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Zen2はWindows7でも動くのか [CPU]

Zen2_w7.png

先日、自ら製品を購入して試すまで、他人から得た情報を元にゴチャゴチャと考えた事をこのブログに書いて来たが、それも自分自身で“それ”を経験する事で“エアプ”からの脱却となった。

そしてテスト環境での検証をもってメインPCへZen2を移す決意を得た私は、この度それを行った。


テスト環境からZen2(Ryzen 5 3600X)を移植したメインPCの環境は以下の通り。


OS:Windowz7 Professional x64

CPU     :Ryzen 5 1600X (Ryzen 5 3600Xに交換)
CPUクーラー:Scythe SCASM-1000 (10年前に買った骨董品)
マザーボード:ASUS Prime B350 PLUS (UEFI ver. 5007)
メモリ   :DDR4 3200 8GB x4 (計32GB)
ビデオカード:AMD Radeon RX570
SSD     :ADATA XPG SX8000 256GB
他ストレージ:SSD 1台、HDD 3台、BD-RW 1台、USB HDD 1台
拡張カード :SATA3 (Asmedia)、USB3.0 (Renesas) 各1枚
電源    :PS-TR2-0500NPCGJP-G-V2


また、CPUの交換は以下の手順で行った。

1. パソコンを分解してCPUを交換
2. UEFIをCMOSクリア
3. メインメモリを1枚だけ取付け
4. パソコンを拡張カード以外元通り組立て
5. 電源を入れてUEFIの設定変更
6. メインメモリと拡張カードを全て取付け
7. Windowz7 起動


CPU交換後にWindowz7が起動すると、まずはデバイスドライバのインストールが始まる。

これはCPUの交換に伴ってCPUから出ているPCIeバスが別のものになるため、これに接続されている全てのデバイスを改めて認識し、デバイスドライバを当てる必要があるからだと推測する。

そして全てのデバイスが認識(一部例外あり)すると、再起動が促されるので再起動する。

再起動が終わると、デスクトップを見る限り元の環境とまったく変わらない画面が出迎えてくれた。


さて。

なんとか無事にWindowz7が起動したところで、まずはZen2のCPU内蔵デバイス各種が正しく認識されているか、デバイスマネージャを見てみた。

Zen2_test3.png

するとほとんどのデバイス(CPUの機能として提供される各種システムデバイスや、CPUから出ているPCIeなど)は従来のAMD製デバイスドライバやMicro$oft謹製の汎用ドライバによって認識されていたが、「ユニバーサル シリアル バス (USB) コントローラー」というものにデバイスドライバが当っていない。これは恐らく、「CPUに内蔵されているUSB 3.1 Gen1のコントローラ」だ。

他の「ユニバーサル シリアル バス コントローラー」を見ると、「AMD USB3.1 eXtensible Host Controller」というモノが存在するが、これはB350チップセットのモノだ。

もしこの時点でZen2内蔵のUSBコントローラにUSBキーボードやマウスを接続していたとすれば、キーボードもマウスも認識されない。幸いにも、私はチップセット側のUSBポート(PS/2コネクタの上にあるUSB2.0)にキーボードとマウスを接続するので、その点に限ってはまったく問題にならなかった。


では、CPU直結のUSBポートは生きているのか、死んでいるのか?

試してみると、バックパネルの下図“3番”のUSB3.1 Gen1ポート4つが利用出来ない。
“4番”のUSB 3.1 Gen2ポート二つはB350チップセットからのもので、利用出来た。
当然現在キーボードとマウスが接続されている、11番のUSB2.0ポートも利用可能。

Zen2_test4.png
この図はPrime B350 PLUSのマニュアルより拝借した。

という事で、CPU内蔵のUSB3.1は利用出来なくなっていた。

ちなみにチップセットドライバはZen2対応の最新版 v1.07.07.0725を事前にインストール済み。
しかし、この時CPUは1600Xだった。
もしかすると、今なら前回インストールされなかったUSBドライバが入るのかもしれない。

そこで改めてチップセットドライバをインストールしてみると・・・やはりダメだった。

結論としてZen2をWindowz7で利用する場合、CPUから出ているUSB3.1にデバイスドライバが無く、CPU直結の4つのUSB3.1 Gen1ポートが利用出来ない。(何か他に利用出来るデバイスドライバがあれば良いのだが)

