の方が安心できる。


一方で日本国内では一部の製品が品薄傾向にあり、価格が上昇している。

これは7/7日に発売された第三世代Ryzenによる特需と、今回の問題に便乗したい販売者の戦略によるものと思う。

要は熱が冷めればまた価格が下がる、という事。

もちろん、世の中の動きが記事に書かれているように推移すれば、の話だが。


まあ、あくまでも予想であり、確定した事実ではないものの、DRAMの市場状況は現在在庫はダブつき、生産も微減ながら需要はさらにそれを上回る減少であると。

そこから導き出される未来のメインメモリ・モジュールの市場価格は、今よりも下がる可能性が高い。


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Zen2はWindows7でも動くのか [CPU]

Zen2_w7.png

先日、自ら製品を購入して試すまで、他人から得た情報を元にゴチャゴチャと考えた事をこのブログに書いて来たが、それも自分自身で“それ”を経験する事で“エアプ”からの脱却となった。

そしてテスト環境での検証をもってメインPCへZen2を移す決意を得た私は、この度それを行った。


テスト環境からZen2(Ryzen 5 3600X)を移植したメインPCの環境は以下の通り。


OS:Windowz7 Professional x64

CPU     :Ryzen 5 1600X (Ryzen 5 3600Xに交換)
CPUクーラー:Scythe SCASM-1000 (10年前に買った骨董品)
マザーボード:ASUS Prime B350 PLUS (UEFI ver. 5007)
メモリ   :DDR4 3200 8GB x4 (計32GB)
ビデオカード:AMD Radeon RX570
SSD     :ADATA XPG SX8000 256GB
他ストレージ:SSD 1台、HDD 3台、BD-RW 1台、USB HDD 1台
拡張カード :SATA3 (Asmedia)、USB3.0 (Renesas) 各1枚
電源    :PS-TR2-0500NPCGJP-G-V2


また、CPUの交換は以下の手順で行った。

1. パソコンを分解してCPUを交換
2. UEFIをCMOSクリア
3. メインメモリを1枚だけ取付け
4. パソコンを拡張カード以外元通り組立て
5. 電源を入れてUEFIの設定変更
6. メインメモリと拡張カードを全て取付け
7. Windowz7 起動


CPU交換後にWindowz7が起動すると、まずはデバイスドライバのインストールが始まる。

これはCPUの交換に伴ってCPUから出ているPCIeバスが別のものになるため、これに接続されている全てのデバイスを改めて認識し、デバイスドライバを当てる必要があるからだと推測する。

そして全てのデバイスが認識(一部例外あり)すると、再起動が促されるので再起動する。

再起動が終わると、デスクトップを見る限り元の環境とまったく変わらない画面が出迎えてくれた。


さて。

なんとか無事にWindowz7が起動したところで、まずはZen2のCPU内蔵デバイス各種が正しく認識されているか、デバイスマネージャを見てみた。

Zen2_test3.png

するとほとんどのデバイス(CPUの機能として提供される各種システムデバイスや、CPUから出ているPCIeなど)は従来のAMD製デバイスドライバやMicro$oft謹製の汎用ドライバによって認識されていたが、「ユニバーサル シリアル バス (USB) コントローラー」というものにデバイスドライバが当っていない。これは恐らく、「CPUに内蔵されているUSB 3.1 Gen1のコントローラ」だ。

他の「ユニバーサル シリアル バス コントローラー」を見ると、「AMD USB3.1 eXtensible Host Controller」というモノが存在するが、これはB350チップセットのモノだ。

もしこの時点でZen2内蔵のUSBコントローラにUSBキーボードやマウスを接続していたとすれば、キーボードもマウスも認識されない。幸いにも、私はチップセット側のUSBポート(PS/2コネクタの上にあるUSB2.0)にキーボードとマウスを接続するので、その点に限ってはまったく問題にならなかった。


では、CPU直結のUSBポートは生きているのか、死んでいるのか?

試してみると、バックパネルの下図“3番”のUSB3.1 Gen1ポート4つが利用出来ない。
“4番”のUSB 3.1 Gen2ポート二つはB350チップセットからのもので、利用出来た。
当然現在キーボードとマウスが接続されている、11番のUSB2.0ポートも利用可能。

Zen2_test4.png
この図はPrime B350 PLUSのマニュアルより拝借した。

という事で、CPU内蔵のUSB3.1は利用出来なくなっていた。

ちなみにチップセットドライバはZen2対応の最新版 v1.07.07.0725を事前にインストール済み。
しかし、この時CPUは1600Xだった。
もしかすると、今なら前回インストールされなかったUSBドライバが入るのかもしれない。

そこで改めてチップセットドライバをインストールしてみると・・・やはりダメだった。

結論としてZen2をWindowz7で利用する場合、CPUから出ているUSB3.1にデバイスドライバが無く、CPU直結の4つのUSB3.1 Gen1ポートが利用出来ない。(何か他に利用出来るデバイスドライバがあれば良いのだが)

もしUSBポートが足りなければ、ハブで増やすか拡張カードで増設するしかないようだ。


次に私が確認したのはアイドル時の挙動を調べる事。

これはHWiNFOのリアルタイムでCPUの動作周波数を表示する機能を利用した。

調べ始めるとこれが意外にも、1600Xの時とほとんど変わらないように見える。

電源プランはWindowz7標準の「バランス(推奨)」のまま。

ブラウザでWebページを開くと一瞬MAXの4.4Ghzまで動作周波数が上がるが、すぐに2.2Ghzまで落ちてその後色々操作しても2.2Ghzから上がる事はほとんど無い。負荷が消えると即座にアイドル状態に戻っている証拠だ。

他にも普段利用するテキストエディタやペイント等色々試したが、無用な動作周波数の上昇は見られなかった。

Windowz10ではあれだけ激しく上下した動作周波数が、Windowz7では実に大人しい挙動を示すのだ。

一体これは何故なのか。理由はわからないが、これは歓迎出来る事だ。

Zen2_test5.png
Windowz7では最大ブースト時のコア電圧も1.45VとWindowz10の時(1.5V)より低い。
これはOSの違いというよりもマザーボード(AGESAのバージョン)が違う為なのか?


アイドル時の次は実作業時の挙動だ。

これは連続した負荷で動作周波数がどのように変化するのか、アイドル時と同様にHWiNFOで調べた。

まずSuper Piという円周率の計算速度を計測するベンチマークを試す。
これはプログラムが古く完全なシングルスレッドなので、6つあるコアの一つだけ4.4Ghz程度まで動作周波数が上がるが、他のコアは完全に2.2Ghz固定で、何故かいくつかのコアをたらいまわしするように負荷のかかるコアが変化していく。

これは最大まで動作周波数を上げた後、コアの温度が上がると温度が低いコアにスレッドを引き渡しているのか?

またこの変化は#2~#5のコアだけで行われていた事から、同一のCCX内だけで行われていると推測される。


Super Piの次は雑多なファイル4000個ほど(合計8.6GB)をWinRARでZip圧縮してみる。

この操作の場合負荷が全てのコアにかかるが、6コア全てが常にフルブーストというわけではなく、時々動作周波数が落ちるコアが1~2ほどあった。
また、6コア全てがブーストされている時の平均最大動作周波数は4.25Ghz程度で、4.2~4.3程度の振れ幅で6つのコアが動作していた。

完全なシングルスレッドであるSuper Piの時よりも、最大動作周波数は100Mhz以上低くなった事になる。


そして最後はWaifuと呼ばれる画像拡大ソフトで写真(1600x1920のjpegファイル)を2倍に拡大するテスト。

このテストでは6つのコアが常にフルブースト状態で、変換中常に4.1Ghz程度で動作周波数が変化していた。

All_core_boost.png

どうやら全てのコアを自動オーバークロックする場合、4.1Ghz近辺が上限であるようだ。

こうした挙動は、今時の多コアCPU全てに共通するのだろう。これよりも高い動作周波数を全てのコアで行うには、相応の冷却手段とUEFIやオーバークロックツールで電圧などを設定してあげなければならない。