もしUSBポートが足りなければ、ハブで増やすか拡張カードで増設するしかないようだ。


次に私が確認したのはアイドル時の挙動を調べる事。

これはHWiNFOのリアルタイムでCPUの動作周波数を表示する機能を利用した。

調べ始めるとこれが意外にも、1600Xの時とほとんど変わらないように見える。

電源プランはWindowz7標準の「バランス(推奨)」のまま。

ブラウザでWebページを開くと一瞬MAXの4.4Ghzまで動作周波数が上がるが、すぐに2.2Ghzまで落ちてその後色々操作しても2.2Ghzから上がる事はほとんど無い。負荷が消えると即座にアイドル状態に戻っている証拠だ。

他にも普段利用するテキストエディタやペイント等色々試したが、無用な動作周波数の上昇は見られなかった。

Windowz10ではあれだけ激しく上下した動作周波数が、Windowz7では実に大人しい挙動を示すのだ。

一体これは何故なのか。理由はわからないが、これは歓迎出来る事だ。

Zen2_test5.png
Windowz7では最大ブースト時のコア電圧も1.45VとWindowz10の時(1.5V)より低い。
これはOSの違いというよりもマザーボード(AGESAのバージョン)が違う為なのか?


アイドル時の次は実作業時の挙動だ。

これは連続した負荷で動作周波数がどのように変化するのか、アイドル時と同様にHWiNFOで調べた。

まずSuper Piという円周率の計算速度を計測するベンチマークを試す。
これはプログラムが古く完全なシングルスレッドなので、6つあるコアの一つだけ4.4Ghz程度まで動作周波数が上がるが、他のコアは完全に2.2Ghz固定で、何故かいくつかのコアをたらいまわしするように負荷のかかるコアが変化していく。

これは最大まで動作周波数を上げた後、コアの温度が上がると温度が低いコアにスレッドを引き渡しているのか?

またこの変化は#2~#5のコアだけで行われていた事から、同一のCCX内だけで行われていると推測される。


Super Piの次は雑多なファイル4000個ほど(合計8.6GB)をWinRARでZip圧縮してみる。

この操作の場合負荷が全てのコアにかかるが、6コア全てが常にフルブーストというわけではなく、時々動作周波数が落ちるコアが1~2ほどあった。
また、6コア全てがブーストされている時の平均最大動作周波数は4.25Ghz程度で、4.2~4.3程度の振れ幅で6つのコアが動作していた。

完全なシングルスレッドであるSuper Piの時よりも、最大動作周波数は100Mhz以上低くなった事になる。


そして最後はWaifuと呼ばれる画像拡大ソフトで写真(1600x1920のjpegファイル)を2倍に拡大するテスト。

このテストでは6つのコアが常にフルブースト状態で、変換中常に4.1Ghz程度で動作周波数が変化していた。

All_core_boost.png

どうやら全てのコアを自動オーバークロックする場合、4.1Ghz近辺が上限であるようだ。

こうした挙動は、今時の多コアCPU全てに共通するのだろう。これよりも高い動作周波数を全てのコアで行うには、相応の冷却手段とUEFIやオーバークロックツールで電圧などを設定してあげなければならない。


というワケで、Windowz7を動作させた時のZen2(Ryzen 5 3600X)の挙動は、初代Zenの1600Xと大した違いを見出す事が出来なかった。

また前回の環境と大きく違うため消費電力の測定は行わなかったが、平均値は恐らく1600Xの時とほとんど変わらないと思われる。

ただ、7nmプロセスにも関わらずCPU単体の消費電力はHWiNFOによる測定で最大92.378Wと大きかった。これは80W程度だった1600Xよりもかなり高い。

これは最大で4.4Ghzという高い動作周波数でありながらコア電圧が1.45Vと高いままである事が原因と思われる。消費電力は電圧x電流で表され、CPUの動作周波数が上がれば電流は増えるため、周波数を上げながら消費電力を抑えるには電圧を下げるしかない。(他には電源を切れる回路を不要時は徹底して電源を切るクロックゲーティングという技術もあるが)

一方AMDのCPUに使われている半導体製造プロセスはIntel製と比べて低い周波数で限界に近付き、(Intel製も含め)昨今の微細化されたCPUのほとんどがそうであるように、それ以上動作周波数を上げようとすると二次曲線的に高い電圧を要求する。

このため、Ryzenは回路自体の効率は良くとも、動作周波数を上げていくとIntel製のCPUよりも激しく消費電力の上昇が発生しやすい。


それから最後の最後、メモリの動作周波数について。

やはり私の環境でも、初代Zenの1600Xの時よりも安定して動作する限界値が下がってしまった。

具体的には、今までメモリモジュール4本が1.25Vで3200Mhz動作していたのに、Zen2になってこれが不可能になってしまった事。

現在は安全マージンを多めに見て電圧は1.35Vで、さらにアクセスタイミングも16-18-18-18から20-20-20-20に落した上で、3200Mhzとしている。