というワケで、Windowz7を動作させた時のZen2(Ryzen 5 3600X)の挙動は、初代Zenの1600Xと大した違いを見出す事が出来なかった。

また前回の環境と大きく違うため消費電力の測定は行わなかったが、平均値は恐らく1600Xの時とほとんど変わらないと思われる。

ただ、7nmプロセスにも関わらずCPU単体の消費電力はHWiNFOによる測定で最大92.378Wと大きかった。これは80W程度だった1600Xよりもかなり高い。

これは最大で4.4Ghzという高い動作周波数でありながらコア電圧が1.45Vと高いままである事が原因と思われる。消費電力は電圧x電流で表され、CPUの動作周波数が上がれば電流は増えるため、周波数を上げながら消費電力を抑えるには電圧を下げるしかない。(他には電源を切れる回路を不要時は徹底して電源を切るクロックゲーティングという技術もあるが)

一方AMDのCPUに使われている半導体製造プロセスはIntel製と比べて低い周波数で限界に近付き、(Intel製も含め)昨今の微細化されたCPUのほとんどがそうであるように、それ以上動作周波数を上げようとすると二次曲線的に高い電圧を要求する。

このため、Ryzenは回路自体の効率は良くとも、動作周波数を上げていくとIntel製のCPUよりも激しく消費電力の上昇が発生しやすい。


それから最後の最後、メモリの動作周波数について。

やはり私の環境でも、初代Zenの1600Xの時よりも安定して動作する限界値が下がってしまった。

具体的には、今までメモリモジュール4本が1.25Vで3200Mhz動作していたのに、Zen2になってこれが不可能になってしまった事。

現在は安全マージンを多めに見て電圧は1.35Vで、さらにアクセスタイミングも16-18-18-18から20-20-20-20に落した上で、3200Mhzとしている。

この辺りはやはり、UEFIのアップデートを待つしかないだろう。


今回の結論としては、「ASUS Prime B350 PLUS(5007」と「Ryzen 5 3600X」の組み合わせでWindowz7を使う場合、「GIGABYTE AORUS B450 M」と「Ryzen 5 3600X」の組み合わせでWindowz10(19h1 1903)を使う場合と比べると挙動がかなり違うという事。

前者では1600Xと比べても違和感の無い挙動であったが、後者は現在ネット上で騒がれているような不可解な挙動によって消費電力が無駄に上がってしまっている。

この理由はOSの違いなのか、UEFIの違いなのか、それともAGESAのバージョンが違うためなのか、今の所判断が出来ない。

とはいえこれ以上この件で割く事が出来る時間も無いので、Windowz7のサポートが切れるまでこのまま行こうと思う。

その間に諸々の問題が解決される事を祈って。


参考

Ryzen 5 3600X アイドル時消費電力
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2019-07-21

Ryzen 7 3800Xが出たようだが・・・
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2019-07-12-1

Zen2はWindows7をサポートしない
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2019-07-10

Zen2はUEFIの完成度に問題アリ
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2019-07-09

各ニュースサイトのZen2レビュー記事を読んで
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2019-07-08


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Ryzen 5 3600X アイドル時消費電力 [CPU]


とりあえずZen2なCPUを買ってみたので、噂になっているアイドル時の消費電力や挙動を調べてみた。

環境

CPU Ryzen 5 3600X
MB Gigabyte B450 AORUS M (UEFI Ver. F40)
MEM Corsair CMK32GX4M2A2400C14R x2、計32GB (DDR4 2400)
SSD ADATA XPG SX6000 PRO 256GB
VGA Radeon HD8570 (R5 240相当)
電源 玄人志向 KRPW-PT600W/92+ REV2

OS Windowz 10 Pro x64 (19h1 10.0.18362.30)

電力プラン:Ryzen Balanced(デフォルト)

AMD チップセットドライバ v1.07.07.0725


以上のテスト環境でアイドル時の消費電力を調べると、以下の通りになった。

27W±1W(HWinfo起動時30W±2W)

というわけで、アイドル時の消費電力が40W~50Wを超えるという人は、何かそうなる理由があると思う。

Zen2_test1.jpg
テスト環境で消費電力の測定中。


また、アイドル時の動作周波数は2.2Ghzと1600Xと同じだった。だが、何か操作をすると瞬間的に最大動作周波数の4.4Ghzに達するところが違う。1600Xはある程度大きな負荷がかかった時だけ、動作周波数が上がるからだ。

Zen2_test2.png
ほんのちょっとした操作でも、複数のコアが4.4Ghzまで上昇する。

このために軽い動作のアプリケーションでも、1600Xよりも消費電力が高くなるようだ。

この辺りの挙動に関しては、Web上のパソコン関係情報サイトでの検証で見られたものと一致する。

要はCPUの省電力機能が上手く働いていないのだ。


これでは遊びでオーバークロックなどをしない、一般の客を主な客層とするパソコンメーカーはかなり採用しにくいと思う。(まあそれ以前にGPUを内蔵しないCPUはそういう向きにしか売れないかもしれないが)

そんなわけで、AMDは一日も早くこの問題を解決して欲しいと思う。


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Ryzen 7 3800Xが出たようだが・・・ [CPU]

今日はRyzen 7 3800Xの発売日。

だが、各方面の情報発信を見る限りまったく話題にもなっていない。


理由は何なのか。


一つはあまりに流通量が少ないからだと思う。

Ryzenが初めて登場した2年前は、CPUは比較的潤沢に出回ったと記憶している。

ところがZen2の場合はあっという間に売り切れが続出、手に入れる事が出来ない難民が多く出た。そしてその後も各店舗への入荷は極少数のようで、入荷しても即売り切れ、在庫が無い状態が続く。

これでは興味が失われても仕方が無い。


それからもう一つ、下位の3700Xとの差があまりに少ない事。

自動オーバークロックが効いていないベースクロックで300Mhzの差があるものの、自動オーバークロックによる最大周波数はたったの100Mhzしかない。

しかも最大で4.5Ghzと、そのままでも5Ghzまで回るCore i9 9900Kなどと比較してあまりにも低い。せめて4.7Ghzまで回ったのならば、と思う。

それでもRyzen 3000シリーズの中ではシングルスレッドの性能は一番高い事は間違いないが、性能の上昇に対して価格の差が大きいので注目が集まりにくいのだと思う。

まあ、たった100Mhzの差ではたかが知れている、と思われても仕方が無い状況だし、手動でのオーバークロックもあまりにマージンが無さ過ぎて遊べないという事もあるかもしれない。


三つ目。

従来のシステムからCPUのみ換装する需要の足枷となる、UEFIの対応状況の問題。

Socket AM4の売りである、CPUが世代交代してもマザーボードは長く使えるというAMDの主張が半ば崩れてしまっている。

だったらマザーボードも買え、という話も、X570を搭載するモノしか選択肢がなく、しかもハイエンドという事で飾りの多い非常に高価なモノしか無い。PCIe 4.0対応という目玉も言葉のみのインパクトしかなく、現実に立ち返るとその価値はあまりに希薄だ。


というワケで。

AMDの戦略は完全に裏目となりつつあるように、私には見える。

せめて店舗の在庫が十分にあれば、話は違ったかもしれないが。

ただそれでも、X570以前のチップセットに対するZen2の対応状況がここまでお粗末だと無意味か。


本当に、AMDには一刻も早く、この状況をなんとかして欲しいと思う。


参考;

Zen2はUEFIの完成度に問題アリ
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2019-07-09

各ニュースサイトのZen2レビュー記事を読んで
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2019-07-08


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韓国に対する半導体材料輸出規制でメモリやSSDに影響はあるのか [ハードウェア]


現在一部で大きな問題になっている「半導体材料3品目に対する韓国向け輸出管理の強化」。

一般には“輸出規制”となっているが、このように書くと韓国に対する輸出そのものが制限される、或いは止まってしまう、という誤解を生むと思う。

なのでタイトルにはあえて「輸出規制問題」としたが、記事中では「規制」と書かず「管理強化」としておく。


今回日本政府が行った事は、海外の企業が購入のための審査が必要な半導体材料の内3品目について、「韓国は審査が不要」(厳密に言うと少し違うようだが)とする優遇措置を撤回する、というだけのこと。

この結果韓国は、中国などの優遇措置の無い国と同じに90日ほどかかるという出荷ごとの審査を要する事になったわけだが、この措置が実効性を発揮するのは「8月中に予定されている政令改正以降」なので、それまでに受けた注文は優遇措置が有効であり、今すぐ韓国の半導体製造に影響が出るわけではない。

もしこれが一定期間の猶予を置かず、優遇措置撤回の発表をした当日から有効であれば話は別だが、現実にそうはなっていない。


また今回の措置について、強い懸念を抱いている方達の言う通りの結果を招くとするならば、それ以前にアメリカが黙っていない。DRAMとNAND Flashの世界全体のシェアは韓国製が約7割もあるため、市場の大混乱と共にアメリカが誇る“GAFA”や、世界的に非常に大きなシェアを持つパソコンメーカーのDELLとかHPが甚大な損害を被る事になるからだ。従ってこのような話が出る以前にトランプから横槍が入って、そもそもこんな措置の発表自体行われなかったはずだ。

従って「半導体材料3品目に対する韓国向け輸出管理の強化」に強く反対している意見は、多くが「悪いのは日本」という事にしたい韓国政府による世論誘導やロビー活動であると言っても過言ではない。


という事で、パソコン関係の問題として捉えるのならば、メインメモリのDRAMやSSD等に使われるフラッシュメモリの価格にはあまり影響が無いと私は考えている。もし実際に韓国製のこれらの部品が、相場へ著しい影響が出るほど出荷を減らしたのなら、それは自爆テロに等しい韓国の自作自演であると思う。

一部で事実を無視した過剰な反応が多く見受けられるが、それらに惑わされる事がないようにしよう。


参考

故本田総一郎の金言「韓国とは絶対に関わるな」
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2014-07-09

大韓民国向け輸出管理の運用の見直しについて
https://www.meti.go.jp/press/2019/07/20190701006/20190701006.html

韓国に輸出管理強化発動=半導体材料、報復応酬の恐れ-政府
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019070400016&g=pol

半導体材料の韓国向け輸出管理を厳格化、信頼関係毀損で-経産省
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-07-01/PTXYP66KLVRG01

嘘つき大国への道をひた走る韓国、信用ガタ落ち
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/56996


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Zen2はWindows7をサポートしない [CPU]


私は近々CPUをRyzen 3000シリーズに交換する予定だが、テストを兼ねて現在利用するWindowz7の環境を変えずにCPUを交換しようと思っている。

そこでRyzen 3000シリーズをサポートしたというAMDの最新チップセットドライバを調べると、どうやらAMDはZen2でWindowz7のサポートをしないようである。


Drivers and Software
https://www.amd.com/en/support/chipsets/amd-socket-am4/b350


上記ドライバのダウンロードページにあるサポート情報は、以下のようになっている。


Supports:

Windows 7/10 for
2nd Gen AMD Ryzen Desktop Processor
7th-Gen AMD A-Series Processors
AMD Ryzen Desktop Processor
AMD X470 Chipset
AMD X370 Chipset
AMD B450 Chipset
AMD B350 Chipset
AMD A320 Chipset

Windows 10 only for
3rd Gen AMD Ryzen Desktop Processor
2nd Gen AMD Ryzen Threadripper Processor
AMD Ryzen Threadripper Processor
AMD Ryzen Desktop Processor with Radeon Vega Graphics
AMD Ryzen Mobile Processor with Radeon Vega Graphics
AMD X399 Chipset
AMD X570 Chipset

This is an all-new chipset software installer with updated UI, optimized package size, package versioning unique to the chipset drivers, and improved installer performance.

Package Includes:

AMD Chipset Drivers
AMD Ryzen Power Plans (required for UEFI CPPC2 in WindowsR 10 May 2019 Update)


サポートリストに書かれている通り、Windowz7は「2nd Gen AMD Ryzen Desktop Processor」まで、チップセットもX570はサポートされていない。


という事で、SoCであるRyzenはチップセットドライバが無ければ標準ドライバで動く範囲の動作は可能かもしれないが、それ以外は動作保証が無いという事だ。

GPUを持たないために無理に動かせば動くかもしれないが、どのような挙動を示すかはやってみなければわからない。

まあ、実際に買って試してみればわかるだろう。



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Zen2はUEFIの完成度に問題アリ [CPU]


一昨日より売られているZen2コアを使った第三世代Ryzen 3000シリーズは、発売開始から三日目の今日までに世界中で多くのテストが行われた結果、全体的にはIntel製CPUを大幅に上回る性能を示した事でその存在価値を証明して見せた。

だが、このお祭り騒ぎの影響で世界的な品不足が続いている模様。

昨今の事情を鑑みると、元々準備された数が需要に対して少なかったと思われ、また現在TSMCでの製造は※歩留まり85%以上という話もあってこれだけ聞くと在庫はすぐに復活しそうだが、実際には生産ラインのキャパシティが少ないために焼け石に水状態だろう。

さらに追い討ちをかけるようにショップブランドPCの発売も始まって、リテールパッケージだけでなくバルクにも貴重なZen2が流れているので、部品で買う必要がある人以外は部品を買い集めて一台組むよりもショップブランドPCを買った方が手っ取り早いかもしれない。

※歩留まりは6コアダイを含んだものと思われ、高い動作周波数が見込める8コアの良品は需要を満たすには足りていないと思われる。また3900Xの要求する特性の6コアダイも、ArF液浸リソグラフィでは非常に限られた数しか採れない事は容易に想像出来る。


さて、このように性能に裏打ちされた人気を獲得したRyzen 3000シリーズだが、一部で思ったほど性能が上がらないという報告や、メモリの動作速度が出ない、或いは安定しない、という報告が散見される。

この原因はマザーボードのBIOS、現在の正しい呼び名はUEFI、に問題がある事が考えられる。

特に従来からある300番台と400番台のチップセットが使われているマザーボードの場合、AMDから提供されるUEFIのAGESA(AMD Generic Encapsulated System Architecture)と呼ばれるファームウェアのバージョンが、メーカーや機種によりまちまちである事が問題になる。

Zen2に対応するAGESAは“AGESA 0.0.7.2A”以降(ASUS PRIME B350-PLUSで確認)となっているが、Zen2対応の初期バージョンは完成度が低く一応動作するといった程度であるようで、最低限安定動作を望むのならば“AGESA 1.0.0.2”が適用されたUEFIにアップデートする必要があるようだ。(もちろんUEFI全体の完成度も関係するため、AGESAが古いからといって必ずしも安定しないとは限らないし、その逆もまたあり得る)

また、海外からの情報ではZen2の性能を引き出すには“AGESA 1.0.0.3”が必要だという情報もある。

その他消費電力の問題も含め、これらを解決するには今後のUEFIアップデートを待つ必要があると私は考えている。

ちなみに、AGESAは過去のバージョンに1.0.0.3よりも数字の大きいものが多く存在するが、これらは“AGESA 1.0.0.1よりも古いバージョン”であり、Zen2のサポートは無い。


というワケで、現在Ryzen 3000シリーズを使っていて色々苦労している方は、マザーボードのUEFIを最新のものにアップデートしてみる事が有力な解決策の一つであるようだ。

ただし注意したいのは、最新のUEFIが常に最良の選択とは限らない事。

場合によってはさらに不具合が増えたり、最悪電源が入らなくなる事もあり得る。

従って万が一の場合にリカバリ出来る準備や、完全に安定したと思われるタイミングまで待つなど、自衛が必要な事も忘れないようにしよう。


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各ニュースサイトのZen2レビュー記事を読んで [CPU]


7月7日に無事発売となったZen2。

ラインナップに一部欠損があるものの、遅れた3800Xは12日発売という事でギリギリOKといった感じだ。

そして発売解禁となった7日の内に、Web上にあるパソコン関係の各ニュースサイトには一斉にレビュー記事が掲載された。


シングルスレッドもインテル超え!第3世代Ryzenは遂にメインストリームの頂点に
https://ascii.jp/elem/000/001/891/1891699/

マルチで圧倒、Intelに互角以上の性能を備えた「Ryzen 9 3900X」「Ryzen 7 3700X」をテスト
https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1907/07/news036.html

「Ryzen 9 3900X」と「Ryzen 7 3700X」を試す - 第3世代Ryzen+NAVI徹底攻略
https://news.mynavi.jp/article/20190707-854576/