この辺りはやはり、UEFIのアップデートを待つしかないだろう。


今回の結論としては、「ASUS Prime B350 PLUS(5007」と「Ryzen 5 3600X」の組み合わせでWindowz7を使う場合、「GIGABYTE AORUS B450 M」と「Ryzen 5 3600X」の組み合わせでWindowz10(19h1 1903)を使う場合と比べると挙動がかなり違うという事。

前者では1600Xと比べても違和感の無い挙動であったが、後者は現在ネット上で騒がれているような不可解な挙動によって消費電力が無駄に上がってしまっている。

この理由はOSの違いなのか、UEFIの違いなのか、それともAGESAのバージョンが違うためなのか、今の所判断が出来ない。

とはいえこれ以上この件で割く事が出来る時間も無いので、Windowz7のサポートが切れるまでこのまま行こうと思う。

その間に諸々の問題が解決される事を祈って。


参考

Ryzen 5 3600X アイドル時消費電力
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2019-07-21

Ryzen 7 3800Xが出たようだが・・・
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2019-07-12-1

Zen2はWindows7をサポートしない
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2019-07-10

Zen2はUEFIの完成度に問題アリ
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2019-07-09

各ニュースサイトのZen2レビュー記事を読んで
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2019-07-08


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Ryzen 5 3600X アイドル時消費電力 [CPU]


とりあえずZen2なCPUを買ってみたので、噂になっているアイドル時の消費電力や挙動を調べてみた。

環境

CPU Ryzen 5 3600X
MB Gigabyte B450 AORUS M (UEFI Ver. F40)
MEM Corsair CMK32GX4M2A2400C14R x2、計32GB (DDR4 2400)
SSD ADATA XPG SX6000 PRO 256GB
VGA Radeon HD8570 (R5 240相当)
電源 玄人志向 KRPW-PT600W/92+ REV2

OS Windowz 10 Pro x64 (19h1 10.0.18362.30)

電力プラン:Ryzen Balanced(デフォルト)

AMD チップセットドライバ v1.07.07.0725


以上のテスト環境でアイドル時の消費電力を調べると、以下の通りになった。

27W±1W(HWinfo起動時30W±2W)

というわけで、アイドル時の消費電力が40W~50Wを超えるという人は、何かそうなる理由があると思う。

Zen2_test1.jpg
テスト環境で消費電力の測定中。


また、アイドル時の動作周波数は2.2Ghzと1600Xと同じだった。だが、何か操作をすると瞬間的に最大動作周波数の4.4Ghzに達するところが違う。1600Xはある程度大きな負荷がかかった時だけ、動作周波数が上がるからだ。

Zen2_test2.png
ほんのちょっとした操作でも、複数のコアが4.4Ghzまで上昇する。

このために軽い動作のアプリケーションでも、1600Xよりも消費電力が高くなるようだ。

この辺りの挙動に関しては、Web上のパソコン関係情報サイトでの検証で見られたものと一致する。

要はCPUの省電力機能が上手く働いていないのだ。


これでは遊びでオーバークロックなどをしない、一般の客を主な客層とするパソコンメーカーはかなり採用しにくいと思う。(まあそれ以前にGPUを内蔵しないCPUはそういう向きにしか売れないかもしれないが)

そんなわけで、AMDは一日も早くこの問題を解決して欲しいと思う。


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Ryzen 7 3800Xが出たようだが・・・ [CPU]

今日はRyzen 7 3800Xの発売日。

だが、各方面の情報発信を見る限りまったく話題にもなっていない。


理由は何なのか。


一つはあまりに流通量が少ないからだと思う。

Ryzenが初めて登場した2年前は、CPUは比較的潤沢に出回ったと記憶している。

ところがZen2の場合はあっという間に売り切れが続出、手に入れる事が出来ない難民が多く出た。そしてその後も各店舗への入荷は極少数のようで、入荷しても即売り切れ、在庫が無い状態が続く。

これでは興味が失われても仕方が無い。


それからもう一つ、下位の3700Xとの差があまりに少ない事。

自動オーバークロックが効いていないベースクロックで300Mhzの差があるものの、自動オーバークロックによる最大周波数はたったの100Mhzしかない。

しかも最大で4.5Ghzと、そのままでも5Ghzまで回るCore i9 9900Kなどと比較してあまりにも低い。せめて4.7Ghzまで回ったのならば、と思う。

それでもRyzen 3000シリーズの中ではシングルスレッドの性能は一番高い事は間違いないが、性能の上昇に対して価格の差が大きいので注目が集まりにくいのだと思う。