第3世代Ryzenが驚異的性能でIntelを圧倒。Ryzen 9 3900X/Ryzen 7 3700Xレビュー
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/feature/1194631.html

「Ryzen 9 3900X」「Ryzen 7 3700X」レビュー。期待のZen 2は競合に迫るゲーム性能を有し,マルチコア性能では圧倒する
https://www.4gamer.net/games/446/G044684/20190705008/


これらの記事を一通り読んで思ったのは、計算能力についてはおおむね事前情報通りの性能だったという事。

3800Xがまだ出ていない事からゲームのベンチマークではCore i9 9900Kにやや遅れを取る面もあったが、3800Xが出る事でほぼ同等かやや上回る程度の性能を示す事だろう。


ただし、一つだけ事前情報よりも悪く感じた点がある。

それは消費電力の高さ。

省電力型の3700Xでさえ、場面によっては9900K並みの消費電力である。全体的に大きく下回っていたとはいえ、TDP65Wと言うには少しばかり消費電力が多めに感じた。

また、3900Xはほとんどの場面で9900Kを大きく上回る消費電力だ。
計算能力の上昇分を考えればよくこの程度に抑えたと言いたい所だが。

これらの理由は明白だ。昨今の微細化された製造プロセスによる半導体は、動作周波数が一定以上に上がると急激に消費電力が上がる傾向が強い。Intelの場合技術力でこれを5Ghz近辺まで押し上げているが、GFの14(12)nプロセスとTSMCの7nmプロセスは双方とも4Ghz~4.5Ghz以下に壁が存在する。

その結果がコレだ。

つまり今後AMDのCPUがIntelと対等に渡り合うためには、この動作周波数の壁をIntel同様に5Ghz近辺に、或いは今後の事を考えるとそれ以上にまで上げる必要がある。

そうしなければいくら微細化により平時の消費電力が下がっても、自動オーバークロックによるピーク時の動作周波数が上がらず、しかも無理に頑張れば消費電力が非常に残念な結果になるという事になる。

またCPU単体の消費電力以外にもX570を採用するマザーボードの消費電力の高さもあってさらに上積みされている。

これはアイドル時からピーク時まで、X470と比較して10~20W程度はありそうだ。

この消費電力の問題はUEFIやOSのパラメータ調整でまだ大きく変わる可能性が残っているが、そういった意味でも全体的に荒削りのまま製品を出荷してしまった、そんな印象を受けた。


というわけで、発売した瞬間からほとんどの面で完成度の高さを発揮するIntelと比べ、あちこち不具合を残したまま販売してしまうところがAMDらしいといえばAMDらしいが。

この事が一般の完成品パソコンメーカーに採用されにくい足枷になっている気がする。

自作界隈では自力でそのような不具合を克服する事も楽しみの一つとして受け入れられるが、一部のマニアを省いてほとんどの人はそんな不具合を持つ製品など不良品としか看做さないわけで、AMDの今後に不安を感じてしまう。

ただでさえCPUの供給能力が足枷になりやすいAMDで、これは痛い。

まあ性能についてはほぼIntelを超えた事が確実になった今、これからは製品の不安定な部分を出来るだけなくして欲しいと思う。


さあ、後は3800Xの登場でどうなるか。

今の所はギリギリゲーム用途でIntelの方に軍配が上がるが、3800Xが出ればAMD完勝となるのか。

乞うご期待、といったところか。



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Zen2発売を記念して [CPU]

日本国内は今日の夜7時から販売解禁となるZen2。

対象となるモデルは、下が6コアの3600から上は12コアの3900Xまで。
ついでにZen2ではないが、APUの3200Gと3500Gも同時に出る。

ただし未確認ではあるが、8コアの3800Xのみ遅れて12日から、という情報がある。


「Ryzen 9 3900X狙いならお早めに」(7/6)・・・複数ショップ店員談
http://www.gdm.or.jp/voices/2019/0706/311997


この遅れ、やはり8コアのダイが不足しているという事か。

その一方最上位の3900Xは6コアのダイ二個の構成なので、二つまでならば欠陥のあるコアを利用出来る事から予定通りと推測出来る。

また各モデルの人気も省電力モデルの3700Xと12コア以上のハイエンドに偏っており、中途半端な3800Xは不人気らしいので、それにかこつけて後回しにされたようにも思う。

まあいずれにせよ、今回のZen2発売はAMD側もかなり無理をして頑張ったのではないだろうか。


というわけで一部機種が遅れてはいるが、予定通りに発売開始という事で目出度い。

これを記念して、私が使っているWindowzのOEMロゴ(AMD公式画像から自作)を公開しようと思う。

RYZEN_logo.png

使いたいと思う人はロゴ画像を右クリックで保存し、ペイントなどでBMPに変換した後にしかるべき場所(参考のレジストリでは C:\Windows)へコピーしてから以下のレジストリを追加、パソコンを再起動して欲しい。※ファイル名は自由に付けて良いが、以下のレジストリのままとするならば「RYZEN_logo.bmp」とする事。

Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\OEMInformation]
"Logo"="%windir%\\RYZEN_logo.bmp"
"Manufacturer"="AMD Corporation"
"Model"="Ryzen 3000シリーズ"
"SupportHours"="9:00 - 16:00"
"SupportPhone"="03-6479-1550"
"SupportURL"="http://www.amd.com/ja"

使い方は Windows Registry Editor Version 5.00 から "SupportURL"="http://www.amd.com/ja" までをテキストファイルにコピー&ペーストし、内容に関して必要な編集を施した後に保存、ファイル名を「oemlogo.reg」などと変更した後にダブルクリックでインストールする。


なお、「"Logo"=」以下の変数は自由に編集しても問題ない。

例えば "Model"="Ryzen 3000シリーズ" は 敬愛するAMD CEOの名前をいただいて "Model"="Lisa su" としても良い。

知識が不足している方は、WindowzのOEM Logoについて調べる事で理解出来るだろう。

oem_logo_w7.png
OEMロゴの設定例。画像はWindowz7だが、Windowz10でも同様に可能。

このような小細工はすでに非常に多くの方が行っていると思われるが、まだ知らない方もそれなりに居ると思う。

今回のZen2発売を機に新しくRyzenでパソコンを組む方、或いはRyzenのパソコンを新規に購入する方や、現在Ryzenのパソコンを使っている方でこのような小細工が好きな方は挑戦してみると良いかもしれない。


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開先KX-6000と中国 [CPU]

昨日、何か不自然にブログへのアクセスが増えていると思ったら、過去に書いた「開先KX-6000」の記事にアクセスが多い事が原因だった。

そこで「開先KX-6000」について検索すると、Web上のニュースサイトにコレが正式発表されたという記事が7月2日に出ていたのだった。

この正式発表された「開先KX-6000」、最も性能が高いもので「8コア 3Ghz」というスペック。IPCがどれほどかわからないが、VIAのEDENがベースとしたら同じスペックのCore i9の半分程度になるだろうか。

ただ、フルスクラッチの可能性も否定は出来ない。その辺りの情報を私は持っていないし、調べる気も起きないのでなんともいえないところだ。


ちなみにKX-6000の前、現行モデルとしてすでに市販されるKX-5000は、Lenovoなどによってこれを搭載するパソコンやサーバーが開発されている。今の所KX-5000を使った機種は中国国内から出る事は無いだろうが、もっと高性能なCPUが作られるようになればその内に日本でも中国製CPUのパソコンが売られるようになるのかもしれない。



その中国だが、昨日から今日にかけて以下のような記事を見つけた。


中国、新疆に入る外国人のスマホをマルウェアでスキャンか
https://japan.cnet.com/article/35139374/

ウイグル自治区を訪れる旅行者のスマホには監視用スパイアプリが強制的にインストールされていることが判明
https://gigazine.net/news/20190703-chinese-tourists-forced-install-malware/


ウイグルといえば民族弾圧と同化政策で現地の人達が酷く苦しめられているというイメージだが、どうやら外から入ってくる外国人に対しては強制でスマートフォンから情報を抜いている模様。

そもそも個人情報のカタマリであるスマートフォンを、犯罪者でもない旅行者からロックを解除した状態で押収するという事自体許されないと私は考えるが、それが法律として定められているのが中国という国。