まあ、たった100Mhzの差ではたかが知れている、と思われても仕方が無い状況だし、手動でのオーバークロックもあまりにマージンが無さ過ぎて遊べないという事もあるかもしれない。


三つ目。

従来のシステムからCPUのみ換装する需要の足枷となる、UEFIの対応状況の問題。

Socket AM4の売りである、CPUが世代交代してもマザーボードは長く使えるというAMDの主張が半ば崩れてしまっている。

だったらマザーボードも買え、という話も、X570を搭載するモノしか選択肢がなく、しかもハイエンドという事で飾りの多い非常に高価なモノしか無い。PCIe 4.0対応という目玉も言葉のみのインパクトしかなく、現実に立ち返るとその価値はあまりに希薄だ。


というワケで。

AMDの戦略は完全に裏目となりつつあるように、私には見える。

せめて店舗の在庫が十分にあれば、話は違ったかもしれないが。

ただそれでも、X570以前のチップセットに対するZen2の対応状況がここまでお粗末だと無意味か。


本当に、AMDには一刻も早く、この状況をなんとかして欲しいと思う。


参考;

Zen2はUEFIの完成度に問題アリ
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2019-07-09

各ニュースサイトのZen2レビュー記事を読んで
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2019-07-08


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韓国に対する半導体材料輸出規制でメモリやSSDに影響はあるのか [ハードウェア]


現在一部で大きな問題になっている「半導体材料3品目に対する韓国向け輸出管理の強化」。

一般には“輸出規制”となっているが、このように書くと韓国に対する輸出そのものが制限される、或いは止まってしまう、という誤解を生むと思う。

なのでタイトルにはあえて「輸出規制問題」としたが、記事中では「規制」と書かず「管理強化」としておく。


今回日本政府が行った事は、海外の企業が購入のための審査が必要な半導体材料の内3品目について、「韓国は審査が不要」(厳密に言うと少し違うようだが)とする優遇措置を撤回する、というだけのこと。

この結果韓国は、中国などの優遇措置の無い国と同じに90日ほどかかるという出荷ごとの審査を要する事になったわけだが、この措置が実効性を発揮するのは「8月中に予定されている政令改正以降」なので、それまでに受けた注文は優遇措置が有効であり、今すぐ韓国の半導体製造に影響が出るわけではない。

もしこれが一定期間の猶予を置かず、優遇措置撤回の発表をした当日から有効であれば話は別だが、現実にそうはなっていない。


また今回の措置について、強い懸念を抱いている方達の言う通りの結果を招くとするならば、それ以前にアメリカが黙っていない。DRAMとNAND Flashの世界全体のシェアは韓国製が約7割もあるため、市場の大混乱と共にアメリカが誇る“GAFA”や、世界的に非常に大きなシェアを持つパソコンメーカーのDELLとかHPが甚大な損害を被る事になるからだ。従ってこのような話が出る以前にトランプから横槍が入って、そもそもこんな措置の発表自体行われなかったはずだ。

従って「半導体材料3品目に対する韓国向け輸出管理の強化」に強く反対している意見は、多くが「悪いのは日本」という事にしたい韓国政府による世論誘導やロビー活動であると言っても過言ではない。


という事で、パソコン関係の問題として捉えるのならば、メインメモリのDRAMやSSD等に使われるフラッシュメモリの価格にはあまり影響が無いと私は考えている。もし実際に韓国製のこれらの部品が、相場へ著しい影響が出るほど出荷を減らしたのなら、それは自爆テロに等しい韓国の自作自演であると思う。

一部で事実を無視した過剰な反応が多く見受けられるが、それらに惑わされる事がないようにしよう。


参考

故本田総一郎の金言「韓国とは絶対に関わるな」
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2014-07-09

大韓民国向け輸出管理の運用の見直しについて
https://www.meti.go.jp/press/2019/07/20190701006/20190701006.html

韓国に輸出管理強化発動=半導体材料、報復応酬の恐れ-政府
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019070400016&g=pol

半導体材料の韓国向け輸出管理を厳格化、信頼関係毀損で-経産省
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-07-01/PTXYP66KLVRG01

嘘つき大国への道をひた走る韓国、信用ガタ落ち
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/56996


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Zen2はWindows7をサポートしない [CPU]


私は近々CPUをRyzen 3000シリーズに交換する予定だが、テストを兼ねて現在利用するWindowz7の環境を変えずにCPUを交換しようと思っている。

そこでRyzen 3000シリーズをサポートしたというAMDの最新チップセットドライバを調べると、どうやらAMDはZen2でWindowz7のサポートをしないようである。


Drivers and Software
https://www.amd.com/en/support/chipsets/amd-socket-am4/b350


上記ドライバのダウンロードページにあるサポート情報は、以下のようになっている。


Supports:

Windows 7/10 for
2nd Gen AMD Ryzen Desktop Processor
7th-Gen AMD A-Series Processors
AMD Ryzen Desktop Processor
AMD X470 Chipset
AMD X370 Chipset
AMD B450 Chipset
AMD B350 Chipset
AMD A320 Chipset

Windows 10 only for
3rd Gen AMD Ryzen Desktop Processor
2nd Gen AMD Ryzen Threadripper Processor
AMD Ryzen Threadripper Processor
AMD Ryzen Desktop Processor with Radeon Vega Graphics
AMD Ryzen Mobile Processor with Radeon Vega Graphics
AMD X399 Chipset
AMD X570 Chipset

This is an all-new chipset software installer with updated UI, optimized package size, package versioning unique to the chipset drivers, and improved installer performance.

Package Includes:

AMD Chipset Drivers
AMD Ryzen Power Plans (required for UEFI CPPC2 in WindowsR 10 May 2019 Update)


サポートリストに書かれている通り、Windowz7は「2nd Gen AMD Ryzen Desktop Processor」まで、チップセットもX570はサポートされていない。


という事で、SoCであるRyzenはチップセットドライバが無ければ標準ドライバで動く範囲の動作は可能かもしれないが、それ以外は動作保証が無いという事だ。

GPUを持たないために無理に動かせば動くかもしれないが、どのような挙動を示すかはやってみなければわからない。

まあ、実際に買って試してみればわかるだろう。



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Zen2はUEFIの完成度に問題アリ [CPU]


一昨日より売られているZen2コアを使った第三世代Ryzen 3000シリーズは、発売開始から三日目の今日までに世界中で多くのテストが行われた結果、全体的にはIntel製CPUを大幅に上回る性能を示した事でその存在価値を証明して見せた。

だが、このお祭り騒ぎの影響で世界的な品不足が続いている模様。

昨今の事情を鑑みると、元々準備された数が需要に対して少なかったと思われ、また現在TSMCでの製造は※歩留まり85%以上という話もあってこれだけ聞くと在庫はすぐに復活しそうだが、実際には生産ラインのキャパシティが少ないために焼け石に水状態だろう。

さらに追い討ちをかけるようにショップブランドPCの発売も始まって、リテールパッケージだけでなくバルクにも貴重なZen2が流れているので、部品で買う必要がある人以外は部品を買い集めて一台組むよりもショップブランドPCを買った方が手っ取り早いかもしれない。

※歩留まりは6コアダイを含んだものと思われ、高い動作周波数が見込める8コアの良品は需要を満たすには足りていないと思われる。また3900Xの要求する特性の6コアダイも、ArF液浸リソグラフィでは非常に限られた数しか採れない事は容易に想像出来る。


さて、このように性能に裏打ちされた人気を獲得したRyzen 3000シリーズだが、一部で思ったほど性能が上がらないという報告や、メモリの動作速度が出ない、或いは安定しない、という報告が散見される。

この原因はマザーボードのBIOS、現在の正しい呼び名はUEFI、に問題がある事が考えられる。

特に従来からある300番台と400番台のチップセットが使われているマザーボードの場合、AMDから提供されるUEFIのAGESA(AMD Generic Encapsulated System Architecture)と呼ばれるファームウェアのバージョンが、メーカーや機種によりまちまちである事が問題になる。

Zen2に対応するAGESAは“AGESA 0.0.7.2A”以降(ASUS PRIME B350-PLUSで確認)となっているが、Zen2対応の初期バージョンは完成度が低く一応動作するといった程度であるようで、最低限安定動作を望むのならば“AGESA 1.0.0.2”が適用されたUEFIにアップデートする必要があるようだ。(もちろんUEFI全体の完成度も関係するため、AGESAが古いからといって必ずしも安定しないとは限らないし、その逆もまたあり得る)

また、海外からの情報ではZen2の性能を引き出すには“AGESA 1.0.0.3”が必要だという情報もある。

その他消費電力の問題も含め、これらを解決するには今後のUEFIアップデートを待つ必要があると私は考えている。

ちなみに、AGESAは過去のバージョンに1.0.0.3よりも数字の大きいものが多く存在するが、これらは“AGESA 1.0.0.1よりも古いバージョン”であり、Zen2のサポートは無い。


というワケで、現在Ryzen 3000シリーズを使っていて色々苦労している方は、マザーボードのUEFIを最新のものにアップデートしてみる事が有力な解決策の一つであるようだ。