人権は共産党の下にあり、人は共産党によって管理される事が中国の常識である。

この件はその一端にすぎないのだ。

とはいえ、今時のスマートフォンは例外なく個人情報が抜かれている。GAFAに代表される企業は、言ってみれば中国共産党の西洋版みたいなものだ。一般にそう思われないのは、顧客である利用者から反感を買うような事を可能な限り“見せない努力”が払われているからだろう。

そしてそもそもが消費者に直接あれしろこれしろと命令しなくても、彼らが自分の意思で支配者の望む行動を取る術を研究し続けている事もある。

まあ、私にとっては中国もGAFAも同じだ。


中国製x86互換CPU「開先KX-6000」の恐怖
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2018-09-21



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あと4日でZen2販売開始、一方Intelは… [CPU]


7月7日の販売開始まであと4日となったZen2。

実際どんなモノかは市場に出てからでないと解らないとはいえ、事前情報ではかなり期待が持てる。

特にハイエンドの性能競争ではIntelがモタモタしているおかげで、Intelが来年いっぱい14nmの10コアがハイエンドであるのに対してAMDのZen2は7nmの16コアであり、恐らく当分の間絶対的なアドバンテージを維持すると思われる。


とはいえ、AMDものんびり構えていられるわけではない。

今年末までに出回るはずのノートPC用10nm CPU“Ice Lake”に対して、AMDはまったく対抗する術が無い。という事は一般向けPC市場の半数以上を占めるノートPCの分野で、AMDのシェア獲得がままならない事を意味する。

現在徐々にノートPCにもRyzen搭載機種が増えてはいるが、シェアは1割にも満たないように見える。Ice Lakeの供給が潤沢であれば、こちらは当分の間これ以上シェアを伸ばす事が出来ない可能性が高い。さらにノートPC向けCPUの一部は、日本国内で大きなシェアを持つ液晶ディスプレイ一体型パソコンに搭載されている。

従って少なくとも、日本国内ではデスクトップ向けでもAMDのシェアが伸び悩む可能性が非常に高いと言える。


一方パソコン市場の精々1~2%くらいしかないと思われる自作市場では、現在Ryzen旋風が吹き荒れている。

7月7日以降はWindowz7のサポート切れに伴うパソコンの需要増に伴ってさらにIntelからAMDに乗り換える人が増えると予想され、AMDのシェアは広がっていくだろう。

だがそれでも、日本国内ではIntelのシェアをあと1割も奪えれば上等な気がする。それだけ日本人にIntelは信頼され、人気であるのだ。


このように製品の性能、販売力とも非常に強力なIntelは、現在品不足解消のため以前は不良品として廃棄していた“GPUが使えない”ダイをも製品として売り始め、CPUの増産を急いでいるという。

この件に関しては以下の記事が詳しい。


Ice Lakeは2019年中に量産開始 インテル CPUロードマップ
https://ascii.jp/elem/000/001/852/1852927/


この記事にあるように、現在のIntelは14nmでの増産を急ぐあまり歩留まりの低下でも悩まされていて、それでも商品の不足を補う努力を精力的に続けている。終わらないCPUの脆弱性と共に商品に色々問題を抱えている状態でありながら、AMDの何倍もCPUを売っているのだから大したものだ。

そして今後は現在抱える様々な問題を克服した新しい10nmプロセスと、そして2021年に出ると言われている7nmプロセスによる新しいCPUがIntelには控えている。

恐らく2021年にデスクトップ向けは10nmで、ノート向けが7nmで出るのだろう。

これらのCPUは現在のCoffee Lakeよりもかなり性能を上げて来る事は明白で、恐らくZen3ではまったく歯が立たない状況になると私は考えている。


2021年と言えば、順調に行けばDDR5に対応する新しいプラットフォームと共にZen4が出る時期だ。

もしIntelが1月に10nmのデスクトップ向けCPUを出したとすると、その時点でAMDはZen3で対抗する事になる。そして“順調に開発が進めば”7月頃にZen4が出て、もしZen4がZen2よりIPCを10%以上、動作周波数を5Ghz以上まで上げることが出来れば、Intelに対抗出来るかもしれない。

なんの根拠もない想像でしかないが、私はそう考えている。



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16Kとか本当に来るのか、~は本当に来るのかは繰り返される [ハードウェア]


最大帯域幅77.4Gbpsで16KディスプレイやVRをサポートする「DisplayPort 2.0」が発表される
https://gigazine.net/news/20190627-vesa-displayport-2-0/


DisplayPort 2.0が発表されたという記事が、GIGAZINEに載っていた。

この“DisplayPort 2.0”は16Kを見据えた規格だそうで、これに必要なデータ伝送帯域(77.4Gbps)が確保されているという。

77.4Gbpsというと、USB 3.0の約8倍、USB3.1の4倍弱、Thundebolt 3(40Gbps)の2倍弱である。

PCI Expressと比較するならつい先日規格の概要が発表されたPCI Express 5.0の1レーン分よりも1GB/sほど高速。現在主流のPCI Express 3.0ならば5レーン分ほどの速度である。

まあ、DisplayPortは通常4対の配線でデータをやり取りするから、実質PCIe 3.0+α相当のデータ伝送をコンピュータディスプレイの表示に使う規格であると言える。


これほどのデータ伝送速度を通常1Mを超える長さのケーブルで行うという事も驚きだが、それよりも16Kである。

現在私は4Kディスプレイをメインで使っているが、これ以上の解像度が必要か、と言われると否定する言葉しか浮かばない。

理由は色々あるが、一言で言えばコストパフォーマンスである。


一般消費者向けのあらゆる製品はコストパフォーマンスのバランスが最も重要。

買う側が高くて手が出ないとなれば普及しない。

その前提で言うと、例えば一般家庭や一般的なオフィスに置ける最も大きなサイズ(理由があってそれより小さいとか大きいとかは省く)のディスプレイは24インチ前後であるが、これに16Kの解像度を持たせるには何が必要かと考えると、普及に必要な2万円前後という価格に無理があるとしか思えない。


それに加えて画像データを送信する側の問題も無視は出来ない。

16Kディスプレイが今目の前にあったとしても、その解像度を活かせる性能を持ったハードウェアが無ければ話にならず、その上さらにソフトウェアに16Kを選ぶだけのモノが無ければそれ以前の問題になってしまう。


とはいえ。

かつては640x400程度、0.6Kが普通だった時代には1K(1024x768)がハイレゾという名の高嶺の花だった時代があって、その頃は2Kですら想像出来ない世界だった。

そして2Kが普通になった頃には、4Kや8Kなどまったく想像出来なかったものだ。

それから今回の16K。

8Kですら不要だと思える私には、16Kの時代などまったく想像が出来ない。


だが、いずれそれが普通になる時代が来る可能性を否定は出来ない。

いままでもそうだったのだから。


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3rd Gen RyzenとPCIe 4.0の問題 [ハードウェア]


7月7日の発売まであと2週間余り。

3rd Gen Ryzenを心待ちにしている人は多いと思うが、一方でマザーボードに関する心配事がある。

それは3rd Gen Ryzenの持つPCIe 4.0に関する問題だ。


今の所、PCIe 4.0に対応するマザーボードはX570チップセットを使う新しいマザーボードのみ。

他のチップセットを使うマザーボードはPCIe 3.0までの対応となる。

対応するデバイスがほぼ無いと言える現状ではほとんどの人にとってPCIe 4.0など無用の長物ではあるが、X570でなければ新しいRyzenの目玉機能であるPCIe 4.0が使えないという現実は、私達をがっかりさせるに十分な理由だ。


そこで、3rd Gen RyzenのPCIe 4.0がどうなっているのか考えてみた。

まず大前提として、RyzenのPCIeはCPUから直接出ている。従って、単にPCIe 4.0に対応するというだけならば、チップセットに依存する要素が最初から無い、と思う。


RyzenはSoCとして設計されているので、パソコンとしての機能を成立させる最低限の機能をCPU本体だけで全て賄う事が出来る。

例としてAMDの言う「A300」というチップセットが存在するが、あれはCPU単体のみの構成だ。

だから、もし今すぐX570を使わずにPCIe 4.0を使いたければ、CPUのみの構成でマザーボードを設計すれば良い。チップセット無しの前例としてはAsrockのDeskmini A300がある。一般的な構成のデスクトップパソコンとするならば、あの構成にビデオカード用のPCIe 4.0 x16スロットと、他の拡張カード用にチップセットを接続するために用意された4レーンをPCIe x1スロットとして追加すれば良い。