ただし注意したいのは、最新のUEFIが常に最良の選択とは限らない事。

場合によってはさらに不具合が増えたり、最悪電源が入らなくなる事もあり得る。

従って万が一の場合にリカバリ出来る準備や、完全に安定したと思われるタイミングまで待つなど、自衛が必要な事も忘れないようにしよう。


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各ニュースサイトのZen2レビュー記事を読んで [CPU]


7月7日に無事発売となったZen2。

ラインナップに一部欠損があるものの、遅れた3800Xは12日発売という事でギリギリOKといった感じだ。

そして発売解禁となった7日の内に、Web上にあるパソコン関係の各ニュースサイトには一斉にレビュー記事が掲載された。


シングルスレッドもインテル超え!第3世代Ryzenは遂にメインストリームの頂点に
https://ascii.jp/elem/000/001/891/1891699/

マルチで圧倒、Intelに互角以上の性能を備えた「Ryzen 9 3900X」「Ryzen 7 3700X」をテスト
https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1907/07/news036.html

「Ryzen 9 3900X」と「Ryzen 7 3700X」を試す - 第3世代Ryzen+NAVI徹底攻略
https://news.mynavi.jp/article/20190707-854576/

第3世代Ryzenが驚異的性能でIntelを圧倒。Ryzen 9 3900X/Ryzen 7 3700Xレビュー
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/feature/1194631.html

「Ryzen 9 3900X」「Ryzen 7 3700X」レビュー。期待のZen 2は競合に迫るゲーム性能を有し,マルチコア性能では圧倒する
https://www.4gamer.net/games/446/G044684/20190705008/


これらの記事を一通り読んで思ったのは、計算能力についてはおおむね事前情報通りの性能だったという事。

3800Xがまだ出ていない事からゲームのベンチマークではCore i9 9900Kにやや遅れを取る面もあったが、3800Xが出る事でほぼ同等かやや上回る程度の性能を示す事だろう。


ただし、一つだけ事前情報よりも悪く感じた点がある。

それは消費電力の高さ。

省電力型の3700Xでさえ、場面によっては9900K並みの消費電力である。全体的に大きく下回っていたとはいえ、TDP65Wと言うには少しばかり消費電力が多めに感じた。

また、3900Xはほとんどの場面で9900Kを大きく上回る消費電力だ。
計算能力の上昇分を考えればよくこの程度に抑えたと言いたい所だが。

これらの理由は明白だ。昨今の微細化された製造プロセスによる半導体は、動作周波数が一定以上に上がると急激に消費電力が上がる傾向が強い。Intelの場合技術力でこれを5Ghz近辺まで押し上げているが、GFの14(12)nプロセスとTSMCの7nmプロセスは双方とも4Ghz~4.5Ghz以下に壁が存在する。

その結果がコレだ。

つまり今後AMDのCPUがIntelと対等に渡り合うためには、この動作周波数の壁をIntel同様に5Ghz近辺に、或いは今後の事を考えるとそれ以上にまで上げる必要がある。

そうしなければいくら微細化により平時の消費電力が下がっても、自動オーバークロックによるピーク時の動作周波数が上がらず、しかも無理に頑張れば消費電力が非常に残念な結果になるという事になる。

またCPU単体の消費電力以外にもX570を採用するマザーボードの消費電力の高さもあってさらに上積みされている。

これはアイドル時からピーク時まで、X470と比較して10~20W程度はありそうだ。

この消費電力の問題はUEFIやOSのパラメータ調整でまだ大きく変わる可能性が残っているが、そういった意味でも全体的に荒削りのまま製品を出荷してしまった、そんな印象を受けた。


というわけで、発売した瞬間からほとんどの面で完成度の高さを発揮するIntelと比べ、あちこち不具合を残したまま販売してしまうところがAMDらしいといえばAMDらしいが。

この事が一般の完成品パソコンメーカーに採用されにくい足枷になっている気がする。

自作界隈では自力でそのような不具合を克服する事も楽しみの一つとして受け入れられるが、一部のマニアを省いてほとんどの人はそんな不具合を持つ製品など不良品としか看做さないわけで、AMDの今後に不安を感じてしまう。

ただでさえCPUの供給能力が足枷になりやすいAMDで、これは痛い。

まあ性能についてはほぼIntelを超えた事が確実になった今、これからは製品の不安定な部分を出来るだけなくして欲しいと思う。


さあ、後は3800Xの登場でどうなるか。

今の所はギリギリゲーム用途でIntelの方に軍配が上がるが、3800Xが出ればAMD完勝となるのか。

乞うご期待、といったところか。



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Zen2発売を記念して [CPU]