とはいえ、こうした構成でも問題が出る可能性がある。

それはPCIe 4.0とPCIe 3.0のデバイスを混在させた場合、それぞれがPCIe 4.0と3.0別々の速度で動作するのか、それとも遅い方に統一されてしまうのか、という問題だ。これははっきりした事はわからない。

もし別個に対応出来るのならば、既存のX370/B350/X470/B450等のチップセットでもまったく問題なく利用出来る。過去にAMDの関係者が言った「既存のマザーボードでも物理的な配線は同じなので対応可能だ」というような発言がある。だからもし言葉通りの意味であれば、PCIe 4.0の「配線長がPCIe 3.0の半分に制限される」という問題を解決出来ればどのような構成も自在という事だ。

配線長の問題は、x570マザーボードで利用されているという「ReTimer」というチップをPCIe 4.0の配線の途中に追加する。だが、この措置はそれなりにコストがかかるので、B450などを使った安価なマザーボードでも既存の製品より高額になる事は間違いない。

同様の理由で、チップセットを省いた構成であっても「ReTimer」が必要な配線長になる場所に拡張スロットなりデバイスなりを配置する必要があれば、「ReTimer」が必要な分コストは上がる。ただしチップセットが不要な分安くはなるが。


以下はX570チップセットを使う場合の、PCIe 4.0の配線図。
配線がある程度長くなる部分には必ず「Retimer」を途中に挟む。
3g_ryzen_a.png

次の図は既存のチップセットを使った場合の配線。
現実的に考えてこのような構成が考えられるが、実際に製品化する事を考えると現実的ではないかもしれない。
3g_ryzen_b.png


そんなワケで、PCIe 4.0の配線長の問題は途中に信号をどうにかするチップである「ReTimer」が必要である事が現状。

要するに以前私が心配した問題はまったく解決出来ておらず、現時点でのPCIe 4.0対応はかなりの強行だったと言える。

そのおかげでX570マザーボードの価格は既存のX470マザー等と比べてかなり上がる事が確定していて、さらにPCIe 4.0の信号を処理するための回路が相当電気を食うらしく、消費電力や発熱の問題も取り沙汰されている。

消費電力の問題は今後チップセットの最適化と微細化などで、かつてギガビットLANのチップセットがそうであったように低減させる事が可能だが、それは今すぐ出来る事ではない。

結局のところ、AMDはPCIe 4.0対応を急ぎすぎたのだ。


今年末か来年頭頃には廉価版であるB550/B520チップセットが予定されているという事だが、AMD(製造はAsmediaらしい)がこの辺りをどうするのか。まあ何も出来ず、PCIe 4.0に対応しないのではないかと思う。


PCI Express 4.0 は何時から使えるようになるのか
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2018-06-22



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自動運転レベル3はファンタジーに過ぎない [クルマ]


自動運転レベル3はファンタジーに過ぎない
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1906/18/news014.html

私もこの記事に賛成だ。
私の意見として同様の事は過去にこのブログで書いている。

「Uberの自動運転車で死亡事故」というニュースに思う
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2018-03-21


一体誰が、「自動運転中に問題がある時は運転手が運転を引き継いで危機を回避する」などという戯言を言い出したのだろうか。

出来るものならやってみろ、と言いたい。


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トヨタ優勝おめでとう! Le Mans 24H 2019 [クルマ]

一昨日の日曜(2019/06/16)、日本時間午後10時に今年のル・マンは決勝のゴールを迎え、当然の結果としてトヨタのワンツーフィニッシュに終わった。

8号車が優勝、7号車が2位で、周回数は昨年より3周少ない385周だった。


私は衛星中継でリアルタイムにチェッカーフラッグを受ける優勝車・Toyota TS050 Hybrid 8号車がゴールする瞬間を見ていたが、やはりこの瞬間は良いものだ。色々と思う所はあれど、感動を禁じ得る事は出来なかった。

心から彼らと、彼らの戦いとその結果に対し、敬意と賞賛を送りたい。


ただし、昨年もそうだったが、この結果にはいささか疑問もある。

その疑問とは、トヨタにライバルと言える競争相手が存在しない事だ。

レースは結果が全て。とはいえ、世界でも長い歴史と伝統を誇る格式高い“Le Mans 24H”で優勝者として記録が残る事について、ライバル達との熾烈な競争の末に得た優勝との価値の差を考えると非常にがっかりしてしまうのだ。


こうした私の思う所についての根拠はこうだ。

まずここ5年間の優勝車の記録を比較するとこうなる。


開催年 優勝車 周回数 LMP1の参加台数
2015 Porsche 919 Hybrid 395周 13台(内トヨタ2台/Porsche 3台/Audi 3台)
2016 Porsche 919 Hybrid 384周 9台(内トヨタ2台/Porsche 2台/Audi 2台)
2017 Porsche 919 Hybrid 367周 6台(内トヨタ3台/Porsche 2台)
2018 Toyota TS050 Hybrid 388周 10台(内トヨタ2台)
2019 Toyota TS050 Hybrid 385周 8台(内トヨタ2台)

こうして並べてみると、2017年は3台エントリーしてかなり本気で勝ちに行ったトヨタに対し、2台に減ったポルシェと参加を見送ったアウディのやる気減退が対照的に見える。

この表から(もちろん予選と決勝の内容も考慮したうえで)読み取れる事は、2015年はポルシェとアウディが3台ずつエントリーするという2チームの激戦もあって周回数が伸びた一方、その後は様々な理由で周回数が落ち込み、2018年に至ってはトヨタのみワークス参加となって無理にスピードを上げる必要が無くなったトヨタは24時間で388周と2015年だったら表彰台にも上がれない余裕のペースで24時間を走り切り、さらに2019年は2018年よりもペースを落して3周少ない385周に留まっているという事。

耐久レースは綿密な計算の元に走行ペース(一周を何秒で走るか)とピット回数を決めて走るので、トラブルや他チームとの順位争い等でペース配分やピット回数(時間)などの変更が無い限り、結果は最初から計画された通りになる。

つまり、2019年のトヨタは計画的に遅く走る事で最大限にトラブルを回避し、確実に2台をワン・ツーフィニッシュさせる作戦を計画通りに完遂した事になる。

これは競争相手になる他チームが居ないからこそ出来る芸当と言える。何故なら、十分に競争力を持つ他チームが存在した場合、例え自分達のクルマが他よりも速く十分に信頼性が高いとしても、万が一を考えて必要なマージンを取る為にやはりギリギリの所で走らざるを得なくなるからだ。

またライバルが多ければ“首位争いとは別の所で、順位争いによりペースが落される”という事もある。
そのため、遅れを取り戻す為にペースアップが必要となり、その結果トラブル(クルマの故障や事故)に見舞われる例は非常に多い。
さらにチーム同士、そしてそれとは別にドライバー同士駆け引きなどもあって、不確定要素が激増するから尚更難しいレース展開を強いられる。(この事は終始1-2位を占め、他車との順位争いが発生しなかったトヨタにはまったく無縁の要素だったと言える。)

或いは1991年のマツダ 787Bのように、レース中盤以降作戦による追い上げでトップを走るメルセデスにプレッシャーを与えた結果、メルセデスは無理にペースを上げてクルマを壊し、優勝が確実と見られていたメルセデスを下したマツダの逆転優勝、というような逆転劇が起きる事もある。

このマツダ優勝の例にも見られるように競争力が一定の範囲にあるチーム同士の争いともなれば、クルマの性能を活かしてルーチンワークをこなせば自動的に優勝、などという事は有り得ない。


ちなみに2018年の1位トヨタと3位Rebellion Racingの周回差は12周、2019年は1位トヨタと3位SMP Racingの周回差は6周という結果からも、手の抜き様はかなり緻密に計算されている事を窺わせる。なにしろ昨年より3周分も遅く走っているにも関わらず、しかもレース中トップを走る7号車が2回も予定外のピットインで時間を浪費しているというのに、他チームに一度も抜かれる事無くワンツーフィニッシュなのだ。これで手抜きと言われない方がおかしい。