日本国内は今日の夜7時から販売解禁となるZen2。

対象となるモデルは、下が6コアの3600から上は12コアの3900Xまで。
ついでにZen2ではないが、APUの3200Gと3500Gも同時に出る。

ただし未確認ではあるが、8コアの3800Xのみ遅れて12日から、という情報がある。


「Ryzen 9 3900X狙いならお早めに」(7/6)・・・複数ショップ店員談
http://www.gdm.or.jp/voices/2019/0706/311997


この遅れ、やはり8コアのダイが不足しているという事か。

その一方最上位の3900Xは6コアのダイ二個の構成なので、二つまでならば欠陥のあるコアを利用出来る事から予定通りと推測出来る。

また各モデルの人気も省電力モデルの3700Xと12コア以上のハイエンドに偏っており、中途半端な3800Xは不人気らしいので、それにかこつけて後回しにされたようにも思う。

まあいずれにせよ、今回のZen2発売はAMD側もかなり無理をして頑張ったのではないだろうか。


というわけで一部機種が遅れてはいるが、予定通りに発売開始という事で目出度い。

これを記念して、私が使っているWindowzのOEMロゴ(AMD公式画像から自作)を公開しようと思う。

RYZEN_logo.png

使いたいと思う人はロゴ画像を右クリックで保存し、ペイントなどでBMPに変換した後にしかるべき場所(参考のレジストリでは C:\Windows)へコピーしてから以下のレジストリを追加、パソコンを再起動して欲しい。※ファイル名は自由に付けて良いが、以下のレジストリのままとするならば「RYZEN_logo.bmp」とする事。

Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\OEMInformation]
"Logo"="%windir%\\RYZEN_logo.bmp"
"Manufacturer"="AMD Corporation"
"Model"="Ryzen 3000シリーズ"
"SupportHours"="9:00 - 16:00"
"SupportPhone"="03-6479-1550"
"SupportURL"="http://www.amd.com/ja"

使い方は Windows Registry Editor Version 5.00 から "SupportURL"="http://www.amd.com/ja" までをテキストファイルにコピー&ペーストし、内容に関して必要な編集を施した後に保存、ファイル名を「oemlogo.reg」などと変更した後にダブルクリックでインストールする。


なお、「"Logo"=」以下の変数は自由に編集しても問題ない。

例えば "Model"="Ryzen 3000シリーズ" は 敬愛するAMD CEOの名前をいただいて "Model"="Lisa su" としても良い。

知識が不足している方は、WindowzのOEM Logoについて調べる事で理解出来るだろう。

oem_logo_w7.png
OEMロゴの設定例。画像はWindowz7だが、Windowz10でも同様に可能。

このような小細工はすでに非常に多くの方が行っていると思われるが、まだ知らない方もそれなりに居ると思う。

今回のZen2発売を機に新しくRyzenでパソコンを組む方、或いはRyzenのパソコンを新規に購入する方や、現在Ryzenのパソコンを使っている方でこのような小細工が好きな方は挑戦してみると良いかもしれない。


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開先KX-6000と中国 [CPU]

昨日、何か不自然にブログへのアクセスが増えていると思ったら、過去に書いた「開先KX-6000」の記事にアクセスが多い事が原因だった。

そこで「開先KX-6000」について検索すると、Web上のニュースサイトにコレが正式発表されたという記事が7月2日に出ていたのだった。

この正式発表された「開先KX-6000」、最も性能が高いもので「8コア 3Ghz」というスペック。IPCがどれほどかわからないが、VIAのEDENがベースとしたら同じスペックのCore i9の半分程度になるだろうか。

ただ、フルスクラッチの可能性も否定は出来ない。その辺りの情報を私は持っていないし、調べる気も起きないのでなんともいえないところだ。


ちなみにKX-6000の前、現行モデルとしてすでに市販されるKX-5000は、Lenovoなどによってこれを搭載するパソコンやサーバーが開発されている。今の所KX-5000を使った機種は中国国内から出る事は無いだろうが、もっと高性能なCPUが作られるようになればその内に日本でも中国製CPUのパソコンが売られるようになるのかもしれない。



その中国だが、昨日から今日にかけて以下のような記事を見つけた。


中国、新疆に入る外国人のスマホをマルウェアでスキャンか
https://japan.cnet.com/article/35139374/

ウイグル自治区を訪れる旅行者のスマホには監視用スパイアプリが強制的にインストールされていることが判明
https://gigazine.net/news/20190703-chinese-tourists-forced-install-malware/