レギュレーションの変更(ハイブリッド車への各種規制)によって周回数に関する基準は変わるのだが、それ以上に参加車両の改良、そして競争相手が居ない事による無駄な加速の抑制とペース配分の最適化は24時間で可能な周回数を増やす結果に結びついてもおかしくはない。

こうした事を考え合わせると、2018年と2019年のトヨタはもっと速く走り、24時間で390周以上走れるだけの余力があったはずだ。
だが、トヨタは周回数を伸ばすどころか逆に落してきた。

当然これは不慮のトラブルを可能な限り排除するための対策でもあるだろうが、やはり何か釈然としないものが残る。


まあ、少なくとも今回の優勝という結果は本気で勝ちに行かねば到底成し得る事は出来ないし、勝つ為に24時間に渡って緻密に計算されたスケジュールをチーム一丸となって達成する事は相当なノウハウの積み重ねと労力が必要であり、歯車が一つ狂えば成しえない可能性を孕んでいる事を考えれば、誰にでも可能と言えるような生易しいものではけっして無い。

そういう意味では価値のある優勝、ル・マン2連覇ではあるのだが、だとしてもやはりこのレースを、そしてこのトヨタの優勝を、「微妙」と思わない人はどれだけ居るのだろうか。もうLMP2とGTEクラスのレースだけ見ていた方が遥かにおもしろかった位だ。

私はトヨタを尊敬するからこそ、こんなツマラナイレースをする位なら、トヨタは耐久レースの活動を休止してプライベーターに栄誉を譲れよ、と、本気で思っている。


2018年のル・マン24時間耐久レースに強い違和感
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2018-06-21

1991年のル・マン24時間レース
https://ja.wikipedia.org/wiki/1991%E5%B9%B4%E3%81%AE%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%B324%E6%99%82%E9%96%93%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B9

2015年のル・マン24時間レース
https://ja.wikipedia.org/wiki/2015%E5%B9%B4%E3%81%AE%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%B324%E6%99%82%E9%96%93%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B9

2016年のル・マン24時間レース
https://ja.wikipedia.org/wiki/2016%E5%B9%B4%E3%81%AE%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%B324%E6%99%82%E9%96%93%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B9

2017 24 Hours of Le Mans
https://en.wikipedia.org/wiki/2017_24_Hours_of_Le_Mans

2018 24 Hours of Le Mans
https://en.wikipedia.org/wiki/2018_24_Hours_of_Le_Mans

2019 24 Hours of Le Mans
https://en.wikipedia.org/wiki/2019_24_Hours_of_Le_Mans

【ル・マン24時間 2019】日本時間22時スタート。1時間経過、
トヨタの2台は1-2フォーメーションでレースを支配
https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1190669.html


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ギャー!Le Mans 24 2019 [クルマ]

今年もLMP1クラスはTOYOTAのみワークス参加。

あー、もうダメだこりゃ。

衛星中継も観たが・・・

他チームまったく相手になってない。

TOYOTAの一人勝ち。つまらないし情けない。

ただ、昨今の事情を鑑みると、主催者から出場要請があった可能性も。

もしそうならTOYOTAを責める事は出来ない。


それはそうと、LMPクラスとGTEクラスのスピード差が。

昔からそうだったが、アレは怖い。

実際に速度の遅いクルマと同時に走ってみれば解るが、アレは本当に怖い。

怖いけどモタモタしてたら勝てないから、多少強引でも抜くしかない。でも事故ったら全てがパー。

まあ腕の見せ所ではあるが。(TV中継だがほとんどのコーナポストで青旗の乱舞はある意味異常)


TOYOTA二年連続総合優勝は金字塔ではあるが・・・(コレで優勝出来なかったら笑うしかない)

素直に喜べないなあ。


2018年のル・マン24時間耐久レースに強い違和感
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2018-06-21

2019年ル・マン24時間レース:フルエントリーリスト
https://jp.motorsport.com/lemans/news/the-2019-le-mans-24-hours-entry-list-in-full/4372623/

ル・マン24時間耐久レース 歴代勝利者
https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_24_Hours_of_Le_Mans_winners

2015 24 Hours of Le Mans
https://en.wikipedia.org/wiki/2015_24_Hours_of_Le_Mans

2016 24 Hours of Le Mans
https://en.wikipedia.org/wiki/2016_24_Hours_of_Le_Mans

2017 24 Hours of Le Mans
https://en.wikipedia.org/wiki/2017_24_Hours_of_Le_Mans

2018 24 Hours of Le Mans
https://en.wikipedia.org/wiki/2018_24_Hours_of_Le_Mans





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7nm版のRavenRidgeが出るという噂はガセだと思う [CPU]


今日より、何やらガセ臭いリーク情報が出回っているらしい。

内容は2019年内(具体的にはNavi発売後4ヵ月の11月頃)に7nmで作られたAPUが出るというもので、これがRavenRidgeのシュリンク版であるとのこと。


EXCLUSIVE: AMD’s Plans For 7nm Ryzen APUs
https://wccftech.com/exclusive-amds-plans-for-7nm-ryzen-apus/


この情報ソースでは11月の発売に懐疑的であり、1月のCESで発表という予測を立てている。そしてこの新型APUを「Raven Ridge 7nm Refresh」と呼んでいるが、このCPUはタイミング的に見て「Renoir」ではないだろうか?

この件に関して、参考に私が書いた過去の記事は以下。

12nmのRyzen APUが発表される
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2019-01-07

Zen2世代のAPUは、GPUがNaviではないらしい
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2019-05-12-1


要するに“Piccaso”は今年1月7日に発表されているので、その一年後に“Renoir”が出たとしてもおかしくはない。

さらに一部では希望的観測として“Renoir”のGPUコアにNaviが搭載されるという意見があるが、実際にはVegaのままである可能性が極めて濃厚である。

すると一見してRavenRidgeのシュリンクに見える噂のAPUは、実は“Zen2+VegaのRenoir”がその正体であると言える。


まあ、普通に考えてすでにZen2のAPUが計画されている中で、途中に中途半端なRavenRidgeのシュリンク版など挟んで来るのはおかしいと思う。

噂のAPUはやはり、単に“Renoir”が予定通り出るという話をデタラメにいじって作り上げたものだと私は思う。



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デスクトップ版IceLakeは消えたらしい [CPU]


デスクトップ向けIce Lakeの出荷は絶望的 インテル CPUロードマップ
https://ascii.jp/elem/000/001/865/1865970/

上記リンク先記事のタイトル通り、デスクトップ版のIceLakeは完全に消えたようだ。

原因は現在開発中のIntel製 10nmプロセスの動作周波数が上がらないため。


現在の最先端半導体製造プロセスは、微細化が進む事で回路中の配線が極めて細くなっている。この結果配線抵抗が増えて信号の伝達が遅くなりがちで、この遅延は周波数が上がるほど深刻な影響となり、最大動作周波数の上限を下げる結果になっている。

また、電圧を上げて無理に周波数を上げようとしても、抵抗の大きな配線を流れる電流が増える事で消費電力ばかりが増え、その割に動作周波数の上限がほとんど上がらなくなる。

Intelの10nmプロセスはRyzenを製造するTSMCの7nmよりも配線ピッチが狭いので、この事が配線抵抗増大の一因となってIntelを苦しめる結果となったようだ。


こうした事からIntelのデスクトップ向けCPUは2021年まで14nmで製造され、その後新たに開発された7nmプロセスによりIceLakeに代わる微細化が進んだ新プロセッサを出すようだ。

つまり、2021年の7nmプロセスによるCPUが出るまで、IntelはAMDに対抗出来る多コア化されたCPUの製造が極めて困難になるという事だ。

私は過去にデスクトップ版のIceLakeが今年後半に出る事でZen2は3日天下なるかもしれないと思っていたが、3日天下どころかこの先1年半~2年程度はRyzenの天下になりそうである。


愛巣零苦
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2019-04-16

今年IntelのIcelakeはモバイル向けの省電力のみ
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2019-04-28



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Ryzen 9 3950XとNaviの詳細が発表される [CPU]


昨日(6/10)、12日より開催される「2019 Electronic Entertainment Expo.」(E3 2019)に先立ち独自イベントを開いて、16コアのRyzen「Ryzen 9 3950X」と新型GPU「Navi」につての詳細を発表した。

「Ryzen 9 3950X」は16コア32スレッドに到達。(以下略)
https://www.4gamer.net/games/446/G044684/20190610131/

西川善司の3DGE:次世代GPU「Radeon RX 5700」シリーズの秘密に迫る。(以下略)
https://www.4gamer.net/games/337/G033715/20190610139/


先月末のComputex 2019では12コアの「Ryzen 9 3900X」を発表したばかりのAMDが、わずか10日余り後の今、何故16コアの3950Xを発表したのだろうか。

私のように16コアの発表はもっと遅く、早くとも第4四半期に入ってから、或いはホリデーシーズン前の12月頭くらいに発表されると思っていた人は多いと思うが、これが裏切られた形になる。


16コアが出るとしてもかなり後だという予想は、CPUのダイを二つ載せる、8コアを超える第三世代Ryzenは出ないだろう、という予想と同じで生産数に限りのあるZen2が足りないという話が根拠の大部分を占める。

また、Socket AM4ではメモリバスが2チャネルまでという制限から8コアを超えるCPUコアの性能を生かしきれないのではないか、という予測も根拠の一つとなっている。(他にも現時点で一般向けに8コアを超えるCPUにどれほどの需要があるのか疑問もある)

しかしAMDは出してきた。16コアという前代未聞の一般向けCPUを。

見方によってはそれだけZen2コアのダイ生産が順調であるという裏付けにも取れるが、本当のところは関係者にしかわからない。

また、そもそもIntelに対抗出来るCPUが存在しない以上、今発表する意味はあまりないようにも感じられる。


それから価格について、749ドルという価格は一つ下である3900X(499ドル)の1.5倍。この値段を見てもIntelの16コアCPUと比べれば破格の安さであるが、一方で一般向けのCPUとしてはかなり高額だ。

この価格設定、日本では\84,800~\89,800程度(税抜き)になるだろうか。

安価なSocket AM4マザーボードで可能な限り高性能なパソコンが欲しい人の目にこれがどう映るのか。同じ16コアならばメモリが4チャネルの「Thredripper」の方が高性能になる事は確実。だが今の所Zen2のThredripperはいつ発表になるのかすらわからない。

これはZen2のThredripperを一応計画しつつも生産が足りなくて出せない事から、絶対的な需要が少ないと思われるThredripperをキャンセルしてZen2のダイをRomeとRyzenで分け合い、その結果わずかながら欠陥の無い8コアのダイに余裕が出たのではないかと想像出来る。

同じ16コアのThredripperを使う人には残念かもしれないが、Thredripperが必要な人にはまだ32コアが既存製品にあるから問題はないと考えているのか。

今はとにかくIntelに追いつかれる前に勢いを増してシェアを広げ、売り上げと利益を積み上げる事がAMDにとっては重要なので、価格も含めて今回の判断は正しいと私は思う。



そしてNavi。

ビデオカードに載るチップとしてはRadeon RX5700として発表されているが、このチップの詳細が正式に発表された。

この詳細の中でCompute Unit数や動作周波数などは今の所性能指標としてあまり意味が無い。

何故なら既存のVegaを使ったビデドカードのベンチマークスコアを基準に性能を予測する事が出来ないからだ。

なので性能的な事は実製品を使ったベンチマークで新たに基準を作らなければならない。


というわけで、ここではリアルタイムレイトレーシング機能についてだけ書く。


過去のAMDによる発表では、Naviはリアルタイムレイトレーシングに対応する、と明言されていたが、これがハードウェアによる実装か、それともソフトウェアによるものかまでは言及されなかった。

その後Playstation5がリアルタイムレイトレーシング対応という報があり、ハードウェア実装が期待されたが、今回の発表によってRX5700ではOpen CLによるソフトウェア実装である事が判明した。


今の所ハードウェアによるリアルタイムレイトレーシングは対応するアプリケーションがまだ少なく、ほとんどの人には意味が無いかもしれない。しかしこの事は少なからず売り上げに影響すると思う。もちろんGeForceよりも圧倒的に高性能かつ同等以下の消費電力であればほとんど関係がないだろうが。

この点については次のNaviで対応する、という事のようだ。

Playstation5は早くとも2020年末以降の発売なので、搭載されるNaviは第二世代以降のものになるだろう。だから、今回のRX5700が対応しないといっても話の筋は通る。

それにNVIDIAがハードウェアリアルタイムレイトレーシングを発表したのは2018年であり、Naviにこれを追加するには2年くらいの開発期間は必要だと思う。


このようにRX5700がリアルタイムレイトレーシングにハードウェアで対応しない事はガッカリな人も少なくないだろう。

とはいえ、実際それが大きく影響するような時代はまだ先だ。

ゲーム以外での用途では致命的かもしれないが、そういう用途はソフトウェアによるレイトレーシングがどれほどの性能かにもよる。

このように、スペックの詳細がはっきりしても未知数な部分が多いRadeon RX5700であるが。

あと一か月もすれば本当のところはどうなのか、わかるだろう。


他にはAPUの新型、Ryzen Gシリーズのデスクトップ版「Ryzen3 3200G」と「Ryzen5 3400G」の発表もあったようだが、こちらはZen+コアの改良版に既存製品と同じVega GPUコアの組み合わせなので、あまり話題性がない。

噂ではZen+コアの改良版が想像以上に高性能だという話があるが、実際の所はどうなのか。スペックを見る限りTDPは65Wと変わっていないが、確実に消費電力が上がっていそうだが。

こちらも第三世代Ryzenと同じく7月7日発売という話なので、詳しい事はそれからである。



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ウイルスバスターがいつの間にか真の中国製になっていた [セキュリティ]

【悲報】トレンドマイクロ さん、ウイルスバスター が中国製 (以下略)
http://blog.livedoor.jp/blackwingcat/archives/1983063.html

ウイルスバスターというセキュリティソフトは大変歴史のある製品で、私が初めて買った(確か1990年頃)セキュリティソフトでもある。

当時はインターネットも無く、パソコンのセキュリティについてはいたずらや業務妨害のような目的がほとんどで、当時の私には情報漏洩という概念すら無かったため、ウイルスバスターの素性などまったく気にしていなかった。


そして現在。

世界はインターネットによって結ばれ、時間や距離の壁が取り除かれて、世界中のどのような場所からであってもネットに接続出来さえすれば、地球上のどのような地域の情報でも公開されているものは簡単にアクセス出来るようになった。

また、これまで大した価値の無いように思われていた些細な情報から莫大な富を生み出す技術が開発され、これらの売買も盛んになった。

こうした背景からウイルスの主目的は金儲けになって、開発の主体も個人から大規模な組織へと発展した。


さらに、個人が常に携帯端末を持ち歩くに至り、情報操作での民意誘導による内政干渉が簡単になった事で、そのための情報収集にもウイルスが活用されるようになった。


というわけで、中国共産党に命令されると拒否権の無い中国企業の製品やサービスは極めて危険である、と結論できる。

当然、中国企業に買収されたというトレンドマイクロのウイルスバスターも例外ではない。

元々中国語圏の会社なので影響を受けやすいという事もあるし、それ以前の問題として昔から様々な問題を起している事もこのセキュリティソフトが危険であると私が考える理由になっている。


なお大変残念な事に、日本国内でウイルスバスターのシェアは高い。

何故なら、日本国内の様々な企業・組織と連携してサービスを展開しているからだ。

その最たる例がNTT。

あひる先生による「トレンドマイクロ NTT」の検索結果
https://duckduckgo.com/?q=%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AD+NTT&ia=web

OCNやフレッツなんとか等と契約すると、オプションにウイルスバスターが存在する。

しかもこのサービス、「フレッツ・ウイルスクリア」などとウイルスバスターとは違う名前が付けられているのだ。


ここには書かないが、調べれば実に多くの問題や疑惑が噴出するウイルスバスター。

自分一人の問題としてだけでなく、自らの生活基盤となっている社会への影響を考えられる人ならば、選択肢に入れるべきではないと思う。



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