ウイグルといえば民族弾圧と同化政策で現地の人達が酷く苦しめられているというイメージだが、どうやら外から入ってくる外国人に対しては強制でスマートフォンから情報を抜いている模様。

そもそも個人情報のカタマリであるスマートフォンを、犯罪者でもない旅行者からロックを解除した状態で押収するという事自体許されないと私は考えるが、それが法律として定められているのが中国という国。

人権は共産党の下にあり、人は共産党によって管理される事が中国の常識である。

この件はその一端にすぎないのだ。

とはいえ、今時のスマートフォンは例外なく個人情報が抜かれている。GAFAに代表される企業は、言ってみれば中国共産党の西洋版みたいなものだ。一般にそう思われないのは、顧客である利用者から反感を買うような事を可能な限り“見せない努力”が払われているからだろう。

そしてそもそもが消費者に直接あれしろこれしろと命令しなくても、彼らが自分の意思で支配者の望む行動を取る術を研究し続けている事もある。

まあ、私にとっては中国もGAFAも同じだ。


中国製x86互換CPU「開先KX-6000」の恐怖
https://17inch.blog.so-net.ne.jp/2018-09-21



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あと4日でZen2販売開始、一方Intelは… [CPU]


7月7日の販売開始まであと4日となったZen2。

実際どんなモノかは市場に出てからでないと解らないとはいえ、事前情報ではかなり期待が持てる。

特にハイエンドの性能競争ではIntelがモタモタしているおかげで、Intelが来年いっぱい14nmの10コアがハイエンドであるのに対してAMDのZen2は7nmの16コアであり、恐らく当分の間絶対的なアドバンテージを維持すると思われる。


とはいえ、AMDものんびり構えていられるわけではない。

今年末までに出回るはずのノートPC用10nm CPU“Ice Lake”に対して、AMDはまったく対抗する術が無い。という事は一般向けPC市場の半数以上を占めるノートPCの分野で、AMDのシェア獲得がままならない事を意味する。

現在徐々にノートPCにもRyzen搭載機種が増えてはいるが、シェアは1割にも満たないように見える。Ice Lakeの供給が潤沢であれば、こちらは当分の間これ以上シェアを伸ばす事が出来ない可能性が高い。さらにノートPC向けCPUの一部は、日本国内で大きなシェアを持つ液晶ディスプレイ一体型パソコンに搭載されている。

従って少なくとも、日本国内ではデスクトップ向けでもAMDのシェアが伸び悩む可能性が非常に高いと言える。


一方パソコン市場の精々1~2%くらいしかないと思われる自作市場では、現在Ryzen旋風が吹き荒れている。

7月7日以降はWindowz7のサポート切れに伴うパソコンの需要増に伴ってさらにIntelからAMDに乗り換える人が増えると予想され、AMDのシェアは広がっていくだろう。

だがそれでも、日本国内ではIntelのシェアをあと1割も奪えれば上等な気がする。それだけ日本人にIntelは信頼され、人気であるのだ。


このように製品の性能、販売力とも非常に強力なIntelは、現在品不足解消のため以前は不良品として廃棄していた“GPUが使えない”ダイをも製品として売り始め、CPUの増産を急いでいるという。

この件に関しては以下の記事が詳しい。


Ice Lakeは2019年中に量産開始 インテル CPUロードマップ
https://ascii.jp/elem/000/001/852/1852927/


この記事にあるように、現在のIntelは14nmでの増産を急ぐあまり歩留まりの低下でも悩まされていて、それでも商品の不足を補う努力を精力的に続けている。終わらないCPUの脆弱性と共に商品に色々問題を抱えている状態でありながら、AMDの何倍もCPUを売っているのだから大したものだ。

そして今後は現在抱える様々な問題を克服した新しい10nmプロセスと、そして2021年に出ると言われている7nmプロセスによる新しいCPUがIntelには控えている。

恐らく2021年にデスクトップ向けは10nmで、ノート向けが7nmで出るのだろう。

これらのCPUは現在のCoffee Lakeよりもかなり性能を上げて来る事は明白で、恐らくZen3ではまったく歯が立たない状況になると私は考えている。


2021年と言えば、順調に行けばDDR5に対応する新しいプラットフォームと共にZen4が出る時期だ。

もしIntelが1月に10nmのデスクトップ向けCPUを出したとすると、その時点でAMDはZen3で対抗する事になる。そして“順調に開発が進めば”7月頃にZen4が出て、もしZen4がZen2よりIPCを10%以上、動作周波数を5Ghz以上まで上げることが出来れば、Intelに対抗出来るかもしれない。

なんの根拠もない想像でしかないが、私はそう考えている。



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